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「帝国に行きます」


 ミリーティエの突然の発言に、使用人たちは困惑した。

 明日には学園の入学式が控えていて、今から帝国に行く時間的余裕がないのは明らかだった。


 それだけじゃない。

 現在、王国と帝国の関係は良くなく、王国の公爵令嬢が帝国に行けば、どんな影響があるのか分からなかった。


「その2点は問題ありませんわ」


 お嬢様の発言を諫めていたメイドたちに、ミリーティエはことなしげに言い切った。


「まず明日学園の入学式という点ですが、学園は少しの間、お休みさせてもらおうと思います。

 次に帝国との関係が悪い点については、変装して平民として行くので問題ありません。そうですね、商家の娘なんてどうでしょう?」


 解決策になっているのか、なっていないのか、もしくは開き直っただけともとれる発言に、メイドたちは何と言っていいのか分からず、呆然と立ち尽くした。


「では、行って参ります」


 そう言って屋敷を出るミリーティエに、メイドたちは慌てて動き出したのだった。



 *



 ミリーティエは平民の服と平民の鞄を買い、駅馬車に乗った。

 王国の一番端っこの街に着いた時にはもう夜で、そこの高級宿屋で一泊した。


 次の日の朝、宿を出ると一人の男が近づいてきた。


「へい、嬢ちゃん、一人かい? へへ、これからイイコトしない?」


 金髪のいかにもチャラい感じの若い男は、ミリーティエの肩に馴れ馴れしく腕をかけた。


 ミリーティエは嫌そうに、


「悪い冗談はやめてください……オルグ」


 そう言って腕を振り払う。


 この男はオルグ。

 ひょんなことからミリーティエの使用人兼従者兼騎士をしている。


「はは。でも本気で帝国に行くつもりなのか?」


「ええ、お父様は何とおっしゃっておりますの?」


「そりゃ『すぐに連れ戻せ!』の一点張りだ」


「ふぅん……」


 予想通りのお父様の反応に、ミリーティエは特に思うことはなく、「それで、あなたは?」とさらに聞く。


「俺はお嬢に一生付き従うだけだ」


 少し頬に朱がさしたオルグは、ミリーティエの目を真っ直ぐに見て、伝えた。

 ミリーティエは意地の悪い笑みを浮かべて、


「その結果、死ぬことになったとしても?」


「ああ。お嬢のために死ねるなら本望だ」


 満足のいく答えが返ってきて、ミリーティエはにっこりをそれは嬉しそうに笑みを浮かべた。


「よろしい。では、私たちは商家の子で、あなたは私の兄という設定でよろしくお願いしますわ」


「了解。お館様の騎士たちはどうする? このままだと死に物狂いで止めに来るぞ」


 このオルグという騎士以外にもミリーティエを止めに来た騎士はいた。

 というかオルグはミリーティエに心酔しているので、お嬢様を止めるという任務において完全に戦力外で、今回も別に呼ばれていなかったけど勝手に来ていた。


 彼らはオルグと違ってミリーティエの意志を優先することはない。正しく任務を全うしようとしてくるだろう。


「……そうですわね。私に名案がございます」


 視界に捉えた同じ年ぐらいの少女にミリーティエは目を付けた。


 その少女はちょうどミリーティエと同じ髪の色と瞳の色を持っていた。

 ぼさぼさな銀髪に、青色の瞳。

 いける!

 ミリーティエは確信した。


「あなた、ちょっと来てもらいますね」


「えええ!? 何!? 突然何なの!?」


「ちょっと綺麗になってもらおうというだけのことですわ」


「屋台をほっぽり出すわけにはいかないんだけど!」


 嫌がる少女はオルグに抑えてもらい、「少しだけお邪魔します」といってすぐ横の家に無断侵入した。

 もちろんその家主は大慌てであるが、それを抑えてもらうのもオルグ任せなミリーティエであった。


「私の言うとおりにしてくれれば、怖い思いはしなくて済みますから」


 ミリーティエはその少女にそう言って、微笑んだのだった。




 約15分後、家から出てきたのはまさしく貴族のミリーティエであった。

 化粧がいつもより厚めな気がするが、それでもあの姿はミリーティエにしか見えないだろう。

 その横をこそこそ歩く黒髪の地味な少女は、内心とても上手くいったと自画自賛していた。


 ミリーティエは、王都の屋敷を出るときに着ていた貴族の服装を、平民の鞄に仕舞っていた。

 それを先ほど見つけた少女に着せ、化粧を施したのである。

 逆に自分には、その少女の服を着て、もともと変装用に準備していた黒髪のウィッグを付けた。オルグとは後で合流する手はずとなっており、自分がミリーティエだと分かる者はいないだろう。


「~♪ ~♪ ~♪」


 鼻歌を歌いながら、帝国行きの馬車に乗り込む。

 遅れてオルグが馬車に乗り、彼は親指を突き立てた。


 ふふっ、私の作戦は完璧だったようね……


 一方、ミリーティエの姿をしたその少女は騎士たちに捕まってしまっていた。実はミリーティエではないとバレるのは、王都まで彼女が運ばれた後のことであった。 



 *



 馬車に乗っている間、ミリーティエはずっと上機嫌だった。

 愛しの彼ともうすぐ会えると想像するだけで笑みがこぼれそうになる。一人でニヤつくなんて、公爵令嬢としてそんなはしたない真似はできないと思ったけど、今は平民なのだから、そんなこと気にする必要はないのでしょうか?

 そんな葛藤もありながら、ミリーティエはプライドが高いので、表面上は無表情を貫いた。


 入国税を支払って、帝国に足を踏み入れた。


「お嬢、これからどうするんだ? 帝都にでも行くか?」


「そういえば、なぜ帝国に来たのか言っていませんでしたね……ここが目的地ですよ」


 ここは帝国の中では比較的小さな町だ。

 だけどミリーティエにとっては重大な意味を持つ――最愛の人が住んでいるという一点を持って。


「まあすぐに分かります。行きましょう」


 迷いなく歩くミリーティエの後ろ姿に、オルグは少し不自然さを感じたが、さほど気にすることなくお嬢について行った。


 着いたのは、小さな街の小さな冒険者ギルド。

 カランと扉を開けると、「どうぞ~」という受付嬢の声が聞こえた。


「ねぇ、ユージっていらっしゃいます?」


 ミリーティエはその受付嬢しかいないことを確認すると、すぐに尋ねた。


「ユージさんは冒険に出られてますが……」


「そう。今日中には帰って来ますか?」


「はい。いつも通りなら夕方ごろに帰ってくると思いますが……えっと、あなたは?」


 個人情報という概念がまだない世界なので、あっさりと受付嬢は答えた。その一般的な平民の服装をした少女は、よく見るとかなりの美少女だと気づく。


「私は……そうですね、妻でしょうか」


「「つ、妻!?」」


 寝耳に水と言った風に、受付嬢とオルグはぽかんと口を開ける。


「ええ、もうすぐ結婚しますから、妻と言っていいでしょう」


「「け、結婚!?」」


 先に驚愕から戻ってきたのは、オルグの方だった。


「お嬢! い、いつの間にそんな男を作ったんだ!?」


 お嬢って……オルグは兄の設定なんだから、その呼び方はダメだ。と内心、ミリーティエはため息をついた。はぁ、別の設定を考えないと。


「お、お嬢……なんとか言ってくれ……」


「ああ、そうね。確かに……まだお互いに会ったことも見たこともないはずです」


「「??」」


 オルグと受付嬢は、ミリーティエの言っている意味が分からず、首をかしげる。


「オルグ、行きましょう。少し早いですが、お昼ご飯でも食べましょうか」


 そう言うと、ミリーティエは迷いなく、細い路地に入り、とある食堂の扉を開けた。


「オーク肉定食二つでお願いします」


 メニューを確認することなく言う彼女に、オルグはやっぱり変だ、と思った。

 いきなり結婚とか訳分からないことも言うし……どうしたんだ?


「お嬢、説明をしてください」


「説明って何のですか?」


 ミリーティエは意地の悪い笑みを浮かべた。


「何のって……いろいろ聞きたいが――」


「イイコト思いつきました♪ 質問は3回まで。すべてYesかNoで答えることにします」


 ミリーティエがそう言えば、オルグは従うしかない。


「はぁ……」


 オルグはため息をついた。

 たった3回のYes、Noで分かることなんてたかが知れてる……と。


「じゃあ、まず、ユージとかいう野郎と結婚するために、帝国にやって来たのか?」


「Yesですわ」


 それは嬉しそうに言うミリーティエ。

 オルグは、胸がズキリと痛んだような気がしたが、意識の外に追いやる。


「学園は行かないのか?」


「ん~、答えにくい質問ですが、Yesでしょうか。しばらくは行くつもりはありませんし」


 質問はあと一つ。

 Yes、Noだとほとんど何も分からない。オルグは質問の内容を必死に考える。


「あ、オーク肉定食が来ましたよ。これ美味しいんですよ……マヨがない」


 ミリーティエの知るオーク肉定食と言えば、黄色いマヨネーズという物体がちょろんと置かれているのだが、今はない。マヨと一緒に食べるのが素晴らしいのだが……

 ちょっと残念に思いつつ、もしかしてまだマヨネーズはもたらされていない?

 最愛の人ユージがマヨネーズを作り、ミリーティエが初めてこの街に来たときにはすでにかなり広まっていたのだが、今はその一年前くらいだ。


 そんなことを思いながら、ポリポリと漬物を食べるミリーティエ。

 オルグはその光景を眺め……


「お嬢はこの街に来たことがあるんですか?」


 そう言った直後、オルグはしまった! と思った。

 お嬢が来たことがあるはずがない。自分がお嬢に拾われてからは来たことはないし、それ以前は屋敷と王都以外に行ったことがないと言ってたのを知っている。


 しかしミリーティエは楽しそうにほほ笑んだ。


「いい質問ですね」


 ひどい質問の間違いじゃないだろうか、とオルグは思う。


「どう答えましょう? YesともNoとも答えにくいんですよね……肉体的にはNoですが、精神的にはYesと言ったところでしょうか」


「それはどういう?」


「これで質問は終わりですね」


 オルグの疑念はむしろ深まったが、ミリーティエはそんなオルグの様子がとても楽しいらしく、それは上機嫌であった。



 *



 愛しの人が帰ってくるのは夕方なので、まだ結構な時間があった。

 ミリーティエの先導の下、服屋や八百屋、開店前のBAR、子供たちが遊ぶ輪に入ったりと、いろいろなことをした。ここは小さな街なのであまり店も多くないが、ミリーティエは楽しそうにオルグにいろいろと紹介をした。それはまるで自分の街であるかのように。


 そして夕方にだいぶ近づく。


 ちなみにミリーティエはずっと自慢の銀髪を隠していた。

 王国なら銀髪は珍しくないが、帝国だと結構珍しいことをミリーティエは知っていた。そのせいでかつて(・・・)人攫いに会って、ユージに助けられたこともあったし。何の価値もなくなった元貴族の娘を襲っても何の意味ないのにね。

 まあ今は元貴族と言うわけでもないし、身バレすると拙いのはよく分かっているミリーティエであった。


「そうだ、宿を取りましょう」


 ミリーティエは迷いなく、この街では一番高級な宿に入る。高級と言っても、都市の中では中の上と言った程度のレベルだが……


「一人部屋を一部屋。とりあえず一泊分お願いします」


「かしこまりました」


「さ、もうすぐ夕方です。冒険者ギルドに戻りましょう」


 用は済んだとミリーティエは宿を出る。


「お、お嬢! ひ、ひひひ、一部屋ってどういう!? お嬢はそのユージとその……するじゃ……」


 オルグは動揺していた。

 お嬢は自分のことなんか眼中にないと思っていたのに……これってそういうことだよね? オルグの妄想はミリーティエの予想だにしないところに行ってしまっていた。


「私はユージのところで寝ますから」


 ミリーティエはさも当然といった面持ちで答えたのだった。




 冒険者ギルドの片隅で、二人は並んで座って待っていた。

 カランという音が鳴るたび、ミリーティエはガバッと扉の方を見るが、いまだユージは現れない。


「そろそろ、来るでしょうか」


 ミリーティエの脳裏に浮かぶのは、ユージとの思い出。


「はぁ……まだですかね……」


 そしてその時はついにやって来た。


 カランと扉が開くと、4人の冒険者が入ってきた。少年が2人、少女が2人の計4人だ。

 その中の一人の少年の姿を見て、ミリーティエの目の色が変わり、飛び出した。


「ユージ! 良かったぁ」


「うわっ」


 ミリーティエはユージに抱き着いた。


 ユージは顔を赤くしながら、どうなってるのか分からないの言った風に、両手を上にあげて無実を訴えている。


「ななななな、なんなんですか!? この女は!? ユージさん!!」


「ご主人様……抱き着かれたいのなら、ルカに言ってくれればいくらでも……」


「はは、ユージ……お前の女たらしの才能はすげーぞ。俺たちに気付かれずにもうそこまで仲が進展してるなんて……」


 三者三葉、異なった反応をする。

 しかし、その反応はユージの期待していたものではない。


「みんな誤解だ! この子のことなんて何も知らない!」


 ユージは無実を訴える。


「でも、いきなりユージさんに抱き着くなんて……絶対何かあるでしょ!」


「ルカも今回ばかりは、ニーナさんの味方です! ご主人様! 説明してください!」


 ユージのパーティメンバーの少女二人は、全くユージの訴えを信じない。


 一方、オルグは『こいつが……クソッ』と内心毒付くが、表面上は、何かをするわけでもなかった。

 ミリーティエの相手が王子という雲の上の存在ならば、あきらめもつくというもの。しかしその相手がただの冒険者となると話が変わってくる。自分こそが一番ミリーティエと親しい男だという自負があるオルグにとって、冒険者ごときにミリーティエが取られるなんて、耐えられなかった。

 ……ただ、耐えられないといって、こんなところで暴走するわけにもいかない。

 唇をかみしめながら、睨むように、ユージを見るのだった。



 *



 どうしてこうなった?


 ユージは突然の修羅場に何もできずにいた。


 異世界に転移されてなんとか落ち着いてきた頃。

 右も左も分からないときにいろいろと助けていただいた家の娘、ニーナ。

 魔物に襲われそうになっているところを助け、自分の一生を捧げると言って聞かない天涯孤独の身の少女ルカ。

 そして、女癖が悪いという点を除き、何も欠点がない男、アレク。


 素晴らしい仲間たちに助けられ、ユージの生活は安定してきていた。

 現在は宿屋生活から脱却し、家を持つことを目指している。いつまでもニーナの家に厄介になるものまずいし。


 そう。

 安定した日常を送っていたはずだった。


 なのに何で……


 いつものように冒険者稼業を終えて、冒険者ギルドに戻ってきたところで、いきなり見ず知らずの女の子に抱き着かれたのだ。ニーナやルカは全く信じようとしないが、本当にこんな女の子は知らない。


 長い黒髪に、豊満な胸を持つ美少女。

 背は高く、自分よりも頭半個分低いだけだ。


 そんな女の子に抱き着かれたら、どうすればいい?

 とりあえず日本人の性からか、両手を上にあげてはいるが、特に効果はないようだ。


 ニーナとルカがなんか怖いし、この女の子の知り合いらしき男は俺を睨んでくるし……


 ユージはなんとかしてくれ! と祈るのだった。


「ユージ……私のことを憶えておりますでしょうか?」


 ぶんぶんぶん、と首を横に振る。


 ミリーティエは、ユージも私と同じように逆行していないかな? と内心期待していたのだが、そんなことはないようだ。


(ま、いいですわ。私とユージは赤い糸で結ばれてるんだから! すぐに私の魅力に気付いて、虜になるでしょう)


「私のことはミリーと呼んでください、ユージ」


 かつてユージにはミリーと呼ばれていた。

 それに今、ミリーティエの名を出すと自分の身元がバレるかもしれない。

 そういうことで、ミリーティエは単にミリーと名乗った。


「えっと……ミリー」


「はい!!」


「俺とミリーは初対面だよね? なのに何で俺の名前を?」


「確かに――



――この世界では初めてお会いしますね」


 自然な流れでこのセリフを言えたことに、ミリーティエは内心ほくそ笑む。

 案の定、ユージの瞳は驚愕とともに見開かれる。


「この世界では……? まさか!?」


 ユージの頭の中によぎったのは日本のこと。

 しかし日本でこんなすごい美少女は、知り合いにいなかったと思う。そもそも女友達自体がいなかった。

 だが確認しないわけにはいかない。ユージにとって日本との繋がりは何にも代えがたいものだから。全く別の、日本のことなんて誰も知らない世界で、ただただ日本の話をしたいだけなのかもしれない。自分を突き動かす感情は何なのか、ユージ自身よく分からなかったが、確認せずにはいられなかった。


「ミリー、二人きりでお話しよう」


 ユージはミリーを真っ直ぐ見て、そう真剣な表情でそう言った。


 一方、ミリーティエはユージが異世界人であり、ニホンというところにかなりの興味があることを知っていた。最愛の人であるユージの性格は本当によく分かっていた。

 だからああ言えば、まず間違いなく、こうなると分かっていた。


「はい、二人きりでお話をしましょう」


(あとは私の魅力にユージが気付いてくれれば……)


 一方、ニーナとルカは、


「え!? 初対面なんじゃないの!? なんで二人きりになれるのよ!」


「ご主人様……ご主人様がそそのかされないか、ルカは心配です! ルカも一緒にいたほうがいいと思います!」


「ルカだけなんてズルい! 私も一緒に行くよ!」


 とミリーティエとユージの進展を邪魔する気満々だった。


 また、オルグはというと、


「お嬢、なんで……お嬢……俺は、お嬢の……」


 心ここにあらず、といった状態だ。


 しかし当の本人である二人は周りの惨状など気にすることなく、冒険者ギルドを出るのだった。


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