目つきが悪いとよく言われる
「なに睨んどるの」
「目つき悪いな」
「こわい」
などと言われることがある。それはひとえに、私が彼らを睨んでいるからである。
タイトルを見て「私も私も!」と読みに来てくれた強面の諸君には申し訳ないが、私がずっと睨みをきかせているからに他ならない。
小学1年の頃にゲームを買ってもらってからというもの、私の視力は低下の一途をたどってきた。
小学3年の頃には両眼で0.3を切っていたが、私はメガネをかけるのを頑なに拒否していた。当然持ってもいなかった。
メガネは嫌なのだ。
走ると落ちそうだし、下を向くと落ちそうだし、転ぶと落ちそうだし、戦うと落ちそうだし、落ちると壊れそうだからだ。
メガネが無いと字が見えないし、顔も見えない。でも目を細めるとちょっとだけ見える。常時しかめっ面人間だ。
いつからか私に近づくと骨を折られるという謎の噂が広まり、私の周りには不良しかいなくなってしまった。その不良たちとは仲良くしていたが、私だけは不良じゃないぞという気持ちでずっと過ごしていた。傍から見たら同じなんだろうけどね。
大学生になった頃、「睨むような目をするんじゃなくて、近づけばええんやん!」という気づきを得た私はかつての優しい顔を取り戻していた。ただ、よく「目が近い」「目がくっついとるよ」と言われた。バイト先の後輩に言われたこともある。
逆におじさんって文字見る時目離すよね。老眼って遠視なの? もし遠視なら、我々近視の人が歳取ったらちょうどピントが合って視力が復活するってこと? 理屈で言えばそうなるよね?
でまぁそんな感じで23歳くらいまでメガネなしで生きてました。今はつけてます。めっちゃ見やすいです。お前の垢までよく見えるぞーっ!
言いたいことは終わったのだが、700文字はさすがに少ないと思うので、ここからは新500円玉の悪口でも言おうと思う。
なんだお前。
使える店少なすぎだろ。
バスで使えないのは致命的だろ。降りられなくなるだろ。
使えないんならなんで生まれてきたんだよ。生まれてこなきゃ良かったんだ、お前なんか。
劣等感すごい人が読んだら気分が沈みそうなことばっか書いてるな。大丈夫だよ、君じゃなくて、新500円玉に言ってるだけだから。
えっ、君、新500円玉なの?
500円玉がメガネのエッセイ読んでんじゃねーよ(っ・д・)≡⊃)3゜)∵