図書館
商業ギルドで商談真最中だ。
表のリヤカーを荷物と一緒に、裏の倉庫に運び。
そこで商談している、品質を確認して量を測る。
これはこれ位の値で、嫌々もっと高いでしょ。
かれこれ1時間も交渉している。
家が3軒買えそうな値段になったので、いい家を紹介くれたら。
その値段で応じると言うと、分かりましたと了解。
紹介された物件は、冒険ギルドの近場で治安も良い。
なんでも全滅したパーティの持ち家で最近の事らしい。
二階建てで庭もあり、倉庫もあった。
少し修繕しないと駄目な所もあったがこれに決めた。
なんでも固定資産税はないと、そんな税は馬鹿げていると。
そんな国は大馬鹿な王が支配しているのかと聞かれた。
俺は曖昧な返事をするしかなかった。
商業ギルドで契約書にサインをする、鍵と残金を受取る。
次の商売は何時と聞かれたので、こちらの情報収集に1ヶ月滞在。
なので1ヶ月以上掛かると、それなら次回は今回の2倍欲しいと。
2倍か倉庫に積んで、取りに来て貰えればいいだろう了解した。
ここに図書館が有るかと聞くとあるそうだ早速行く。
商業ギルドの手形と金貨2枚の損害保険で観覧できると。
払って観覧する、最初に【ルダワ王国記】を読んだ。
ルダワ王国の起こりは魔王大戦勃発に記してる。
魔族と魔獣を束ねた魔王が誕生し、大陸に進出した。
各地に分布していたエルフは、精霊王の導きによって。
ルダワ王国を建国した、そしてさまざまな国家が誕生した。
ルダワ国王はその国家を説得し連合を組織し。
魔王と対決したそれが【魔王大戦】で後に語り継がれる。
魔王を討伐こそ出来なかったが、封印はできた。
それが7つの宝珠として各国が厳重に保管している。
ルダワ王国は光の宝珠を城の奥深くに守護し続けている。
今の国王を入れると11代続いている。
次に【誰でも分かる精霊魔法】を読んだ。
精霊魔法は、いにしえの時代から続く魔法。
エルフのみの魔法、別名エルフ魔法とも呼ばれた。
源始エルフと精霊王の契りによって始まったと記している。
精霊と契りを結ぶのに言霊での意思を伝え契りを結ぶ。
その言霊はエルフのみの言霊で音がしない。
精霊がいる限り、無尽蔵に使用される魔法であった。
なので精霊が嫌う呪われた地では使用できない。
俺はこれを読んで、精霊魔法が使用出来ないのかと思った。
【初心者精霊魔法】【中級者精霊魔法】【上級者精霊魔法】
この他にも100冊以上精霊魔法の本があった読むが。
言霊を話そうとするも、どう発音すればいいのか分からなかった。
なので読むのを諦めた。
俺達が使う魔法やスキルを調べると。
この本しかなかった【人間の魔法とスキルについて】を読む。
著者は、エルフのラフノスで人間界で長く冒険者として活躍。
その時期に書いていた考察をまとめた物だった。
人は外気に漂うマナを取込み、自身のマナを練りこんで使う。
発動時に呪文なる言葉を発しているが意味が分からない。
多分、自身に暗示を掛けていたのかも知れない。
人間は発祥現象に深く係わった現象を、魔法として使用できる。
そして呪文で魔法を使う事で安心している。
魔法は、光・火・水・土・風・雷・闇に大まかにわかれ。
そこから枝分かれした魔法が発展していった。
特に注意する点は、光魔法が宗教と密接に関係していた。
人間界に3つの宗教が存在し、光魔法はその宗教下に庇護された。
スキルは内なる気とマナそして修行によって発現する。
それは万物流転に等しく、著者の理解を超えた現象だとしめた。
それ以降も、理解不能な行動や感情が大部分を占めていた。
次は【アルカ城壁都市】
【魔王大戦】終結後、内乱が絶えない人族の防衛拠点の砦だった。
ソルト連合国の内乱が双方の主導者死亡により終焉を迎え。
そして3つの国に別れた、帝国ゾルト・連合アルタ・サライ王国
ワダル辺境は連合アルタ・サライ王国と隣接する事になった。
内乱から終焉の間、ルダワ王国の防衛拠点は強化され。
城壁の内側に豊かで広大な畑を有した拠点となり。
終焉を期に防衛司令官のワタイ将軍が初代辺境伯となった。
何代か続いた後、災害のドラゴンにアルカ城が襲撃され。
一族全員死亡、後任に国王の弟アルカが擁立された。
今では人間との貿易が収入源となり、商業都市の一面も有してる。
騎士団名 所在地
オーエン第1騎士団 オーエン砦
ナンテル第2騎士団 ナンテル砦
アルカ 第3騎士団 アルカ城壁都市
アルカ防衛騎士団 アルカ城壁都市
【冒険ギルド事始】
大陸全体に魔獣はあまりいなかった。
【魔王大戦】後に魔獣が拡散し増加してしまった。
その被害は増加し、国が対策するが被害増加は止まらなかった。
そんな被害の中、各地に自警団が自然発生した。
それに眼を付けた商人が加わり、自警団同士が繋がった。
そして広大し続けて大陸全土を繋げた冒険ギルドになった。
そして、各支部にはギルドマスターが就任し。
その上にグランドマスターが存在していた、5年任期としている。
通信に伝書鳩が使われ、今では大陸一早い通信手段。
そして馬車による手紙や荷物の配送も担っている。
魔王についての詳しい本を探すもない、話の流れで1・2行しか。
やっと探したのが【可愛そうな魔王】の絵本だった。
話はこんな感じだ。
やさしい魔王がいました。
いつも泣いているかなしい人達と仲間になりました。
いつも殺されている獣達と仲間になりました。
みんなでなかよくあそんでいました。
そこへ悪い人達がきました。
7人の悪い人は魔王を7つにわけ持って帰りました。
何故か見方を変えると恐ろしい話になっている。
そして、その絵本を元の棚に戻す。
【ドワーフの悲劇】
ドワーフは力強く、少し背丈の小さい種族である。
火魔法の使い手として知られていた。
その特色を生かし高度な鍛冶や工芸技能を持っていた。
そして材料の鉱山開発にも多く従事していた。
そんなドワーフ帝国の初代国王は、かの7大英雄の一人だった。
そんな帝国の本拠地であった都市が、火山災害により壊滅した。
ドワーフ帝国に隣接した国々は、進行し領土を奪っていった。
その末路は奴隷だった、逃げ延びたドワーフは人間界へ逃げた。
人間界は庇護したドワーフによる武器・防具を得て発展した。
夕日が差し込みテーブルを赤く染め始めたのでそろそろ帰る。
たしかこっちだったか、あっちかも・・・




