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第一章−1 私、何でこうなった!

                


 まあ夏休み中盤に差し掛かる頃だっただろうか。

 突然、その日はやってきた。その日、私は母とともに市内のショッピングモールに行っていた。二人でお茶をし、買い物をし終え、そろそろ帰ろうとした。

 

 その時だった。

 ショッピングモールを出て、青信号を渡ろうと一歩踏み出したその時、一瞬にして私は命を落とした。

 

 おわかりになっただろうか。そう。交通事故だ。あの日、私は死んだのだ。その死に際に、「ああ、もう一度お姉ちゃんに会いたかった。」という思いを残して。私は一人っ子だったが、姉のように慕っていたいとこがいた。

 

 「千里」そう、もう一度、よんで貰いたかった。


 ー ー ー ー ー


 ここで私は死んだ。そのはずだった。私が死んでから、何時間たったのだろうか。というよりも、なぜ意識があるのだろうか。

 しばらくして、ふと気がついた。今私がいる(?)この空間は私が最近見ていたあの夢なのではないかと。

 試しに手や、足を見ている。やはり、予想した通り、見ることはできない。しかし、そうだとしてもこんな空間が存在していること事態が不思議である。

 

 そうこう考えているうちに、目の前がだんだん、白く明るくなっていく。そして何故か、フワフワ上へ上へと浮かんでいく。そのような気、がした。             


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