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・prologue


 僕は知っている。


 普段は曇った鏡のような色をしているコトリの瞳が変わる瞬間を――


 これは他人に知られてはいけない事なのだろう。


 全く普通ではない。 


 誰も知らないような悲惨な殺人、思わず目をそらしたくなるような死に方……耳をふさぎたくなるような凄惨な事件。


 人の命が消える瞬間。


 その時にだけコトリは瞳に世界を映す。


 彼女はそれを美しいと思っているのだ――


 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 

 

 

 

 

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