13話
更新がたいへん遅くなりました。本当に申し訳ありません。言い訳をすると親に携帯を没収されていて執筆出来ませんでした。これからもこの小説を読んでいただけると嬉しいです。感想や評価していただけると更に嬉しいです。
領主の屋敷まで来てそのまま中に入る。(門番の人は顔パスで通り抜ける)そしてメイドさんに連れられて毎度お馴染みの応接室に入る。
「主様はもうすぐいらっしゃるので少々お待ちください」
ドアのところで一礼してメイドさんは立ち去っていった。何気に初めて声を聞いたきがする。十分も経つと応接室のドアが開きクラークさんが入ってくる。
「すまんな、遅れてしまって。依頼の件についてはどうなったのだ?」
「いえいえ、別にお気になさらないでください。依頼につきましては無事に大氾濫の鎮圧と全てのエルフの救助に成功しました」
クラークさんは一瞬驚愕の顔を浮かべその後愉快そうに笑った。
「流石は陽君だ。全くあの規模の大氾濫が起きたら基本かなりの被害を覚悟しなければいけないのに全く被害を出さないというのは圧巻だよ」
これはギルドでも大変だろうなとその事を思いつつ未だに笑ってる。不吉なフラグを建てないで欲しい。この後そこに行く予定だから...
「あと僕と刹那だけのおかげではありませんよ。もう1人僕のパーティーの人が頑張ってくれました。まぁ今度連れてきた時にびっくりしないでくださいね」
その後クラークさんのティータイムに付き合わされて延々と愚痴を聞いた後に宿に戻った。まだ刹那と希海は帰って居ないようなので強化された死神の目を試してみる。
「鑑定」
変わった所だけ写してみると
黒鷺陽
死神の目(精霊の加護)
詳細なステータスを見ることが出来魔力の流れや未来視ができる。また対象の潜在能力を見ることが出来る。
そう何と未来が少しだけ見えるようになったのだ。具体的には三秒ぐらい先しか見えないがかなりのチートな気がする。他の2人もまぁまぁチートだったけど。詳細なステータスで潜在能力とかが見えるが分岐先が多過ぎてよく分からなかった。ただ魔法はほとんど使えないままらしい。コピーすれば別だが。最近空気とかしているスライムはこの前の大氾濫で魔物を食べすぎて進化の為の休息をとっている。
しばらく自分のスキルなどを考えていると宿の下から二人が帰ってきた気配がする。下に降りてみると大荷物を抱えた2人が帰って来ていた。荷物を受け取り女子部屋の方に持っていく。
「日用品ってこんなにいるのか?少し買いすぎじゃないか?」
すると刹那と希海は慌てた様子で
「「お、女の子だからこれぐらい必要何です!!」」
あまりの迫力に思わずうなづいてしまった。やっぱり女子は怖い.....
その後特に問題は無くゆっくりと寝ることが出来た。まだ異世界に来てからほんの少ししか立ってないのに日本では考えれないほど濃ゆい時間だった。異世界に来た目的のエセ神様退治だがこのままでは勝てなさそうだし仲間を集めたりレベルを上げたり大変だな。馬鹿な神だといいんだけどな。
朝起きてそこに刹那と希海がいることも無く(昨日の夜遅くにガタガタドアがなっていたが)着替えを済ませてから食堂へと降りる。朝ごはんを食べるのとついでに期間の延長を長めにしておく。
「今日はギルドで希海の登録をしに行くからな。準備はしたか?」
刹那は朝なのでまだぼーっとしている。まぁ吸血鬼だから致し方ない。
「一応出来ました。これを食べ終わったら行けますよ」
朝食を食べ終え若干1名ボッーとしているがギルドに冒険者登録に行く。まぁ予想だがほぼ間違いなく絡まれるだろう。
ギルドに入るといつも通り冒険者で一杯で騒がしい。横目で見ると俺らに絡もうとしているグループが必死に近くの人に止められていたり魔法使いらしきヤツらが魔力を見て青ざめている。いかにもシーフとかの斥候職は目を一斉に背けだした。鑑定でもして俺が書き換えたステータスに驚いているのだろう。どんなステータスかと言うとこんな感じに変更している。
黒鷺陽
年齢 17歳
職業 詐欺師
種族 死神(中級)
称号 転移者 テイマー 魔王
攻撃 み
防御 |
速さ た
知力 |
魔力 な
体力 |
追伸
これからは気をつけようね(*⌒▽⌒*)
じゃないと死んじゃうよ(^ω^)
人のステータスを見たら脅迫文があるとは恐怖以外のなにものでもない。これに懲りて二度としなくなるだろう。
「ねぇ、なんだかギルドの人達ほとんど顔がひきつったりしてるけど陽何かした?」
刹那は前にも来たからか異変に気づいた様だ。流石にギルド初体験の希海は少し変に感じただけだったみたいだ。
「べ、別にぼ、僕はな、何もしてないよ(ぼう)」
((有罪確定!こいつが犯人だ!))
何事も無かったかのように受付に向かう。受付の前まで行くとハッと我に返ったリースさんが対応してくれた。
「今日はどのようなご要件で?」
と言いながらも手にはギルド登録用紙が握られていた。
「うん?特になんも要は無いよ!何となく来てみてだけ」
一瞬の静寂のあとギルドにいる全員(僕を除く)がコケた。その時全員の心は一つになった。そんな理由で誰もこんなところに来ないしリースさんもガッツリ準備してるのを無碍にする気かよ。
「今日は私の冒険者登録に来ました」
時がたち希海が気を取り直して登録をしている。僕はじゃまらしくギルドの端に座らせれている。丸テーブルなので誰かしらと顔が会うはずなのに誰一人としてこちらを向いている人がいない。今日は馬鹿な人は居ないようだ。つまらないなぁ。せっかく昨日フラグを建てておいたのに...
手続きはつつがなく進み特にトラブルが起こることなく無事に冒険者になることが出来た。希海の試験の相手はシーナさんだったらしい。なんでもここのギルドでは魔法はシーナさんが、それ以外の前衛はアーサーさんやそこら辺の冒険者がやるらしい。全員が冒険者になった記念で依頼を受けることにした。(よくよく考えると初めて依頼をギルドで受ける気がする)僕の担当から僕達の担当へとなったリースさんの所へと行く。
「リースさん3人で何か依頼を受けたいんだけど手頃な依頼無いかな?」
リースさんは少し席を立つと一つの紙を持って来た。
「今はあんまり依頼がないのでこのようなものでどうでしょうか?」
そう言って渡してきた依頼を3人で見てみると
「これはちょっと.....」
「いかにも売れ残りというか.....」
「軽く骨が折れそうな感じのものだな.....」
地龍の討伐の依頼だった。地龍といえば竜種の中でも飛べない種族で耐久力と攻撃力さえ気をつければ中級冒険者でも倒せると言われる。
「まぁ報酬も充分だし肩慣らしで受けてみるか」
「私も軽く腕ならししたいし」
「私も久しぶりに支援の感覚を取り戻したいからいいよ」
全員が一致したところで依頼受理届けを出そうとすると後ろの方から叫び声が聞こえた。
「ちょっと待った〜。その依頼は俺様が受ける。こんな冒険者になったばかりのヘナチョコにできるはずがない!!」
ドスドスと後ろからフルプレートを着こんだ男が歩いて来た。希海と刹那は僕を見て、ギルドの人達はやれやれとこのバカを見て僕はニヤリと口角を上げている。
(ヤッター!フラグ回収ができる!)
「おい、どうして黙っているんだ。ハァッハーさては図星なんだろう。納得いかないなら決闘で決めようではないか。自信がないならやってもらわなくてもがまわない」
周りの人たちはみんな頭を抱え込んでいる。
((((こいつ死んだな))))




