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Story12-2

カチューシャ「初めまして大統領。私はエカチェリーナ・リトヴァク。ソマリアの全権大使として派遣をされました。」


ジャン「初めまして。ジャン・イッガと申します。わざわざこんなところまで来ていただき感謝します。」


カチューシャ「いえいえ。ところで、今回の会談はそちらからの提案だったとのことですが・・・。」


ジャン「ええ。我が国は現時点で最後に成立した独立国家です。テロなどの問題やゲリラによる攻撃もいまだに起こっています。」


カチューシャ「そのようですね。アメリカ軍もかなり手を焼いていたとか。」


ジャン「はい。我々も掃討作戦をかけているのですが、思ったように行きません。」


カチューシャ「石油利権に関しても、もめているのだとか。」


ジャン「はい。国境線をまたぐように原油が眠っております。資源の帰属をめぐっても争っています。」


カチューシャ「なるほど。大体わかりました。紛争中の相手国が、ロシアから新たにMi-35などの対地ヘリを採用したことによってますます対抗が難しくなっている。そう考えると、PKOを要請した理由もおおよその理解が付きます。我々が介入することにより、石油などの利権を保持する事をしたい。」


ジャン「・・・はい。その通りです。我々の地下にある資源は我々の物です。しかし、我々にはそれを守ることすらできない。テロ組織やゲリラたちに軍事力を割いている為です。そこで、私はPKFの派遣を要請しました。石油利権が欲しいアメリカはすぐに来ました。しかし、そんなアメリカも政治的理由によって撤退をしました。もはや頼れるのはあなた方しかいないのです。」


カチューシャ「・・・わかりました。という事は、こちらが軍事力を出せば石油を見返りに与えることを考えないでもないという事ですね?」


ジャン「はい。石油の利益の20%を差し上げます。その代りに、こちらへ軍事力などを割いてほしいのです。」


カチューシャ「石油利益の20%ですか。わかりました。本国に持ち帰ってできる限り良い返事をするように掛け合ってみます。」


そう言っていたときだった。外で大きな爆音がしたのは。

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