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自己投影
リンのやるせない思いは痛いほど伝わっていた。小生もみんなの前世の出来事や今までの行動を振り返っても、善意と悪意は人によっては反対に映ることもある事は理解している。だからこそ自分との深い関わりを持った者だけでも幸せになってほしいと願うことが利己的であると片付けることは看過できないし、本能的に当たり前の行動だと思っている。ただそれを多くの人に承認してほしいと願う事も自分の存在意義を認めて貰うために必要なプロセスなんだと思っている。リンの苦悩は他人事には思えず、リンに自己投影していたのだった。




