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神の申し子  作者: 天地人
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スキル実験Ⅰ

翌朝、俺たちは宿で朝食を食べ、街の外に出た。

ミラは昨日のことで疲れていたのか、今日はまだ、起きていないらしかったので、朝食の時の会話は無しだ。


さて、なぜ俺が外の森にやってきたのか。それは昨日の夜言ったみたいに俺のスキルについてだ。


「レンヤさんは何から知りたいですか?」

「そうだな、とりあえず使い魔召喚かな?」

「使い魔召喚ですか?そうですね。」


使い魔召喚とは、ジョブにテイマー系統のものがある時使える生まれつき持っているスキルらしい。テイマー系統のジョブを持っている人の戦い方が使役した魔物、つまり、従魔で戦います。そんな人が一番最初に手に入れるモンスターは何か。従魔にする為なら、弱らせて魔物にテイムをされる気があるならできたり、最初からなぜか友好的だったりした場合テイム出来る。友好的だったらそれでいいだろうが、そんなことは稀だ。基本は弱らせてテイムする。だが、テイマーには弱らせる術がない。それゆえの使い魔召喚だ。使い魔召喚は自分のジョブに応じて出てくる従魔も違う。下級テイマーなら弱い魔物、中級テイマーならまぁまぁな魔物、上級ならそこそこ強い魔物というように特急、戦略級と、段々強い魔物を従魔に出来る。ちなみにファムはテイマーに神級がある事を知らなかったらしい。使い魔召喚を一度行うとスキルが変更し、従魔の城となるらしい。従魔になった魔物は普段はこの従魔の城という四次元空間におり、必要な時は召喚出来るようになるようだ。


「ということで、早速やってみましょう。神級テイマーの召喚する従魔にはすごく興味があります。」


ファムは神である自分ですら知らないことに心を躍らせている。


「よし、やるぞ。」


ファムにどのようにやるか教えてもらい、その通りにやってみる。すると巨大な魔法陣が地面に浮かび上がった。俺の位置から見渡せるだけ見るが、全体が見えないほど大きい。かなり期待できそうだ。

そんなことを思いながら待っていると一体の魔物が出てきた。出てきたのはとても巨大な魔法陣からは予想出来ないほど小さな魔物だった。いや、こいつはそもそも魔物なのだろうか。


「なぁ、ファム、これって魔物か?」

「レンヤさん、彼女は一応魔物ですよ。構造は人間と似ているので人間とも子供を成せる魔物ですね。」


そう、今の言葉で何となく想像できただろう。魔法陣から出てきたのは9本の尻尾があり、狐耳みたなものが頭についていること以外は普通の女性だ。否、ファムに勝るとも劣らないくらいの美女だ。


「貴方が私のご主人様ですか?私は九尾と呼ばれる魔物です。何かありましたら何なりとお申し付けください。もちろん、夜の事でも構いません。幸い私は人間とそういう事を出来る種族ですし。ちなみに、その、は、初めてなので出来ればや、優しくお願いします。」

「えっと、そういうことしたいの?」


他に聞くことがあるはずなのに性欲に負けてしまった。ああ、ファムが少し落ち込んでる!?どうしよう!


「え、えっと、きょ、興味はあります。正直、やってみたいです。」

「俺にはファムという恋人がいる。俺はファムを捨てる気はない。もし、お前がしたいと言ってもファムと同じ扱いだ。俺を独占することは出来ない。俺はお前だけを一途に思うことは出来ない。大切には思うけどな。それでもいいのか?」


俺がそう言うと、ファムは落ち込んでいる状況から立ち直ったようだ。心なしか嬉しそうだ。それはさておき、とりあえず今は九尾だ。


「はい。私たち九尾は一生を共に費やす者を見つけます。私の場合は当然ご主人様ということです。それに、ひ、一目惚れというかですね、なんというか、ハゥ〜〜。」


九尾は顔を真っ赤してしまった。

俺の反応?決まっているじゃないか。


「分かった。ファムはどうだ?」

「私は最初に言ったじゃないですか。こういう事も考えていると。正直、レンヤさんとの関係が壊れる覚悟もしていたんです。ですが、そういう事にならない様にしてくださいました。なら、私から言うことはありません。それに、私は何があろうとレンヤさんの意見を1番に考えますしね。」


そう言われると照れるな。


「よし、じゃあとりあえず名前を付けるか。そうだな、九尾と言ったら九尾の妖狐だよな?そうだ、ヨウコなんてどうだ?」

「ヨウコ、ヨウコ、素敵な名前をありがとうございます、ご主人様。」


一応ステータスを確認する事にした。


【ステータス】

ヨウコ

魔物

従魔

レベル 1875


HP 88538

MP 105740

STR 74050

DEF 64057

AGL 89875


スキル

火魔法 Lv9

水魔法 Lv9

風魔法 Lv9

土魔法 Lv9

光魔法 Lv9

闇魔法 Lv9

氷魔法 Lv9

雷魔法 Lv9

防御魔法 Lv9

尻尾術 Lv9


称号

九尾

レンヤの従魔

レンヤの恋人



【ステータス】

レンヤ

人間

武神 魔神 神級精霊術師 神級テイマー

レベル38


HP 78652

MP 113589

STR 72238

DEF 70018

AGL 85480


スキル

剣術 Lv10

刀術 Lv10

短剣術 Lv10

槍術 Lv10

斧術 Lv10

無手術 Lv10

二刀流 Lv10

双剣 Lv10

火魔法 Lv6

水魔法 Lv7

風魔法 Lv5

土魔法 Lv3

光魔法 Lv1

闇魔法 Lv4

氷魔法 Lv5

雷魔法 Lv7

精霊魔法 Lv1

モンスターテイム Lv2

従魔の城

精霊召喚

無詠唱

鑑定

ステータス保護


ユニークスキル

魔法創造

武神の資格

魔神の資格

神精霊術師の資格

神級テイマーの資格


称号

裏闘技場1位

武皇帝

神の恋人

ゴブリンキラー

化け物

九尾の主

九尾の恋人



ヨウコがかなりチートであることが分かった。それに俺のスキルが少し変わって称号も増えた。

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