街に向けて その1
久々の次話投稿です!こんな駄文読んでくれてる人いるかな・・・・
そういえば私が愛読している某、異世界自衛隊小説様がアニメ化しますね!
楽しみです!!
皆さんは見るのでしょうか?自分は間違いなくみますよー!
「よっと・・・」
LAVに自分の荷物を積み終わり町に向けて車両のチェックを進めていた。今回は長距離を移動することになるので途中トラブルが発生しないよう細部を
確実に点検しなければいけない。特にLAVは”一応”装甲車なので車重が重く水まわりのトラブルが発生しやすい、まぁ他にも多々問題があり、『大人の都合』
というものがあるのでこれ以上いえないのだが・・・・
ではほかの車両を使えばいいのでは?とも思うのだが、今回は異世界&少人数での移動ということもあり山賊などに襲われる可能性を考慮して幌タイプ(ほろ・車両の屋根などが布でできている)の高機動車ではなく弓や剣ではビクともしない装甲が必要ということで装甲車LAVが適任だったのだ
「オイル、クーラント異常なしっと」
今点検した限りでは特に異常は見られずエンジンも好調のようだ
そうしている間にリエルも荷物を積み終わったようで俺のほうに向かってきた
「伊織君準備終わったよ~」
「そか、んじゃ出発するか」
リエルが準備終わったので車両に乗り込もうと振り返るといきなりリエルに襟首をつかまれた
「ごほっ!?」
リエルさん?これやられた事がある人はわかるけどいきなりやられると結構苦しいよ
「伊織君まさかその格好で行く気?」
「ごほっごほ!え?なに?」
「だからそんな格好で町に行く気なの?」
そんな格好って?
リエルは俺の服装が気になったようで、その俺の服装というのが
部位 装備品 防御力(皮の防具が10くらい)
頭 戦闘帽(車両乗車時は鉄帽) 100
体(上) 迷彩シャツ&戦闘服上 100
体(下) 戦闘服下 100
足 戦闘靴 100
という格好でさらに防弾ベストと各種装備品をつけていた
「戦いにでも行く気なの?というか伊織君を知らない人が見たら相当変な人に見えるよ・・・・」
「いや、だっていつ戦闘に巻き込まれるかわかんないし、だったらフル装備の方がいいかなt 」
俺が言い終わるギリギリでリエルの限界がきたらしく
「こっちの格好の方が悪目立ちして巻き込まれるっての!!」
ものすごい剣幕で怒られてしまった。
「コレしかないよなぁ・・・・・」
伊織はリエルに着替えるように言われしぶしぶ服を選んでいたのだが私服というものがなく唯一あったのが陸上自衛隊冬制服一式(幹部使用 階級章1等陸尉付)だった
なぜこんなものがあるかというと最初車両を見つけたとき高機動車に積んであったリュックの中に入っていたのだ
それもサイズも伊織が着ていた制服と同じサイズだったのでコレをきることにした
「なんかものすげぇ罪悪感・・・・」
胸には各種記章がついていて、その中にはレンジャー、空挺、体力記章まで勢ぞろいだった
「うん、レンジャーと空挺の記章はおいていこう」
さすがにレンジャーと空挺の記章は経験していない自分がつけるには重すぎるし、先人達に申し訳ないのでおいて行くことにした
”レンジャー記章はダイヤより硬い不屈の精神をつけるとても厳しいレンジャー教育を修了した者に与えられる章です。またレンジャー教育を無事修了した人の中には自分が記章をつける資格がないという理由で記章をつけずレンジャー教育を数回受けてやっと記章をつける猛者までいるほど記章は重いものです”
「すまん遅くなった!」
「今度は大丈夫だよね・・・・・って・・・・・・え?」
リエルは俺の姿を見るなり固まってしまった。また俺の服に問題があるのか?
「い、伊織くn様は貴族様ですか?」
「は?貴族?」
貴族?いやいや、俺は田舎の普通の家から出た一般人ですが?というかなぜ敬語?それにリエル顔真っ青だよ?
「あーもしかしてこの服か?これ俺がいた組織の正装なんだよ。車に積んであったからこれにした」
そのときの俺の服装というのが
頭 制帽
手 白手袋
体 冬制服&各種記章
足 戦闘靴
という格好。ちなみに足が戦闘靴というのは普通の皮靴だと歩きにくいということで変えている。実際に自衛隊でも制服+戦闘靴という服装はある
簡単に説明が終わるとリエルはなぜか全身の力が抜けたようでその場でへたり込んでしまった
「ちょ!?大丈夫か!?」
あわててリエルを受け止めると
「・・・・最近の出来事のなかで一番緊張したかもしれない」
リエルはそういってゆっくり立ち上がった
というのも、俺が上級貴族だった場合リエルのような一般人が話しかけただけで罪になる場合があるらしく、最悪その話かけた貴族の機嫌が悪ければその場で切り殺しても貴族は重い罪にならない。そのせいで一部の貴族は一般人に暴力などを振るう奴もいるという
「本当に伊織君は貴族じゃないの?」
リエルは念を押して聞いてくる。
「ああ、間違いなく俺は貴族じゃないぞ。」
リエルはそれを聞くと安心したようでやっと普通の顔に戻ってくれた。相当緊張していたみたいだ
「服の色は違うけど貴族にしかみえないよ。それもかなり上の位の貴族」
「そうなのか?やっぱり違う服の方がいいかな?だけどほかの服もってないしなぁ」
もしこの服がだめということになるとほかにきて行く服がない。伊織が悩んでいるとリエルは意外な事を言ってきた
「大丈夫だと思うよ?むしろコレを着ていったほうがいいかも」
意外なことにこの偽貴族の格好で行くことを進められた。というのも町に行ったときに貴族の格好をしているとスリや恐喝などに巻き込まれる可能性が低いらしい
一般人からすれば貴族は恐れられていることが多いため自分からそんな貴族に喧嘩を吹っかける”死にたがりな馬鹿”はいないらしい
そんな話をリエルから聞いて感心していると
「それよりさ~」
リエルが妙なトーンで擦り寄ってきた。あ、この顔絶対なんかたくらんでる
「その服もう一着ない!?」
やっぱりか・・・・・・・・
えー、もしこの小説をよんでここをこうした方が良いなどご意見があればレビューなどでいってもらえればと思います!
これからも頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします!




