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After Story6 加速する変化
目覚めたカチューシャはいつも通りの一日を送り始めた。いつものように朝食を食べ、そしていつものように本を読んでいた。しかし、集中をできてはいなかった。その理由はあることにあった。
カチューシャ「・・・また聞こえ始めたわ。この音は何なの?」
そう。最近、カチューシャはある音に悩まされていた。ボストンに行ってからその音が聞こえ始め、最近になってからその音が聞こえる回数も多くなっていった。
カチューシャ「それに・・・最近なんだかぼやけて見え始めたわね。・・・目が悪くなったのかしら?」
そのせいもあって集中が出来ず、彼女は本を置いて外にでた。町に出て、喫茶カーナーヴォンに行こうとしたからだった。家を出てから歩いて数十分で目的地についた。いつものように扉を開けて店主にいつもの紅茶を注文する。店主が後ろを向いて紅茶を淹れ始めた時、カチューシャはあることに気が付いた。
カチューシャ「なんなの・・・?あれはなんなの?」
彼女は確実に変わっていく。それはとてもゆっくりと、気が付かないくらいの速度で変わっていくのであった。




