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『クトゥルフ神話系ストーリー』 事象の境界線に立つ少女の記録  作者: S.R.Scarlet
第1章 少女が過ごしたハーフたちとの4年間
17/73

Story3-2

人物紹介は最後でいいですかね。1週間では誰からも来なかったですし。なので、前作の後書きは削除します。

5月1日。私たちは東京駅に着きました。JR中央快速線に乗って東京駅まで1時間ほどで到着し、これから上野駅に向かうところでした。


千葉「東京と言ったら上野や秋葉原。サブカルチャーを楽しまないと。」


ヒトミ「サブカルチャーならブラジルに好きなハーフがいるけど・・・そういえば頼まれていた品があったわ。JR・・・山手線に乗るのですね。」


そうしてJR山手線で秋葉原にやってきました。


タマラ「む~・・・なんかクトゥルフ神話をモチーフにしたライトノベルがある。ショゴスも出てくる話?なんかいろいろな神話が混ざっているみたい。」


カーナー「一応サブカルチャーの本拠地みたいに言ってますけど、秋葉原は元々パソコンとかの電子機器を扱っているところだったのですよ?それに・・・」


そう言って和気あいあいと秋葉原の電気街を進んでいった。


カーナー「・・・ところでカチューシャは本当に行きたかったところがあったのではないのですか?」


カチューシャ「・・・。」


最近のカーナーさんはとても落ち着いている。先週までのあの眠たそうな憂鬱な顔が嘘のように晴れ渡っている。あの神格のハーフ・・・いや、クォーターの特徴にそっくりだ。もしかしたらもうすでに・・・


カーナー「カチューシャ?大丈夫?」


カチューシャ「・・・え、なんですか?何かありましたか?」


カーナー「びっくりしたわよ。急に黙って返事も返さないから・・・。」


カチューシャ「ごめんなさい。少し考え事をしていて。」


パトリシア「もー、おねえちゃんに続いてカチューシャちゃんも変になっちゃった。」


カチューシャ「ちょっとね・・・気になることがあったから。」


そう言って話をそらすことにしましたが、もし私の考えていること。あの神格のクォーターだとしたら・・・カーナーさんはいずれこの地にいられなくなる。そう思いました。


カーナー「最後に上野駅から京成線を使うといいかもしれない。博物館動物園駅っていう珍しい廃駅が見られるから。」


そう言って私たちは京成線に乗りました。京成線の京成上野と日暮里駅には2つの駅がもともとあって、そのうちの1つが保存の良い状態で残っているらしいとカーナーさんは言っていました。そしてその駅を通り過ぎる時に私は赤い点を見た気がしました。一瞬だったので、非常用ボタンを見間違えたりしたと思いました。しかし、カーナーさんは何かを真剣にその駅を過ぎてから考えていました。その後私たちは日暮里駅で下車し、ゴールデンウィークの話をしていました。話をしながら日暮里駅から東京駅に向かいました。東京駅に着いてから少し時間が余ったことに気が付き、東京駅で少し買い物をすることにしました。その途中で事件は起こりました。


カチューシャ「ゴールデンウィークはいろいろとしなければならない人もいて大変ですね。カーナーさんはどうなのですか?」


返事は返って来ませんでした。きっと考え事をしている。だから返事が返ってこないのだと私は思いました。そう思って最後尾のカーナーさんの方を振り向いたときには・・・カーナーさんはもうそこにはいませんでした。

実は小説の題名を変えようかなと思っています。可能な限り続けたいなと思っているので。

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