Story12-3
カチューシャ「トーチカ!」
トーチカ「襲撃です。ALC連合とおぼしき戦闘員が首都に多数。同時刻、拠点の数か所で自動車と迫撃砲による襲撃を確認。」
カチューシャ「テロね。EKBの連中は?」
トーチカ「各自で戦闘中です。損害は奇襲攻撃であったにも関わらず、ほぼゼロです。」
カチューシャ「わかったわ。大統領。首都を一時的に離れましょう。」
ジャン「しかし・・・どこに逃げるというんだ。」
カチューシャ「連邦にご招待します。あなたは、会談を行うために極秘裏にソマリア連邦に向かっていた。その時にテロが起こったことにします。」
ジャン「なるほど。しかしどうやって行くのだ?」
カチューシャ「予備戦力のT-80Uに連絡をしなさい。こっちにはクーガーをよこすようにしなさい。」
トーチカ「T-80Uに出撃要請を出しました。クーガーの到着は1分後です。」
カチューシャ「いいわ。さあ、移動よ!」
護衛であり、今回の作戦の指揮官でもあるトーチカを含めた部隊の数はおおよそ5人だった。私自身が武器を持っているので、併せて6人という事になる。一応はどの人物も元Force ReconやSASなどの人間であるため、行動に関しては申し分のない練度だ。
ポール「ロビークリア!」
サイモン「クリア?どこからどう見ても虐殺の後だ。ここを通るのはやばそうだ。」
ロビーに人影は確かに見つけられなかった。なぜなら、どの人間も血だらけの状態で倒れているからだ。おそらく最初の爆発に巻き込まれたのだろう。こうなっては生きているとは思えない。
マック「落ち着いていけ。五感のすべてを研ぎ澄ませながら進め。」
ジョン「偵察兵時代の経験か?」
マック「それを言うな。ウクライナの話は勘弁してくれ。」
グリフォン「どうでもいいが、先に進もうぜ?」
トーチカ「おしゃべりはいい加減にして進むわよ。」
サイモン「了解だ。・・・ところでトーチカ指揮官。この任務が終わったら・・・」
トーチカ「おしゃべりは結構と言ったわよね?」
サイモン「りょ、了解。」
いろいろな経験を経たトーチカは最近、いろいろな兵士に好かれているような気がする。というよりも仮にトーチカが人間の男性と結婚したら、その子供はどちらに似るのだろうか。小説では人間よりも神話生物側に似るはずであり、実際のハーフを見てみると人間側に似ている。もっとも、トーチカは神格ではないのでこの区分には当てはまらないかもしれない。・・・なぜか試してみたいと思った私だった。
トーチカ「クーガーは裏手に回しました。また、T-80Uも到着しました。また、空軍部隊のMi-24Spも配備完了しました。クーガーで合流地点まで移動ののちにMi-24Spで脱出となります!」
カチューシャ「大統領、クーガーの移動中に攻撃を受ける可能性もあります。十分に気を付けてください。」
ジャン「わ、わかった。脱出までの経路はそちらに一任しよう。」
トーチカ「さあ、乗ってください!」




