Story13-2
B5にたどり着いた私が開いた部屋は仮眠室だった。ここで、あちらの世界とのリンクをはかり、通信を行っている。
カチューシャ「さてと・・・おやすみなさ~い。」
明かりを消し、しばらくすると眠りにつき、合流場所の縞瑪瑙の城へと入った。そしていつものように庭先でお茶を飲んでいると、彼が現れた。
カチューシャ「遅かったわね。」
火龍「そういうなよ。これでもかなり忙しかったんだからな。」
久禮火龍。久禮千葉の弟であり、異世界へと侵攻を行っている。こちらに必要な物のリストを送り、こちらで建造などを行う。完成品は再びそのままで送られていく。資材に関してはヨグ=ソトースがこちらへ送っているので問題はほとんどない。
カチューシャ「ナガトの建造まであと2か月はかかるわよ。」
火龍「そうか。それくらい必要か。」
カチューシャ「と言っても、そっちの世界とこっちの世界では時間の進むスピードが全く違うから、もっと早いかもしれないけど。」
火龍「そうか。こっちは一応ヘルヘイムを傘下に入れてきた。」
カチューシャ「地獄を見てきたのね。」
火龍「それが違っててな。割と上層部はいい子なのに、その上が機能不全に陥っているんだ。こりゃ1から直した方がいいかもな。」
カチューシャ「それはそうでしょう。・・・侵攻はいつごろになりそう?」
火龍「巨人族の侵攻を見てからだな。そろそろ動きだす予感がある。」
カチューシャ「わかったわ。ところで、何か欲しいものはある?」
火龍「いつものように古い武器を頼む。」
カチューシャ「わかったわ。」
火龍「それと、海軍基地の建設を行いたい。資材などに関しても飛行場建設のための最低限の機械を欲しいな。」
カチューシャ「ロードローラーくらいでいいんじゃないかしら?」
火龍「あとは鉄板だな。それさえあれば何とかなる。」
カチューシャ「了解したわ。まあ、それなりに問題が今のところはないから。」
火龍「そっちの決戦はいつごろだ?」
カチューシャ「一応、いくつかの同盟を作ったわ。そろそろアメリカがイラクを手放しそうな雰囲気があるのよ。・・・民主党政権だし。」
火龍「そうか。民主党なら仕方ないな。」
カチューシャ「ええ。石油利権を狙う共和党からすれば、これは許したくないでしょうね。今のうちに中東全域を制圧しておくことも狙ってるわよ。」
火龍「あれだな。RPGで言う・・・」
カチューシャ「魔王?まあ実際合っているだろうし。」
火龍「勇者の居ないRPGでは、魔王軍の大勝利だろうな。」
カチューシャ「そのつもりよ。さてと・・・こんなところかしらね。それじゃあさようなら。」
火龍「ああ。・・・そういえばロストヴァの方はどうしたんだ?」
カチューシャ「彼女は今、別の世界でお茶会をしに行ってるわ。クフィレルさんとのお茶会があるって言って、とっても落ち込んでたわよ。」
火龍「お茶会で落ち込む・・・そのクフィレルってどんな人物だ?」
カチューシャ「どっちかというとその近くにいるメイドね。あのメイドは手加減なしのクフィレルラヴだしね。」
火龍「そ、そうか。それじゃあな。」
カチューシャ「ええ。それじゃあまた。」
そう言って再び目を開けて、いつもの場所へと戻ってきた。




