スラムの発展
アルカ城壁都市の商業ギルドに来ている。
「これがチョコレートです」
ミルク・ブラック・ホワイトの3種類を差出した。
包装の外し方、特に銀紙を外し方に注意してると取られてしまい。
受付嬢は、ミルクをもぐもぐと食べ続け1枚を食べきった。
「申し訳ありません、つい取ってしまいました」
「あれからチョコレートを楽しみに待ってました」
「お客さま目線と私の意見ですと」
「大変よい商品です、本当に口の中で溶けてしまいました」
そんな話をしている最中に隣の席での会話が聞こえた。
「隣国のサライでダンジョンが発見されたそうです」
「そうですニラダ砦から西の森で見つかったと、部下が言ってます」
これは行くしかないと思案すると、荷馬車の用意ができた。
俺の倉庫を覗き嬉しそうに商品確認をしている受付嬢。
テキパキと指示を出し、商品が運ばれていく。
作業が終了し去っていく、見送った後冒険ギルドにいく。
「情報が早いな何処で聞いた」
「商業ギルドで聞いたよ」
「内密だが2日後に正式発表が決まってる」
「何故、今発表しない」
「各国の支部間での調整だ」
「俺でも潜れるか」
「ランク4から潜れるから、潜れるぞ」
「ありがとうな、これはお土産だ」ミルクチョコレート10枚渡す。
「何だこれは」
「はちみつ飴に負けない美味しい物だよ」
俺はスラムに行くと、亀裂が無く小さな門が出来ていた。
門番に聞くと、今まで黙認されてきたが食料の搬入問題で。
正式に勝手門として認可されたそうだ。
スラム住人専用手形が発行され自由に往来してるそうだ。
俺も手形を見せ通っていくと、スラムも結構様変わりしている。
ボロ家が少なくなり、新しい家が建ち並んでいる。
俺の後ろの勝手門でも都市の住人が往来している。
かつて隠れて往来していた事を思い出し、うるっとしてしまった。
俺が建てたテントはまだ有った、中を覗くと何も無かった。
注文を受けた品々を出す、テントがいっぱいになる品々だ。
パン工房に寄ると、俺を見つけたアラサが駆け寄り抱きついてきた。
頭を撫でてやると、顔をうりうりしてくるので可愛いと思った。
ミランダもサリーもきて微笑んでいる。
注文の品はテントに置いていると言うとミランダはテントに行った。
暫くすると服作りのメンバーを連れてきた。
作業場の横に服店をオープンしたそうだ。
商業ギルドに加入したのかと聞くと。
「いいえ、城壁都市の外なので治外法権です」
それでいいのか、問題が無いのかと聞くと大丈夫と答える。
今城壁都市では小柄の服が大人気で、作れば飛ぶようにうれている。
服店ではオーダーメイドも始めていると、糸をよって紐にして。
メジャー代わりにしてるようだ、客の受けも良いらしい。
そんな話をしているとカイルが来た、何故別れの言葉が無いのだと愚痴る。
畑も順調に拡大していて作物の成長がいいらしい。
俺が教えた堆肥も頑張ってるようだ、さつま芋を見るとデカイ。
俺が知っているさつま芋でなく3倍デカイ芋に驚く。
食べ方はどうしていると聞くと煮て食べている。
これは時間を掛けて焼くと美味しいと教える、まだ熱い窯に入れる。
出来上がった焼き芋をタオルで千切って渡していく。
皆「あつ!あつあち」といいながら食べている。
「あまい」「美味しい」「もっと欲しい」
アルカ城壁都市での用事がすんだ、早速潜り2都市エイへ渡る。
そこから絨毯移動して砦が見えた、西の森に向かいすぐ見つけた。
警戒して探すも見張りはいない、大岩にぽっかりと開いた穴。
大岩の前に立ちゆっくりと入る、魔光具が必要な暗さでなく。
薄明るい洞窟が続く、天井のコウモリが襲ってくるが切り捨てる。
コウモリは消え魔石が残る、ダンジョンらしい。
コウモリが集団で襲ってくる一振りで5匹を切り伏せ。
十振りで終わった、あれから千匹以上討伐して一本道を進む。
広いエリアに出た、行止まりだエリア全体を調べるも何もなかった。
盗賊の様に罠や仕掛けを見破る能力があればいいのにっと思う。
ここは力押しで行くしかないだろう、よっくりと行動する。
エリアの中心に立ち、砲弾を連射して前方を破壊する何もない。
次は右を破壊すると、洞窟が現れたので瓦礫を乗越え進む。
子犬程のクモが巣を張っている、時たま眼が光気味が悪い。
炎の球で討伐して巣も燃やしてしまう、次々燃やしながら進むと。
広いフロアで天井に4mの大グモが、八つの眼を光らせている。
フロア全体にクモ巣が張られていて入れば必ず捕まる。
大グモの真下に炎の火柱を発生させると炎の渦がクモに達した。
大グモは急ぎ天井に逃げるも、火柱が天井を焼き尽くす。
大グモの丸焼きが落下し、しばらく動くが消えてしまった。
そこには大きな魔石が残っていた。
拾って見ると魔石の中に、八つの星が光っている特別な魔石だ。
そしてクモ巣が燃えた跡に宝箱があった、罠が有るかも知れない。
遠くから光弾で蓋を破壊するも、何もなかった。
近づいて覗くと魔法のスクロールかっと思ったが違っていた。
地図だった見覚えがある、この近くの地形に似ている。
上部には「我の宝ここに有る、欲しければ挑戦せよ」
下部に「鳴く岩に問い掛けろ、さすれば道が示される」
印の場所に行くしかないだろう、あ!箱の底にボタンの様な物が。
意を決して押すとガタンと音がする、中央に階段が出現している。
その階段を下りる、そこも広いフロアだった。
ここで休憩にする・・・




