トップランカー
「これで名実共にギルドNO1だね」
「はい、おそらくマーフィ死んで無いと思うのですけど、マーフィダンジョンに置いてきました。以前から疑問があるのですが、万が一ダンジョンに別の人が居た場合ダンジョンが閉じる時どうなるんですか?」
「それ当事者のマーフィが教えてくれたんだけど。ダンジョンからスポンと締め出されて外に出るんだって。しかしダンジョンに居たマーティに勝てるとは」
「確かにすごく強いです。僕の最大火力真正面からくらって死なないってとんでもないです」
「ギルドメンバーなんだからもうちょっと優しくしてよ…」
「なんとなくモンスターの総量が防御になるのかな?と思って思い切りやったんですよ。それとも身代わりなんですかね。詳しくはしらないです。何か余裕ぶっていたのでちょっとイラッとしたので…」
僕はこの調子でNO3まですべて一瞬で片付けた。それで分かったけどモンスターを引き連れるって条件付だけどマーフィって多分強い。他のメンバーは死亡、意識不明、重体。ぐったりはしてたけど軽傷はマーフィだけだった。
僕は焦ってはいたが常に戦うと同時に上位陣の情報を集めていた。有名人なんだすぐに集める。女性剣士エリス・オットー。一振りで重力が発生する。これはかなり不味いかもしれない。僕は大体先制攻撃で倒してしまう。相手の攻撃の方がシンプルで素早い場合不味い。ここに立て続けに思い切り重力を乗せた剣を叩き込む。低いランカーだと真っ二つに切れてしまう。と言うかこの人殺さず倒すことが出来るのだろうか。さすがにこのレベルだと僕もノーダメージは無理。最初さえ封じ込めたらってそれは僕も似てる部分がある。
「ネリー助けて」
「重さで身動きとれなくするのか、何か分かりやすくない攻撃だよね」
「あんまり居ないタイプだよトリッキーなのは確か。後は皆分かりやすい攻撃系だもん。そういう戦いは僕滅茶苦茶強いから」
「接近してぶちかましてやれば?」
「ああなるほど広範囲なのかあれ」
エリスを見つけて声もかけずに攻撃した。僕は許可を取る必要が無い。ちなみに不意打ちじゃない。そういうのはさすがに原則禁止されてる。ルールの穴のような部分を突いたところがある。速攻で接近して打撃を与えた。相手が後ろに飛ばされたと当時に火力を目一杯打ち込んだ。間髪居れずに連弾の嵐。後は再度接近して確認しつつ近接の攻撃力重視の剣をぶちかます。これで相手は倒れてごろごろ転がって動けなくなったので、すぐに剣を奪って逃げた。いざとなるとこれ相手が手を離さなかったら腕を切っても奪えば良い。そうならずにすんでよかった。
「何かさすっきりしないね」
ネリーに否定的に言われた。
「いやあれ無理だって。別に強い相手じゃないんだよ。とにかくすげーやりにくい。やべー上位怖いわ」
次の相手もやっかい。ダンク・グローリー。防御割り振りがやたらと高い変則タイプ。攻撃は本当に大したことが無い。しかしだチリもつもればだ。なんとかそうなる前に僕の攻撃でダメージを与えないと。
「ネリーさんー、また助けて僕の攻撃が効かない可能性がある」
「酸欠にでもする?」
「僕以外にも炎系っていると思うし何故誰もやってこなかったの?」
「あんな強大な火力は居ないでしょ」
これ有効だった。相手は何をやってるか?分からなかったらしくてすぐ消えるだろうと火系の攻撃に慣れすぎていた。僕の異常な火力量は永遠に消えない火のような状態を作り出した。当然パタッと倒れた相手に僕は爆裂を与えた。ごろごろ転がって剣を離したので奪って逃げた。実際僕は勘違いをしていた炎が酸素をなくしたのか?はさっぱり分からない。確かなのは地面で落ち葉や草が業火によって燃えたのが直接的原因だった。
「ネリーやばいよ。すぐに1位挑戦するから良いけど、これいつかは順位次第で僕リベンジマッチうけないといけない。その時どう勝とうマグレで勝ってしまった」
「ごめん私も良く分かってない部分がある。私の作戦ミスだからまた考えよう」
最後1位はアーネスト・スミス。光の効果を最大限に生かしたレーザー攻撃とスミスがすごいのは、同じぐらい強い空気の盾の様な障壁を防御力とは別に創る事だ。これによって前面に限ってだが2重の防御をしてるようなものだった。
「なんかさ2つも効果持ってるって卑怯じゃない?」
「ケンジも自動回復あるでしょ」
「あれ再生ぐらい凄いことないしある程度時間かかるし。とにかく弱い」
「ケンジさ急ぎすぎたね。本番でいきなりは難しいけど、ケンジもっといろいろ使えるよ?便利なのか?は分からないけど」
「もしかしてさそういうの剣だから分かるの?」
「うん、他の人は大変だろうねこれ、剣が教えてくれないもんね」
「ちなみに簡単に使えて効果が高いのは?」
「今回の戦いに特化させるけど、剣の周りの空間を曲げよう」
「それさレーザー以外にも使えない?」
「いや近づいたらトリックにばれるから対処される可能性がある。対レーザー様こっちも空間の壁だね」




