Story4-3
リーンウェブ「紹介する。ライノラ、エイル、ラスカー、パウク、そして副隊長のフェルリーンだ。」
カチューシャ「・・・?あの、4人しか見えないのですが・・・。」
ライノラ「ここだよここ。」
カチューシャ「・・・?」
声の出所を見てみると、エイルと言う名前の方の肩に小さな子がいました。
カチューシャ「あなたが・・・ライノラさん?」
ライノラ「そ!僕がライノラさ。ドイツ生まれの偵察兵科だよ。」
カチューシャ「そうなのですか。・・・で、あなたがエイルさんですか。」
エイル「そうです。後方支援部隊の衛生兵科をしています。」
カチューシャ「隣がラスカーさんですか。」
ラスカー「そうよ。エイルと同じ衛生兵科で、主に新薬の開発をしているわ。」
リーンウェブ「薬が効くのはいいのだが・・・少しマッドサイエンティストなところがあってな。この前処方された薬を飲んだら1日しびれて実験台にされかけて大変だったんだからな。」
ラスカー「仕方ないでしょ。新薬に副作用はつきものよ。臨床試験を重ねて初めて売り出せるレベルになるんだから。」
リーンウェブ「隊長を実験台にしないでくれ!」
カチューシャ「で、さらにとなりがパウクさんですか。」
パウク「そうだよ!特殊諜報兵科のパウク一等兵だよ。」
カチューシャ「それであなたが副隊長のフェルリーンさんですか。」
フェルリーン「・・・。」
カチューシャ「・・・?」
リーンウェブ「ああ、ごめんな。こいつ初対面の相手が苦手でな。」
フェルリーン「ばか!そんなわけないじゃないの!ちょっと考え事してただけよ。・・・副隊長のフェルリーンよ。隊長と一緒に突撃兵科をしているわ。よろしく。」
リーンウェブ「さて、紹介も済んだところでさっそくアフガニスタンに行くか。よし。全員飛び込め!」
そう言って床に作られた魔法陣の中に飛び込んでいきました。私も後を追って飛び込むとそこは砂と岩だらけの砂漠でした。
リーンウェブ「これより北方に向かい、敵性勢力を叩き潰す。制圧後に重要書類などがないか探索を行う。用意はいいな?」
フェルリーン「もちろんよ。さっさとして帰りましょ。」
カチューシャ「私たちは遠距離から支援攻撃を行います。全部隊、自由に展開してよいが、決して友軍誤射をしない事。展開開始!」
そう言って部隊は各々の思う適切な場所に動いていきました。
カチューシャ「まずはお手並み拝見と行きましょう。PzH、グヴォズジーカ?前方500mの敵拠点に制圧射撃を願う。座標はA-X-E-7」
PzH「Roger!(了解です!)」
グヴォズジーカ「Понял!(了解!)」
しばらくすると槍が雨のように降ってきました。槍のように降る雨が降り終わるとそこに敵は居ませんでした。
カチューシャ「熱源反応・・・なし。よくやったわ。」
リーンウェブ「これより探索を開始する。上空をにらんでおいてくれ。」
カチューシャ「了解。ストレラ?トール?わかったわね?」
ストレラ・トール「Понял!(了解!)」
そう言ってから10分ほどしたでしょうか。リーンウェブの部隊から連絡が入ってきました。
リーンウェブ「敵拠点の探索を完了した。重要書類が1つだけあった。やつらアメリカ軍とつながっていやがった。これより帰還する。」
カチューシャ「了解した。上空に機影はな・・・あれは?」
上を見上げると横に長い航空機が1機だけ飛んでいました。胴体にはミサイルが付いていて、報告がないことからも敵性であることは明白でした。
カチューシャ「ストレラ、トール。上空にミサイルを積んだ航空機を発見。撃墜せよ。」
そう言うとストレラとトールは空に細長い槍を投げ撃墜してしまいました。
カチューシャ「目標撃墜。よくやった。」
リーンウェブ「こちらリーンウェブ。撃墜したのは航空機か?それともヘリか?」
カチューシャ「ミサイルを搭載した航空機を発見したので撃墜しました。やけに主翼が長いのが特徴でした。」
リーンウェブ「まずいな。それはアメリカ軍の偵察機、RQ-1プレデターだ。すぐに帰還するぞ!」
カチューシャ「了解。全部隊に告ぐ。作戦成功。すぐに帰還せよ。敵が迫っている可能性がある。繰り返す。敵が迫っている危険性がある。全部隊帰還せよ。」
その後全部隊が1分で揃い、再び影の世界に帰りました。
リーンウェブ「今回の任務で世話になった、カチューシャ旅団長。」
カチューシャ「こちらこそお役に立てて何よりです。」
リーンウェブ「エカチェリーナ・ロストヴァ様にもよろしくお伝えください。」
カチューシャ「分かったわ。」
アイリス「それではこちらにどうぞ。」
そして来た時と同じ方法で影の世界から帰ってきました。
カチューシャ「それではお元気で。」
アイリス「そちらこそお元気でいてください。」
そう言って彼女は再び影の中に入って行きました。その夜、カチューシャに作戦は無事に終わり、損害もゼロであったことを伝えました。




