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出番

賢治は中々、美香と会話が出来ないでいた。何かのきっかけさえあれば、今度会った時に話そうと思っている会話は用意周到なのに。大変もどかしい状況なのは、小生でも手に取るように分かっていた。前世の経験則から、ペット絡みのコミュニケーションは効果が大きいのは、把握してるので、ここは小生が切り開くのが適切であるに違いない。賢治のおどおどした顔を眺めながら策を講じる。この場面の1番の定石は、恐らくポメラニアンの圭にちょっかいをかけることだろう。小生はリードを強く引き、圭に一目散に駆け寄る。普段犬同士は、ボディランゲージで感情などで推し量れるが、圭の瞳はどうも違ったものを感じるのであった。ただ、圭は吠えることなく、静観を保ち賢治と美香に会話の時間を与えるように見届けていた。

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