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Story8-1

お久しぶりです。リアル多忙に付き、かなり書くのが遅くなってしまいました。相変わらず時間が取れないので多分次の更新は少し先になると思います。

代わりと言ってはなんですが、件の別の小説を別媒体で書いていたのでそれをアップし始めることにします。

Story8 First Blood(最初の布石)


今、私はソマリアのインド洋沿岸に停泊している私所有の高速巡洋艦シベリアの艦内にいる。広い会議室の中には3人の人間がいる。左にいるのはアブドゥル・ユスフ大統領、右にはアフメッド・ヤシン大統領、そして対面にはハッサン・モハメド大統領が座っている。座っている理由は簡単だ。連邦設立のためだ。


カチューシャ「・・・それでは、この場において皆さんは私こと、エカチェリーナ・C・リトヴァクを中心としたソマリア連邦の設立をここに宣言します。異論のある方はこの場において異議を唱えてください。」


その声のあと、しばらくの沈黙が流れる。そして1分が経った。


カチューシャ「異議はないものと判断をいたします。それでは本艦はこれより海軍司令部の港となるメルカへと移動をいたします。その後、首都ガローウェへと移動をし、本連邦設立の宣言を国民に対して行うものとします。」


ピリピリと張り詰める場がその言葉で緩んだ。そして私は各員に握手をさせあった。あれから4年。私は大学を無事に卒業した。それもトップで。大学にいるときにPMCを2つ起業した。1つは私が表立って所有するエカチェリーナ・キルストリークブレイカー社、略してEKB社だ。これは発展途上国の平和維持のための警備会社という名目で起業をした。本社はロシアのサンクトペテルブルクにある。もう一つはエリカ・プライマリーセキュリティー社、略してEPS社だ。こちらは輸出入業者などの海上護衛のための会社だ。本社はドイツのフランクフルトにある。2社の一般公表戦力を合計するとアフリカの小国程度の戦力がいる。もっとも、一般向けでない戦力を合わせると軽くアメリカ軍を超えることになる。この2社を使ってソマリア内で分裂していた各国の大統領府を制圧した。そして強制的に話し合いに応じさせた。相手も反撃をしなかったわけではない。しかし3分もかからずに制圧されたことを見て全員が連邦設立に賛成をした。


カチューシャ「続いて連邦大統領ですが、この中の誰かにさせると争いが起きます。なので、全員が賛成する者を挙げてください。」


その答えはすぐに出た。カルジ・ムハマドという男性だった。大統領が決まったのち、憲法の設立を行った。日本、アメリカ、ロシア、イギリス、ドイツ・・・多数の国の憲法を元にした憲法草案を作った。そうした巡洋艦内での話し合いから始まった国家建設はその50分後には全国民へといきわたることになっていた。


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