Story9-3
パトリシア「あ、カチューシャちゃんおはよう!起きるのが早いんだね!」
カチューシャ「あ~・・・早く起き過ぎたわ。」
パトリシア「ん~?なんか寝不足みたいだけど大丈夫?」
カチューシャ「ちょっとあってあんまり寝てないのよ。」
そう言って私はコーヒーを飲みながらテレビをつけた。テレビは朝のバラエティの時間だったらしく、アイドルらしい人が出ていた。
パトリシア「あ~!サーシャちゃんだ!」
カチューシャ「・・・だれ?」
パトリシア「知らないの?サーシャ・スカーレットっていうアイドルだよ!本名はアレクサンドラってらしいよ。なんでもロシア出身の子で歌がとってもうまいんだって!」
カチューシャ「それはまあ・・・そういうものなんじゃないの?」
パトリシア「む~・・・聞いた話だとルーマニア生まれの弟がいるんだって。でも途中で離ればなれになってその後は行方不明なんだって。」
カチューシャ「・・・そう。」
はっきり言うとかなりどうでもいい話だった。テレビの話を聞きながら私はコーヒーを啜った。
キャスター「それでは、サーシャさんは軍隊にも興味があるのですね?」
サーシャ「はい!小さい時にお父さんから兵隊のお人形をもらって以来ずっと好きです!」
キャスター「そうですか。・・・おっと、そろそろ番組も終了の時間になってきましたね。それでは最後に1曲だけ歌ってもらいましょう。歌う曲はもちろんこの曲。Lost island。」
そのまま画面が切り替わって曲が流れ始めた。・・・聞いているうちに私はあることに気が付いた。この曲はどこかに狂気を持っている。とても美しい曲なのだけど、どこかに狂気が隠れている。なぜそう思ったのかはわからない。でもそう聞こえた。しばらくすると曲が終わり、番組もそれで終わった。
番組が終わってすぐに会合場所へと向かった。少し眠たそうですねと言われたので入念にチェックして考えていたと言った。結果だけを言うとODAは受け入れ、借款を受けることにした。その一方で連邦海軍はソマリア近海、正確にはインド洋もある程度含めた地域の安全な航行に最大の努力をすると返答した。それだけで会合は終わった。会合が終わってすぐに私は大使館に戻って寝ようとした。実は私、車の中では寝られない体質なのだ。そして、これ以上起きていると精神的に無理があると思ったからだ。しかしこういう時に限って朝のラッシュに巻き込まれた。
カチューシャ「・・・まだかしら?」
完全に怒りを全面に出していた私の声に運転手はひるんでいた。いつまでたっても進まない。しかたなく私は歩いていくことにした。降りたところから数分で大使館には着く。そう思いながら歩いていた。そんな時だった。私が彼女と会ったのは。歩いて2分も経たないところで1人の女性と私はぶつかった。
旧暦ではもう春のはずですよね。でもまだまだ寒いですね。
・・・ところで月の変わり目はどこが次の更新日なのかわからなくなりますね。




