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『クトゥルフ神話系ストーリー』 事象の境界線に立つ少女の記録  作者: S.R.Scarlet
第1章 少女が過ごしたハーフたちとの4年間
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Story7-1

Stroy7 Additional Time(過程の勝者達)


あのボストンの事件から6か月経った2010年1月。私は家にいました。あの事件の後、私はあることを考えていました。エリカ・N・メッサーシュミットの言ったあの言葉、『エカチェリーナ・C・リトヴァク、あなたは地球生まれなんかじゃない。ましてや人間ですらない。』もしそれが本当だとすれば、私は何なのでしょうか。考えても答えは出てきません。そんなことを考えて6か月を迎えました。学校自体は2学期で終わるのでこれから3月の卒業式までは何か問題を起こさなければ無条件で卒業、大学への入学ができます。


カチューシャ「あと2か月。」


お正月にもかかわらず家には私以外誰もいません。正月なのに誰もいないのは、両親ともに仕事で出かけているのが理由でした。


カチューシャ「自分の自由に別れの挨拶を・・・ね。」


あの日に言われたあの言葉。明らかに私を拘束しようという気がある目でした。私を拘束して何をする気なのでしょうか。何のために、それがわからないのはとても不安でした。


ヒトミ「カチューシャさん?」


カチューシャ「・・・あ、ヒトミさん。どうかしましたか?」


ヒトミ「なんだか思いつめたような顔をしていましたから。どうかされたのですか?」


カチューシャ「何でもないの。何でもないですよ。」


ヒトミ「・・・?そうですか。何かあるのであれば私も相談に乗りますよ。」


カチューシャ「・・・ありがとうございます。でも大丈夫です。」


あの日言われたことは誰にも言ってはいませんでした。無駄な心配をかけたくはなかったからでした。そう思っているとヒトミさんの後ろからスーツ姿の男性が何かを耳打ちしていきました。それを聞いたヒトミさんの顔も真剣な顔になっていました。


ヒトミ「ごめんなさいカチューシャさん。緊急の用事が出来たわ。」


カチューシャ「そうですか。・・・それなら私は帰りますね。それではまた卒業式にでも会いましょう。」


ヒトミ「そうですね。それでは。」


そう言って行ってしまった。私も私物を鞄に入れて家に帰ることにしました。家へと帰る途中で私は千葉さんとタマラさんに出会いました。


千葉「あ、カチューシャさん。こんにちは。」


タマラ「本当ね。こんにちは。」


カチューシャ「あ、こんにちは。」


なぜかその日はたくさんの人に会う日でした。


千葉「カチューシャさんは今からお帰りで?」


カチューシャ「はい。さっきまで用事があったので。」


千葉「そうですか。私達はこれから用事があるので。」


タマラ「緊急の案件で行かなければならなくなったのよ。それじゃあまた。」


カチューシャ「それでは。」


そう言って短い会話をして別れました。家に帰る途中で私は近くの商店街によりました。コンビニでホットコーヒーを買って出てみるとカーナーさんとパトリシアさんがいました。


パトリシア「あ!カチューシャちゃんだ。こんなところで会うなんて奇遇だね!」


カーナー「本当ですね。こんにちは。」


カチューシャ「パトリシアさんにカーナーさん。こんにちは。」


パトリシア「ん~?なんかカチューシャちゃん元気がないみたい。どうかしたの?」


カチューシャ「なんだか今日は友達にたくさん会っているので。」


パトリシア「ふ~ん。ドラマとかだと自分の死ぬ前にそんなことがあるよね。親しかった人とか恩義を感じている人とかに会って死んじゃうっていうの。」


カーナー「縁起の悪いこと言わないの。」


カチューシャ「・・・。」


確かにドラマとかだとよくある話です。親しかった友人や先生、助けてくれた人に出会って最後に死んでいく。とても似ていました。


パトリシア「も~、カチューシャちゃん冗談だよ。元気出して!」


カチューシャ「そうですね。」


パトリシア「そうだよ!元気を出していないと!」


カチューシャ「それでは私はこれで。」


パトリシア「うん!じゃあねカチューシャちゃん。」


カーナー「それではまた卒業式で。」


そういって2人とも進んでいきました。


カチューシャ「・・・今日なのかな。」


もし、パトリシアさんの言葉が本当だとしたら、家に行く途中ないしは家の前で待ち構えているはずです。そして家に行くと、やはり立っていました。

そろそろストックが尽きてきました。忙しくなってきた今日この頃、時間がある時に書くのが問題なのでしょう。と言っても、もう1章も終わりに近いです。Story7が1章の終わりと考えています。一応、どんな話を書いていこうかというのは書いてあるので苦労はほとんどないと信じたいです。

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