5.俺は、また死す
ロリ神登場!
「ドン!」
洞窟内に心地いい音が響く。謎のネコ盗賊は頬を紅く染め俯いている
これはイケメン効果だぜ!!と思い
思いきって接吻を交わそうと思って顔を近づけると
「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
ネコ盗賊は腰に指していた短剣を...って!ちょっと待てよ!
短剣がすぐ前に...
「短剣ってこんなにでかかっ...」
すべて言い終わる前に俺の意識はショートした
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...ここは?
一回来たことある場所だな、いつまでも続いている真っ白い空間。
「俺、死んだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
え?ちょっとありえなくない?異世界にいってからさ、まだ10分もたってないよ!
しかもあの、ニャんニャん言ってたやつ。どっかで見たような気がするんだよな。
ん~、誰だったけな~。
「御主」
いや~、結構可愛いかったし。
「御主!」
一度見たら忘れなさそうな位美少女だったんだけど、
「御主!!」
ん~
「御主!!聞いておるのか!」
これ、俺だよなー。めんどくさそうだからスルーしてるんだけど...
「アルブム殿!!無視するではない!!」
あー、これ俺確定だな。
「何?」
俺は妹にむけるような、態度で接する。
...妹いないんだけどねっ!!
「やっと、気付きおったな。妾の名は千日 花。3人の女神の一人じゃ」
「へぇー、そうなんだー...小さっ!」
「うるさい!うるさい!身長のことを言うではないのじゃ!最近2mm伸びたのじゃ!」
「で、俺に声をかけた理由は?」
「そうだった!御主のせいで、話がそれたのじゃ」
え?なんなの?女神って全部、人のせいにしちゃう性格なの?
早く話進めろや。
「まず御主、死んだじゃろ?」
「そうだった!俺、死んだったんだ!」
「そうじゃ、そして死因は...女ネコ盗賊に壁ドンして短剣に刺されて死んだ、刺殺じゃ」
「そうだよ!なんで俺殺されたんだよ!」
「そうじゃ、なそれは...あ、そういえば桃菜たちが何か騙してるとかいってたな。ゴニョゴニョ」
あん?何だこいつ背や胸だけじゃなくて声も小さいのか?
「そう、そうじゃなんか、え~っと。うん!なんか御主がイケメン過ぎてビックリして殺しちゃたのじゃ!」
「...」
「本当じゃぞぉ」
「んぃ、やっぱりかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「へ?」
「やっぱりそうだと、思ってたんだよ!イケメン過ぎる俺って罪だわー」
アザレアは単純な男であった。
メ○スは単純な男であった...