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『クトゥルフ神話系ストーリー』 事象の境界線に立つ少女の記録  作者: S.R.Scarlet
第1章 少女が過ごしたハーフたちとの4年間
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Story5-1

Story5 Caution (連合結成)


あのアフガニスタン戦から3か月後の2009年7月。私はアメリカのボストンにいました。私のいる高校は上に大学が存在していて、内申点などが高い生徒はエスカレーター式に大学へと上がることができます。私は内申点がある程度高かったので5月中に大学への切符を持っていました。新たに設置された学部を含めると選べる学部は3つありました。経済学、法学、総合国際関係政策学部の3つでした。選んだ学部は総合国際関係政策学部でした。名前のほかに、世界情勢を知っておきたいと思ったのが選んだ理由でした。進学は決定したので、受験をする必要がなくなり、暇になった私のもとにヒトミさんが声をかけてくれました。ヒトミさんや千葉さん、カーナーさんにパトリシアさん、タマラさんも総合

国際関係政策学部に進学が決まっているということで決まった祝いにアメリカの東海岸を7月にみんなで旅行しようということになったからでした。


ヒトミ「久しぶりに本国に帰って来れたわ。」


カチューシャ「座っている時間が長かったですね。エコノミー症候群にならないか心配でしたよ。」


千葉「アメリカに来たのはこれが2度目。東海岸へは初めて来た。」


タマラ「インスマスのみんな元気かな。」


カーナー「アメリカの東海岸は栄えてますね。さすが独立13州。」


パトリシア「ふぇぇ。あの人すごい。横断歩道を宙返りしながら渡っちゃった。」


ヒトミ「さてと・・・ボストンに来たのだから・・・故郷のウィスコンシン州のスペリオル湖にでも行きましょう。」


タマラ「・・・やっぱり仲間が心配よ。先にインスマスに行きましょう。」


ヒトミ「あんな他人に優しくない観光地じゃないところに行くのはまっぴらよ。」


タマラ「あなたのスペリオル湖だってどうせ身内が心配だからなのでしょ?だったらこっちが。」


ヒトミ「インスマスは治安の問題があるのよ。だからだめよ。」


タマラ「いいえ!絶対に・・・」


ヒトミ「ノーよ!治安の問題が・・・」


カチューシャ「・・・カーナーさんお願いできますか?」


カーナー「来て早々にケンカはやめてください。こういう時は万人が使うじゃんけんで決着を着けたらどうでしょうか?」


その結果タマラさんが勝って、インスマスへと向かうことになりました。


タマラ「言っておくけどインスマスは第二次世界大戦終了時と比べたら治安は格段に良くなっているわよ。一応は私が直轄統治していた場所なんだから。」


そういってインスマス行きのバスが来るアーカムのバス停に向かうとちょうど5分前にバスが行ってしまったようでした。次の到着時刻は5時間後でした。


ヒトミ「運がないわね。」


タマラ「・・・。」


タマラさんは誰が見てもわかるほどの悔しそうな顔をしていました。バスを待っているわけにもいかないので来た道を戻ろうとしたときでした。


???「ヒトミ司令ではないですか?」


そう言った声のもとを見てみると1人の兵士が立っていました。


ヒトミ「アリス少佐じゃないの。」


アリス「お久しぶりです司令。そちらの方々は?」


ヒトミ「私の通っている高校のクラスメイトよ。」


アリス「こんにちは。」


ヒトミ「ところであなたはなぜここに?」


アリス「ええ、実はメリーランドの陸軍博物館のメンバーに止められまして、インスマスの向こう側にある整備工場に定期メンテナンスする戦車を持って行けと言われたので。」


ヒトミ「戦車?陸軍博物館の?」


アリス「はい。ミスで乗り忘れられたT-34/74とT-34/85中戦車を持って行けと言われたので車長と操縦手の計4名で移動中でした。ヒトミ司令はなぜ?」


ヒトミ「バスを待っていたのよ。インスマスに行きたいのだけど、途中までお願いできるかしら?」


アリス「お安いご用です。どうぞこちらに。」


そう言って戦車の中に入れられた。74にカーナーさんとパトリシアさん、タマラさんが乗り込み、85に私とヒトミさん、千葉さんが乗って行きました。戦車は時折ロシアの民謡を歌いながら北上していき、インスマスヘとたどり着きました。


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