表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『クトゥルフ神話系ストーリー』 事象の境界線に立つ少女の記録  作者: S.R.Scarlet
第1章 少女が過ごしたハーフたちとの4年間
1/73

Prologue

2007年4月。

私はとある東京の郊外に位置する有名私立高校に入学しました。

学校の名前は聖線高校という大学の付属校として設立された学校で、

大正時代に陸軍の、第二次世界大戦では陸軍航空隊も含めた士官学校として設立されたらしい由緒正しき軍隊の学校。でも、今はそんな校風だけを残した学校になっているただの学校です。

あ、自己紹介がまだでしたね。私の名前はエカチェリーナ・C・リトヴァク。

父も母もロシア人で、祖母はソ連軍のエースパイロットだったと聞いている普通の高校生。

じゃあロシア人なのか?と言われると、私の生まれは日本の東京であり国籍は今現在不明な状態のままです。

話せる言語もロシア語と日本語、それと英語の3つで統一性はなし。

他にある特徴と言えば・・・ロシアに毎年行く時に親戚のおじさんから教えられる護身術の1つであるシステマくらいのものです。

そのうえ、まだ武器を奪い取って使うくらいしかできない腕でおじさん曰く未熟者と言われています。

そんな私もこの学校に来て早くも1か月が過ぎたころ。

あれは…ゴールデンウィークが終わった3日後だったと覚えています。

あの時から私の日常は消え去ったのです。

これはそんな私の2007年から2011年までの4年間の話。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ