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『クトゥルフ神話系ストーリー』 事象の境界線に立つ少女の記録  作者: S.R.Scarlet
第1章 少女が過ごしたハーフたちとの4年間
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Story3-6

カチューシャ「ありがとうPzH。ここからは私の出番よ。」


そう言った瞬間、敵襲を受けた敵の本陣から3体のヘビ人間が飛び出してきました。全員が剣を装備して。


カチューシャ「槍は剣より強し。それを知らないのかしら?」


そう言ってから私は槍を使って攻撃をし続けました。槍を投げては次の槍に持ち替え、近接攻撃には突きで対応し・・・気が付いたときには敵は居ませんでした。


カーナー「すごい・・・。」


パトリシア「カチューシャちゃん・・・すご過ぎる。」


後ろを振り向くとそこには数名のグールを引き連れたカーナーさんとパトリシアさんがいました。


パトリシア「暴風雪・・・まるで暴風雪みたいだった!」


聞くと、血がまるで地吹雪のように舞っていたということでした。


カーナー「暴風雪のカチューシャ・・・どこかで聞いたような名前ね。でも2つ名として不足はないんじゃないかしら?一応グールたちから見れば英雄よ。」


カチューシャ「・・・ところで、本陣が壊滅したということは・・・」


カーナー「そうね。任務完了。あとは学校に戻って軍隊を創って自由ね。」


パトリシア「生徒会長はカチューシャちゃんどうするの?」


カーナー「それなら決選投票でもしたらどうかしら?」


カチューシャ「とりあえず戻りましょう。帰って報告しないと。」


カーナー「そうね。・・・これより本部隊をフレッシュ1と命名する。作戦などが入った場合は・・・追って話す。」


グール「了解です!」


そう言ってグールはあの墓穴ぎりぎりまで送ってくれました。外に出るとすでに夜になっていました。


カチューシャ「それじゃあまた学校で。」


パトリシア「またね!」


カーナー「また学校で。」


カチューシャ「あ、そうそう。今回の事は3人だけの秘密。いい?」


カーナー「もちろんよ。」


パトリシア「逆に言えば3人の間では話してもいいんだよね。じゃあね。」


そう言って別れました。その後、あの庭園で今回の事を話しました。


カチューシャ「・・・それでなんとか連れ戻したのよ。」


ロストヴァ「そう。でも、槍術がそこまで上達しているなんて。」


カチューシャ「相手が剣で運が良かっただけよ。」


ロストヴァ「1個大隊分の軍を持ってみる気にならない?」


カチューシャ「持っても構いませんけど・・・良いのですか?」


ロストヴァ「ここに居座っている私よりよっぽど使ってくれそうだからいいの。」


カチューシャ「それならお願いします。」


ロストヴァ「まずはPzHに加えてグヴォズジーカとストレラ、ノーナS、オブイェークト219ASとシルニー、それからグラーチュをつけるわ。陸5、海1、空1を預けるわね。」


カチューシャ「わかりました。好き勝手に扱っても良いのですか?」


ロストヴァ「もちろん!好きに使って。」


カチューシャ「分かりました。」


そう言ってお茶会を始めました。後日生徒会長選挙が行われた結果、カーナーさんが返り咲きました。


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