自治会の役員にはなれない
らんど家も御多分にもれず自治会に加入しているが役員にあてがわれたことはまだない。
約2年前年末が近くなった頃、『そろそろ役員やってくださいますか?』との打診があった。
母は息子に相談した。
『自治会の役員が回ってきそうだけどどうしよう』
『うちは二人ともメンタルに難があるので、これを理由に免除してもらおう』
内村さんという敬老会の取りまとめをしている人に相談したら
『正式に言えば自治会の総会で皆の前で承認を得なければならないから』との返答だった。
結局、うちうちで現役員だけに明かして免除してもらうことになったが息子らんどは
『今の役員もすぐに交代するから我々のことを申し送ってもらわないと、本当は』と母に言った。
『どうしても役員が回ってきたら、その時は自治会脱退するわ』と言ってくれた。
母は本当は敬老会や100歳体操にも参加し続けたいが自治会を脱退したら行けなくなると思い本心からの言葉ではなかった。
仮に自治会の役員になれば、地域の人たちと折衝する場面も生じえることがらんどは嫌だった。
職業上のやり取りは割り切ってやっているらんどではあるが、緩やかなつながりというものには特に苦手意識がある。