Story8-5
カチューシャ「こんにちは、3か国のトップの方々。」
その言葉にトップたちは反応を示さなかった。
カチューシャ「それでは・・・まず今回の顛末を話してもらいましょう。まず1つ目、今回の侵攻の理由は?」
すると3か国のトップがそれぞれ話を始めた。侵攻の理由、黒幕の正体、そして・・・その後をどうするつもりだったのかを。まとめると、今回の侵攻の理由は連邦憲法が原因だった。アフリカでも、アラブ諸国に近い場所に存在するソマリアはイスラム教の国だった。そして連邦になった際に国教として正式に認定されるものだと思っていた。しかし、それを私は拒否して宗教の自由を宣言した。それを危険視したアラブ諸国の国王や関係者が今回の侵攻を行うように圧力をかけたのだという。ソマリアが陥落した後は考えていなかったという。領地の統合や再分裂の可能性は全く視野に入れていなかったという。
カチューシャ「・・・やっぱり、宗教なんて馬鹿馬鹿しいものね。なんでそんなものを人間は簡単に信用するのかしら。」
そして私はこういった。
カチューシャ「考えが変わったわ。・・・今ここで死んでもらう。さようなら。今ここで祈っても無駄よ。神は・・・あなたたちの信じている都合のいい神なんていないんだから。」
そう言って護身用のP226E2の引き金を引いた。すべての作業が終了したときに部屋にあったのは、返り血だらけの私と数名の監視役、そして無残なスーツ姿の死体だけだった。
カチューシャ「各国の首都で国民投票を行うわ。連邦に入るか、それともいつ終わりを迎えるかわからない独立を維持するか。全員に選ばせなさい。それと・・・そこに転がっているゴミは焼いて灰にして海にまいておきなさい。」
そう言って私は執務室へと戻って行った。




