表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/19

絶対絶命

海人カイトは今窮地に立っている。強盗犯人と自宅で鉢合わせとなり、マンションの屋上に犯人は逃げていく。私はこのまま部屋に閉じこもり、警察に電話をしてあとは任せる選択肢もあったが

今日に限って、犯人を追跡する判断をしてしまった。これが、色々な出来事の始まりなのは、この時、知るよしもない。護身用の金属バットを持って、恐る恐る屋上の扉を開ける。犯人は一階に人の気配を感じた為、一旦屋上に身を潜めてから、逃走を企てたが、私がそれを残念なことに察知してしまっていたのだ。扉を開け周りを見渡したら、貯水槽の裏影にやり過ごそうとしてる犯人を確認した。気付かれないようにジリジリと距離を詰める。ここで、私のおっちょこちょいが発動してしまう。持っていた金属バットが貯水槽にあたり、カキーンと鳴り響く。サヨナラ負けのムードが漂う。犯人は勿論気づき包丁で臨戦態勢に入る。私は虚勢を張る為に金属バットを持って大きく構えた。ピッチャーにビビってるのに、お前の玉なんかスタンドに放り込んでやるよ!ぐらいの虚勢を張った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ