希望の先
10日位前リエルの住むククル村から少し離れた森でそれは見つかったらしい
リエルがいうには弾以外に変なものも有るって言ってるけど・・・
「あれ!見えてきたよ!」
「へ~あれかぁ・・・
ん!?」
こちらの世界では荷物を運ぶのに荷車と言うものを使う
タイヤがついていて馬や牛を使いそれを引く
そしてリエルが案内した場所にもそれはあった
だがそれはこちらの世界の荷車とはかけ離れており
異質な雰囲気を漂わせていた
台数は4台
内3台の色はネズミ色に緑色を混ぜたような色で角張ったフォルム
もう一台は緑色を基準に黒や黄色のまだら模様そしてほかの3台と違っているのは、外からの攻撃を受け付けない厚い装甲のボディ
伊織「3t半に高機、LAVまで・・・」
そこにあったのは自衛隊生活で嫌と言うほどみた
車両だった
3t半大型トラック×1
高機動車×2
軽装甲機動車(LAV)×1
(;゜д゜)
(;pдq)ゴシゴシ
(;゜д゜)
そしてリエルが言ったとおりそれはあった
空砲と違い先端に鈍く光る鉛がついた
5.56mmNATO弾
木箱につめられ大型トラックに積まれていた
・・・それだけじゃない!12.7mm弾に対戦車無反動砲(RAM)まで所狭しとつまれている!
なんだこれは?総火演でもやるつもりだったのか?
それにLAVにはキャリバー(M2銃機関銃)
高機動車にはMINIMI(軽機関銃)が取り付けられ物々しい雰囲気・・・
ヤバい!笑いが止まらない!
まさかここまでの武装が手にはいるとは思わなかった
「あ、あの大丈夫?」
「へ!?あーっと想像以上の物だったからにやついちまった」
「ふぅん・・・にしてもこの荷車、馬で引っ張ってもびくともしないから困ってたんだよね…」
あーやっぱりここの世界では車知らないだろうしなぁ
「明日あたり火をかけちゃおうかって村長と話をしてた所なんだけど良かったよ!」
「言ってくれて助かったよ、てか火なんてつけたら大爆発おこすぞ」
「え!?」
まぁ取り敢えずだ・・・
大爆発と言う単語を聞いてあわててるリエルを後目に車両の確認をはじめた
「キーは・・・つけっぱなしだな、ラッキー!」
一番近くにあった大型トラックに乗り込む
「リエル!乗ってくれ」
「大爆発大爆発大爆発大爆発・・・ふえ!?」
リエルを呼び助手席に座らせる
「ば、爆発しないよね?」
しねーよ!どれだけ心配なんだ
キーを捻る
キュルルルル・・・ボォオン
一発始動!
「え!?え!?何!」
「それじゃリエルの村に戻るか!」
まだ理解出来ていないリエルをよそに期待以上の収穫でウキウキしながら伊織は帰路につくのだった