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不運
みーちゃんは人間時代、ひとみと呼ばれていた。てんかんを患わっており、病弱ではあった。彼女はカバンのデザインを手がけており、将来自分のブランドを立ち上げれるよう一生懸命働いていた。時折企業協賛のコンクールにも出展していた。そんな折り、優秀賞をとり協賛企業からモックを作って頂きたいと要望があり、2個作ってその会社に1個を渡してきた。もう1つを一緒に付いてきてくれた親友がどうしてもほしいとのことで彼女に渡して家まで送り届けた。その後帰りの道中にて発作が始まり薬を飲まないとまずいとカバンを探していたが、実は薬を入れていたカバンが親友に渡してしまったカバンであった。ひとみは苦虫を噛み潰したが、そのあと気を失ってしまい帰らぬ人になってしまったのだ。




