あらての嫌がらせ
らんど家にはキレイに敷居内が様変わりしたりイシクラゲを粉々にしたものを小分けにまかれたりの嫌がらせ被害に悩まされている。
らんどはハンマーのぐるぐる素振りを近くの競技場でしたあと家に帰ると一見すると見分けがつかない光景を目にした。
細かな紙屑やマスクの古いものは風に乗って流れてきているにしてもどうも古いモルタル打ちの駐車場が白くなっているのに気がついた。
別の雨が降ったあとの朝には粉々のイシクラゲがブクブクと膨らんで並んでいる。
嫌がらせされているのは明白だが警察には何度か見てもらったが相手にはされなかった。
『メンタルに難がある人については、取り扱われない』といった話を聞いた記憶がある。
最近は、『どうにかしよう』というよりは『どうつきあっていこうか』という心境に落ち着いている。
今という時代は映像が証拠となるから周りの家やスーパーの防犯カメラに期待しているのは、あまり余計なことにお金を使いたくないからだ。
新手の嫌がらせというよりは、半分は見分けのつかないものである。天気が良い日にはイシクラゲは目立たない。駐車場が仮に黒くなれば砂が風や車輪によって運ばれたものだとされる。白は潔白とも連想され何事も問題なさそうなイメージを与える。
らんど家の周りには店があり開けた場所なので不届き者が最も嫌うロケーションとも言える。