第一章−7
(マジか.....)
私は、もう驚いた。
この子、アメリアの頭の中はどうなっているんだろう。
いや、この世界では、このような子たちこのような子たちが普通なのだろうか。
(この世界の子たちの頭の中どうなってるんだろう。一回覗いてみたい)
そんなこんなで考えていると、
「オリビア様....、それは赤ちゃんが読むようなものではありません。」
ばあやが呆れ半分ため息混じりで言った。
「オリビア様はの普通は普通の人と違います。それに、アメリア様は生まれて間もないです。一般的に考えて、生まれた直後から字が読めたり、書けたりするのは、異常です。ええと、悪い方の意味ではありません。天才過ぎてしまうという意味でです。そして、生まれて直後に話せるということは、絶対にありえません!そして、オリビア様には、必ず覚えてもらわねばいけないことがあります。」
「なあに?」
「アメリア様には、食べさせてはいけないものがあります。絶対に守っていくださいね。まず、オリビア様がお好きなはちみつや甘いお菓子はダメです。お菓子に含まれている小麦粉、乳製品、卵、砂糖が食べられないので、オリビア様は賢いので、お気づきだと思いますが、大概のお菓子は食べられません。おやつに出ても与えないでくださいね?」
「わかった。気をつける〜。」
「あと、もう一つ。旦那さまが、勝手にお菓子などをあげそうなので、そういうときは止めてください。その間に大急ぎで、わたしか奥様が駆けつけますから。オリビア様のときにやりかけたので、アメリア様にもあげる危険があります。」
「お父様、私にやりかけたの?」
「ええ、なので気をつけてください。最悪、死にますから。」
”死ぬ”という言葉を聞いて、驚いたのだろう。顔つきが神妙になり、
「わかった。」
「いつもアメリアに、お父様を近づけないようにする。」
「うーん、いつもではなくお菓子を手に持っていたら、ですよ?」
すると、少し頬を膨らませて、「わかった。」といった。
ほのぼのとした部分を書いたら、長くなりすぎたので、切りました。