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転移太平洋戦記  作者: 松茸
第一章 波乱の太平洋
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第5話 大佐の策略

6月4日0900時 赤城会議室


翌朝、まだ眠気で垂れ気味の瞼を擦りながら南雲と一緒に会議室へと入る。

中には第一機動艦隊の参謀らと南雲が兼任する第一航空戦隊の参謀ら総勢20名ほどが狭い会議室で上手いことスペースを作りながら話し込んでいたが、南雲の姿を見ると一斉に敬礼にて出迎える。


「ご苦労様」


答礼し、真ん中のテーブルの上に置かれた海図と向き直り、全員の顔を見渡す。

いよいよ翌日に控えた戦いを前にある者は顔を紅く染め、ある者は緊張し、そしてある者は余裕の表情をしていた。

その誰もが開戦以来ずっと戦い続けてきた者で、現時点で世界最強を自負する第一機動艦隊の中枢である。


「さて、今日皆に集まって貰ったのは他でもない明日の事なんだが、その前に一部修正をする必要が生じた。よって一先ずはその説明から入る」


そう言って南雲は彰を隣へと呼ぶ。緊張し過ぎて表情が固くなっているが、そんな彰を励ますように肩に手を置く。


「昨日話をしたこの男だが、正直言って私も半信半疑だった。だが直接行動内容等を聞いてみると、諜報員としての身分に相応しい情報量や先見性を見せられ、正しい身分も明かしてもらった。確かにこれは軍令部や連合艦隊のお墨付きが無ければ達成出来ないような頭を持っている。皆の能力を疑う訳では無い、だが今はこの男の頭が必要となる。皆力になってやってくれ」


そう言うと発言を彰に譲る。


「皆様、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。改めて、連合艦隊対外派遣参謀大佐の大山彰と申します。これから皆様には無礼を多々お許しいただく場面が増えるかもしれませんがどうかご容赦願います」


大佐にしては珍しい、丁寧な言葉遣いと自ら素人であると言わんばかりの挨拶に一同驚きはしたものの、誰でもそう言う時はあると敬礼にて彰の自己紹介に応えた。


「さて、時間が惜しい。早速だが大山君、話を始めてくれ」


南雲の催促に彰は海図に向き合って口を開く。


「まず艦隊の陣形ですが空母が一ヶ所に纏められた輪形陣、このままではリスクがあります。これを避ける為に変更をお願いします」


「まずリスクの根拠ですが、我々の戦力は主力6隻に軽空母2隻。戦力としては申し分の無いものですが米軍には無我の空母が6隻あると情報を掴んでおります。ただ、大西洋にも割かなければなりませんし、訓練や休養を考えると動かせても4隻、多くて5隻」


「空母に双発機を載せて飛ばす事をやる米軍です、多少の無茶をしてでも我々に対して何らかの対策を練るでしょう。敢えて結論から申しますが、我々の暗号は解読され、ミッドウェーに我々が来るのを掴んでおります」


「馬鹿な!」


一人の参謀が声を上げたが草鹿が睨んで黙らせる。


「作戦指令書に米軍が発したものと思われる内容が入っておりました。実際は偽電であり、ここから情報が漏れた事が我々の調査で判明しております。敵の戦力や詳しい位置は不明ですが、待ち伏せをしている可能性は高いです」


「よってこれに対処しなければなりませんが我々にも任務があります。そこで艦隊を二群に分け、万が一に奇襲を受けた場合のリスク分散を計ります一群に一航戦と二航戦、二群に五航戦と四航戦を配置します」


海図上の駒を並べ直す。


「これでどちらかが攻撃を受けても一群は回避出来ます。一群が攻撃を受ければ最低限の攻撃機は確保出来ますし、二群がやられても一群は練度も高ければ数も多い、不足無しです」


ここまで話して一度止める。質問等が来ないか待っている。


「大山大佐、これだと艦載機が集合するのに時間がかかります。我々の空母は出撃する艦載機は甲板に並べてそれから発艦、上空で合流して向かうのですが、二群に分けるとなると距離も考慮しなければなりません。その点はどう考えておりますか?」


彰はそんな事かと思いながらも丁寧に答える。


「勿論存じ上げておりますが、主力空母を一ヶ所に纏めておく方が攻撃を受けた際に一網打尽にされる危険性の方が高くなります。今回はそのケースに該当される場面です。リスク分散を優先し、艦載機等の都合は敢えて妥協します」


彰の敢えてという言い回しが幸を成し、参謀も納得してそれ以上は言わなくなった。


「大佐、各群の距離はどの程度を予定している?」


「行動半径も考慮しまして、80〜100キロで考えております。この距離ならば支障は無いと源田中佐とも打ち合わせ済みです」


「作戦半径を聞きましたが、短い九九艦爆でもミッドウェー北方300キロならば十分足ります。ついでに申し上げますと100キロ近い距離が空くならば時間差による爆撃も可能、敵が消火等で出てきた所をまた叩けるので利点もあるかと思います」


この時間差による攻撃だが、彰は密かに今後の戦いにおいて活用出来ないかと考えており密かにここでテストしようと目論んでいた。


というのも、現世で米軍は素早く前線へという考えから発艦し準備が整った航空隊から随時日本艦隊へと差し向けていた。

レイテ沖海戦で戦艦武蔵が撃沈されたシブヤン海海戦や、戦艦大和を撃沈した坊ノ岬沖海戦が有名所であろう。

開戦時こそ纏めて発艦させていたが、ミッドウェーでのスプルーアンスの護衛機を付けずに爆撃隊を送り出し、結果として日本空母全滅という逆転勝利を飾った事から、この運用は上手くいったと言える。


彰はこの運用について、いずれ日本軍は米艦隊相手では苦戦は必至だろうから、基地攻撃ならば効果的では無いかと考えたのだ。

しかも今回の場合は数が揃っている、十分にこなせるだろう。


彰は源田から書類を受け取り、修正後の作戦内容を読み上げる。


【改訂MI作戦】


1、艦隊はミッドウェー島北西400キロの海域にて航空隊を出撃させよ。


2、基地攻撃は『波状攻撃』を採用。


3、出撃順は赤城、加賀、蒼龍、飛龍の順とし、各隊30分間隔の出撃とする。


4、第五航空戦隊は所定の計画に従い、対艦兵装にて出撃待機。


5、第四航空戦隊は中隊規模、それ以外は二個小隊で直掩にあたり、特に四航戦は艦隊より東にて展開警戒せよ。


以上となる。

特に驚く点は無かったのだが、一人の参謀が質問をしてきた。


「大佐、五番目の直掩機についてなのですがこれはどういう意図があるんですか?」


彰は小さ目の駒を選んで海図に並べる。


「これは所謂迎撃網を作ろうという魂胆です。付け焼き刃的な発想ではありますが、各空母の直掩機だけではなく四航戦の戦闘機隊も使えるんですから、艦隊より少し離れた空域にて待機させて、ここに来た敵航空隊を迎撃出来ればと思ってです」


彰はせめてレーダーがあればと思ったのだが、当時の日本海軍にはレーダーは一部の艦艇にしか搭載されておらず、赤城にも一応の装備はあったが見学した際に使い物にならないと判断していた。

これを利用した戦いで有名なものとしたらマリアナ沖海戦が挙げられる。


マリアナ沖海戦とは1944年6月19日に生起した、マリアナ諸島に侵攻した米軍を迎撃する形で日本海軍が出撃、攻撃した海戦で、日本海軍は先に米艦隊を発見。

日本艦隊は攻撃隊を編制し、以下のように出撃させた。


0725時、第一次攻撃隊 64機

零戦14、爆装零戦43、天山7


0745時、第二次攻撃隊 128機

零戦48、彗星53、天山29


0915時、第三次攻撃隊 49機

零戦17、爆装零戦25、天山7


1015時、第四次攻撃隊 50機

零戦20、九九艦爆27、天山3


1028時、第五次攻撃隊 18機

零戦4、爆装零戦10、天山4


1030時、第六次攻撃隊

零戦6、彗星9


延べ310機の攻撃隊を繰り出した日本艦隊だが、未だに日本艦隊を見つけられない米艦隊も流石にこの攻撃隊はレーダーで察知。

搭載していた約440機の戦闘機をこれの迎撃へと充てた。

結果はご存知の通り『マリアナの七面鳥撃ち』と呼ばれる程の大敗北を喫し、潜伏していた潜水艦による魚雷攻撃も相まって空母3隻を喪失、艦載機もほぼ全てを失ってしまった。


彰は設備や仕組みが不十分であることを承知の上で、何もしないよりはと最低限の直掩機を残して迎撃網へと戦闘機を活用する事にしたのだ。

彰は、話も後半戦の事になるが、この経験を活かした戦いをする事になる。


話を戻すと、これらの修正案は特に問題や異論も無く南雲によって採択され、早速艦隊は二群へと陣形を変更すべく行動を開始した。

ここで、今回南雲が率いる第一機動艦隊の指揮下に入っている部隊を変更後の編制にて記す。


【第一機動艦隊】

司令長官・南雲忠一中将

参謀長・草鹿龍之介少将

旗艦・空母赤城


・第一群

第一航空戦隊 空母 赤城、加賀

第二航空戦隊 空母 飛龍、蒼龍

第三戦隊 戦艦 金剛、榛名

第八戦隊 重巡 利根、筑摩

第十戦隊 軽巡長良、駆逐艦12隻


・第二群

第四航空戦隊 空母 瑞鳳、龍驤

第五航空戦隊 空母 翔鶴、瑞鶴

第三戦隊 戦艦 比叡、霧島

第五戦隊 重巡 妙高、羽黒

第四水雷戦隊 軽巡由良、駆逐艦12隻


以上の振り分けとなった。


第一機動艦隊に史実と違い水雷戦隊が多いのは、主力空母を一括投入するのに対する配慮と、低速の陸軍上陸部隊ならば同じく低速の第二艦隊(第二戦隊基幹)でも護衛が努まるとの理由である。

第一機動艦隊は少なくとも数的には十分であり、空母が4隻ずつ分散するならば護衛はこれで大丈夫であろうと彰は判断した。


後の会議の時間は明日の細かい行動予定や作戦計画の確認等に費やされ、約3時間かかって会議は終了。解散となる。


「大山君、いよいよ明日だな。初めてだから可能な限り私が補助するが、気を引き締めろよ。あと周りの言う事になるべく耳を傾けること、それが一瞬の命取りになる事もある。気張れよ」


部屋から出る際、草鹿からそう言ってもらった彰は礼を言いつつ、南雲らと一緒に艦橋へと戻る。


いよいよ迎える実戦に、彰は半分興奮を、半分未来を知る人間としての不安を抱えながら少し暗めの艦内を歩いて行った。






遡る事6月3日1800時、戦艦大和戦闘艦橋


薄暗くなりつつある空を横目に双眼鏡を覗く彼女は部下から航海予定についての報告を受けながら時々うんと答えつつ海を眺めていた。

一通りの報告を終えると双眼鏡を下ろし、腕を組んでから満足そうに頷くと部下を労う。


「ご苦労様です。もうすぐ夕食になるでしょうから、早めに行ってきなさい」


部下は嬉しそうに微笑んでからきっちりとした表情をしてから敬礼、そそくさと足早に退室して行く。


「長官もどうですか? 夕食でも」


後ろから声をかけてきた腰まで伸ばした黒髪をゆったりと揺らしながら隣に立つ彼女もまた、隣に立つ上官に倣い腕を組む。


「そうだね。お昼食べてから随分と経つし、そろそろご飯食べようか、纏ちゃん」


纏ちゃん、と呼ばれた連合艦隊参謀長の宇垣纏中将は苦笑しながら隣の女性に苦言を洩らす。


「作戦中はその呼び方は勘弁して下さい長官」


「ごめんごめん」


笑いながら長官と呼ばれた彼女は夕食をとりに歩き始める。

彼女こそ、第二十七代連合艦隊司令長官、山本五十六であった。




士官食堂で参謀らと食事を摂っている山本だが、不意に口を開く。


「そういえば軍令部からの新しい情報は忠一ちゃんは拾えたかな?」


そう尋ねると宇垣は少し渋い顔をする。


「赤城は電波受信能力が低いので、恐らくですが可能性は低いものと思われます。三川さんの第三戦隊や阿部さんの第八戦隊、高木さんの第五戦隊なら可能性はありそうですが無線封鎖は継続中かと」


宇垣の返答に山本も少し困り顔になる。


軍令部からの情報というのは、対米情報を専門に扱う第五課という部署からもたらされた太平洋海域における米艦隊の動向を纏め報告されたものである。この報告にはハワイに潜伏していた諜報員のおかげで、ハワイにて集結していた米艦隊が2日真珠湾を出港したという。

すなわち彰の推測通りの流れになりつつあるのだが、それでも山本の顔は冴えない。


「何とかして知らせてやらないとな.......5隻とは、米軍も必死だね.......」


「こっちも必死なら敵も必死、という事ですか」


電文内容を再度確認する。


『宛 連合艦隊司令部 対米諜報部ヨリ真珠湾ニテ集結中ノ米艦隊ハ空母5分隻ヲ有スル大艦隊デアリ、作戦情報ガ露呈シテイルト判断セリ。最終判断ヲ一任スルモ可能ナレバ作戦続行ヲ進言スルモノナリ。1240』


5隻。日本の主力艦隊がミッドウェーを狙っていると気付いた米軍は太平洋海域において稼働可能な空母を全て投入して日本軍を迎撃しようとしている事が諜報部よりもたらさたのだ。


「ふむ、私の読みは当たった様だけど、これはちょっと想定外かな.......多くても3隻程かと思ってたけど.......」


山本が箸を置くと癖である腕組みで考え込む。


「ですが、兵力ではこちらが上です。南雲長官も第一機動艦隊も精鋭ですし、何とかなるのでないですか?」


一人の参謀が反論するが、山本もこれまた反論する。


「海域に向かっている戦力としてはな。我々主力部隊は機動部隊より後方500キロ、攻略部隊は600キロだ。とてもでは無いが忠一ちゃん達に追い付けない。そうなると空母6隻と5隻の戦いになる」


そこまで言われると流石の参謀らも頭を抱えるように黙りこくってしまう。


「長官、念の為もう一度赤城に向けて連絡をしてみます」


「うん、頼むよ」


宇垣はゆっくりと腰を上げて食堂から退室する。


(戦力は五分五分。敵は引き出せたが、厄介だぞ.......)






6月4日2300時 空母赤城


仮眠をとっていた南雲の部屋の扉から軽いノック音が響き、南雲は目を擦りながら目を覚ました。この時期はまだ冷える為、上着を着てから扉を開ける。


「源田君、どうしたの?」


ノックの主は源田であった。


「長官、至急会議室までお越しください。山本長官より緊急電文です」


「すぐ行く」


源田が言い終わるよりも前に目を完全に覚まし、急ぎ支度をして会議室へと向かった。




「何があった?」


会議室に入るとそこに居た全員が敬礼で出迎える。草鹿をはじめとした参謀らが集結し、そこに彰がいたのは言うまでもない。


「これを」


渡された電文には米艦隊の空母5隻の情報、作戦の続行中断の決定権を南雲忠一に一任する事等が書かれていた。


「空母5隻か.......」


流石の彰もこれに唸ってしまう。


「大山君、何か考えはあるのか?」


草鹿が聞いてみる。


「私が発言をしても良いんですか?」


草鹿が答えるよりも先に南雲が頷く。彰は信用されているのかなと思っていたが、当の南雲は一種の判断材料にしようと考えていただけだ。


「僕ならば作戦を続行します。しかし本来の目的であるミッドウェー攻撃を目標としてでは無く、米艦隊へと変更した上でです。基地航空隊は驚異ではありますが、米艦隊の搭載する艦載機は我々よりも多いと考えます」


これには南雲も同意する。


「恐らく敵は基地航空隊を囮として艦隊の位置を探すでしょう。先程通信室に行って確認を行っていましたが、我々の位置が特定されているような通信は傍受されていないとの事でした。この事から米艦隊は我々の位置を特定出来ておらず、明日の当面の戦闘は基地航空隊の迎撃に徹するべきと考えます」


彰はそう締めくくる。彰は赤城の電波受信能力が低い事をこの時知らなかったのだが、米軍側はこの時南雲艦隊の位置を事実把握出来ておらず、基地航空隊が先制攻撃をかける事で合意している。

そして参謀らも、いよいよ米機動部隊との戦闘が行えると感じると高揚してきている。


「大山君の意見は分かりました。ですが基地航空隊の機能を制限する為にもミッドウェーへの攻撃は行うものとします。元の計画通りミッドウェーを攻撃し、敵艦隊が出て来たらそれに対応する事にします」


南雲の発言に彰が驚く。


「しかし.......」


「現状見つかっていないならばそれは基地航空隊にも言える事。ならば計画通り黎明にミッドウェーを攻撃してある程度その機能を削いでしまった方が得策と考えます」


流石の彰も立場というものを自覚していた為それ以上は何も言えなかったが、しかしと南雲が続ける。


「昼間の会議で大山君が言っていた奇襲による損害は最も避けなければならないものです。よって明日の攻撃は大山君の提言した波状攻撃を採用。各航空戦隊より一波ずつ計3回の攻撃とします。以降は針路を変更し米艦隊を叩くことにしましょう」


南雲は爆撃による制圧効果に期待し三波による爆撃を行い基地機能を極力削ぎ落とす事にし、それが終わったら米艦隊との決戦に挑むという事になった。

現在艦隊は一群を先頭に後方60キロ離れて二群が追随している。このままの速度(26ノット)で進めば日の出の1時間前には予定の場所へと到達する。


「皆、5時間後には作戦が開始される。くれぐれも油断せぬように、そして全身全霊で職務にあたってもらいたい」


全員が直立不動の敬礼。彰もやや遅れてそれに倣う。

運命の海戦が、刻一刻と迫っていた。

〜おまけ〜

実はこの話はかなり悩んだ話でして、苦手でもある計画のお話であります。

どうすれば皆さんにイメージしやすくなるだろう、そしてそれは自分もちゃんと納得がいく作りになっているだろうかと悩みに悩みました。

一話あたり9千〜1万文字を目安に執筆してますが、苦労の末ネタも尽き今回は6千7百程で締めてます。

ひえーー、疲れました(苦笑)

次話からまた頑張ります。

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