Story11-2
その電話を受けて陸軍大臣はすぐに飛んできて敬礼をした。私はそのまま椅子に座ってもらい、PKO派遣の話をした。
アフメッド「それで、アメリカの代わりに引き受けることにしたと。」
カチューシャ「ええ。このアフリカから少なくともアメリカの力をそぎ落とすことが第一目標なので。」
アフメッド「しかし・・・陸軍の現戦力は3万前後。テロなどの突発的事象に対抗するためにはあまり割けません。」
カチューシャ「大丈夫よ。陸軍派遣は最大でも5000人。あとは私が何とかしてみる。」
アフメッド「わかりました。それでは、指揮官に関してですが。」
カチューシャ「ええ。それに関してはトーチカに任せようかと思っている。」
アフメッド「トーチカ・・・ですか。ところで、このことは大統領には?」
カチューシャ「これからよ。一応電話で概要だけ話しておいたから、あとは議会が首を縦に振るかどうかね。」
アフメッド「とりあえずこちらは準備だけをしておきます。」
カチューシャ「お願いね。」
その後、議会でもPKO派遣法が制定された。内容は『一地域の安定化を求めるために国連などの組織から要請を受けた場合において、軍の派遣に関して大統領権限を行使できる。』というものだった。
その数日後、兵士の選定が始まった。ナイル=アザニア共和国は第二次世界大戦以前の植民地時代においてイギリスの支配を受けていたため、英語が公用語になっている。また、イスラム教徒が非常に少数を占めてもいた。そのために以下の条件が必要になった。
1.英語が堪能ないしは日常会話程度であれば話せる人間であること。
2.宗教的な問題に関して寛容であること。
3.人格的に問題の無い者
という3つが挙げられた。1は比較的多くの該当者がおり、3に関してもあまり問題にはならなかった。しかし、2に関してが一番の問題になった。連邦内の95%がムスリムであり、ナイル=アザニア共和国が独立する前の内戦でも、この宗教対立が引き金の1つだったともいわれるほどなのだ。また、その他の5%に関して見つけることが難航をした。結果的に、派遣可能な陸軍兵士は1780名、残りを海軍から海兵隊員を創設することで280人を出すことになった。総派遣数は2060人となり、足りない分をEKB社の面々から出すことになった。EKB社は基本的に英語が主体になっている上に、表向きプロテスタントが多数を占めている為、問題が全くなかった。結果、編成などは以下のようになった。
国際連合ナイル=アザニア派遣団
兵員数
陸軍:1780名
海兵隊:280名
EKB社:7940名
装備など
ソマリア連邦軍 第1統合作戦部隊
AK-74:1600丁
H&K MG4:80丁
H&K MP5:10丁
ISaiga12:90丁
M4Carbine:280丁
M9:2060丁
BTR-80×3両
ストライカーSA×2両
EKB社 第1派遣部隊
PX-4ESM:7900丁
AT-4:20丁
FIM-92:20丁
P226E2C:7940丁
BTR-90×10両
BTR-D×12両




