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最後の決戦(最終回)

「マスター、何故黙っていたんですか?僕の稼いだお金返してください」

「あれベルヘムにあるんでしょ?例え町取り返してそれまだ残ってると思う?」

「そんなー」


 がっかりした僕はギルドが軌道に乗るまで鉱石の依頼を受け続けた。しかし以外に早く解放された。僕が散々上位ランカーから奪った剣の適正者がやっと見つかり始めたから。2、3はまだだったけど、それ以下のもかなり凄かった。彼らによってダンジョンの攻略が早くなって鉱石が効率よく回り始めていた。僕は今になって自宅に大量の鉱石が置いてあるのを思い出した。これ値崩れ起こすな…。ギルド抗争が終ってその時に北方の枯渇した鍛冶屋に大放出しようとしていた。スミスが全く動かないので、どんどん南方の領域が広がってしまって、もうサウスランドの協力が必要なくなった。と言うかもう北方の方が勢力が小さくなっていた。マスターにもう国境も制圧しても良いと思うと告げて僕は家に帰ってちょっとずつ鉱石を処分し始めた。勢力の復活がジワジワ過ぎて、戦後の鉱石景気なんて多分来ない…。


「久々にのんびり出来てるね」

「うん」

「もうスミスが暴れてどんだけ死んでも後から行って片付ければ良いやって思ってる。完全に復讐心が消えた。ずっと緊張してたんだよ。今来たらすべてぶち壊しだと。それ全部来ないんだもん。後さだからって油断したら後悔するじゃない。だから頑張って緊張しつづけて、もううんざり。どうとでもなれって思ってる。王都囲んだら行くよ。皆を助けたいじゃなくて、僕がスミス倒したい。それだけ。ネリー疲れたよー癒してー」

「はいはい」


 グダグダだった。マスターから連絡が来て王都以外すべて制圧できたそうだ。僕は特に急がずのんびり王都に向けて出発した。到着したけどまだ制圧してなかった。一応まだトップ10残ってるからな。それが分かってて僕は戦線に復帰した。スミスと集まったときだけ警戒して。それ以外は正面突破を心がけた。玉座の間にやってきた。僕はスミスらしき人間を見たら問答無用で爆裂最大火力全開とばかりに何度も何度も叩き込んだ。城に穴が開いた。スミスの死体は無かった。爆風に飛ばされた剣だけが最後に見つかってギルド間抗争は終わりを告げた。僕は途中で感じていたけど強くなりすぎたようだ。以前敗れなかった透明なスミスの特殊効果である盾さえも破壊したようだ。攻撃される前に殺してしまえば僕が勝つに決まっている。すべてはスミスが悪い。彼が動かなすぎて高いレベルの相手との連戦を重ねる中剣士として成長してしまったから。


 戦後僕の最大の関心事は何故スミスは動かなかったのか?これだけだった。王都で様々な情報を集めた。さすがにトップの機密であったため何もかもが明らかにはならなかった。しかしその中で分かったのは山田太郎を恐れて後手後手に回ってしまったのじゃないか?という事だった。確かに最後の粘りを見るとその噂も出鱈目とは言えなかった。それでも結局噂に過ぎないなとなり謎のまま終ってしまった。これだけは分かったのは結局竹中研二はマスター以外誰にもしられる事無く死んだままになってしまった。僕はこの戦争でいつか明かさないといけないとずっと思っていた。だがスミスの予想外の行動によりエルザ・マイスターの切り札山田太郎の暗躍の噂だけが残った。


 もう僕は一切関わらなかったけど、戦後どうなったか?と言うと、サウスランドにニナのギルドのノウハウの提供全面協力。ニナギルド国家体制の樹立。自治性を最大限に重んじてはいたけど、ニナのギルドとサウスランドの鍛冶屋、退治屋は統一した組織の様なつながりを持つ事になった。


 僕はどうしたか?と言うと、ネリーとだらだらとすごす日々が大半を占め。屋敷の鉱石をちょっとずつ売るだけの仕事になってしまった。たまにサウスランドギルド所属で統一ランキングなんて参加してみたり。それは山田太郎の人生で、竹中研二が2度とランキングに参加する事は無かった。


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