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孤立
「じゃ来週の日曜日隣町の公園でバーベキュね!」美香が屈託のない笑顔でみんなに呼びかけた。詩織もできる限りの笑顔で応えてみせた。賢治とアッキーはうまくいったとばかり満足感に浸っていた。そんな中全く存在感がなかったものがいた。ケイである。みんなが久しぶりに集まったこの状況で鳴りを潜めていたのだった。詩織が龍之介の事が好きであったこと。それをリンがサポートしていること。キーちゃんが美樹だったこと。色々な事が情報としてアップデートしてどうやって接したらいいか分からないでいたのだった。




