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不通
ケイはカイに素直に謝罪した。「本当にごめんなさい。わざとじゃないの。」心底反省しているのか頭をもたげて、表情を顕にしている。流石に怒っていると思い、カイからの反応がないことも当たり前と感じていた為、顔を伏せながら反応を待っていた。数分待っていたが全くカイからの返事がない。むしろかすかに低い犬の鳴き声がする。疑問に思い、カイの顔を見た。するとカイはこちらを見ながら吠えていたのだ。「えっ何が起きているの?」ケイは動揺を隠しきれないでいた。咄嗟に確認したく、キッドの方に駆け寄る。
「ねえ、おかしいの!私はどうなったのかしら?」唖然とした表情でキッドに投げかけた。するとキッドから反応があった。「ニャー」ケイは落胆した。




