重要人物
マンモス交番前はいつもの光景でなかった。
3台の大型バスに5台の救急車それと9台の黒塗り乗用車がいた。
6人の黒服達はスマホで連絡をとっている。
ギルドメンバーがいたので
「あれは、何ですか」
「大型バスは長い間の待機患者で移動に耐える人達です」
「水城副院長が責任は取りますと言って来させたみたいです」
「ダス隊員はそんな指示は聞いていないと拒んでるよです」
だから出入り口に、10名のダスがいたのか。
「救急車と乗用車は、外国の政府関係者です」
「一昨日の政府機関テロ被害者で、もう長くないそうです」
「なんでも重要人物がいるとの噂です」
「先ほどダンジョンへ運ばれた筈です」
マンモス交番内もさわがしい。
がたいがいい黒服が、ダス隊員とひそかに話し込んでいる。
その反対に病院関係者が、ダス隊員に猛抗議している。
俺はその横を通り過ぎていく。
フロアにベットが20台置かれ、奥の5台が使われている。
あとのベットは空のままだ。
奥のベッドに例の外キルがいた、黒服となにやら話してる。
あ!一人が完治したようだ、大声で何か言っている。
あれが重要人物か近くで見てみたい。
水城先生に近づき。
「水城先生、青魔石不足してませんか」
あれは○○○○大統領だ、凄い。
「はい、大丈夫ですよ」
「何か有れば言って下さい、ここではランカーなので」
気になる者は見たので、通路へ行く。
やっと見付けた高い天井を作戦は決めている。
入るなり近場に炎の火柱を発動、チョロチョロ燃え出した。
移動しながら再度、炎の火柱発動・・・5の火柱が燃える。
白スライムを殲滅している、40分で決着ついた。
天井が赤く染まっている、あ落下物がドスン落ちて広がる。
絨毯だった、これは魔法の絨毯か乗ってみる。
「契りたる者に与えん」
声が聞こえた、絨毯は消えない。
絨毯に書かれた文字は
「我に乗りし者が契りし者なり」
「自由を掴みし者なり」
浮かべと念じる、浮かんでる。
上へゆっくりと上がり又ゆっくりと下がる。
前へ進み、後ろへ後退する。
スピード上げながらカーブして回る急停止をする。
思いどうりに移動す事を確認したので下げる。
絨毯を丸める手をかざし仕舞う。
探索を再開する。
5時間経過後発見した横穴を、のそのそと這っていく。
明かりを灯す、あっちにもこっちにも灯していく。
天井近くにも灯すとデカイ白スライムが天井近くにいた。
あ!天井近くの火が白スライム触れて体中に燃え広がる。
ギェーと鳴きながら落下して、のたくりながら消えた。
本当に火に弱いモンスターだ。
消えた跡にスクロールがあった。
風の文様と何か分からない文様が横に描かれている。
念じてみる。
風神魔法 Lv0
竜巻を発生させる
クールタイム300秒
凄そうな魔法だダンジョン内だと、使い所が限定される。
潜った目的を達成。
地上へ戻ろう・・・
俺はマンモス交番で遠征申請を出した。
武器と防具も提出した。
武器と防具は厳重に梱包されロックがかけられた。
その後は専用配送で遠征先に送られる。
遠征申請は中級者以上しか申請出来ないシステムになっている。
遠征申請した訳は、力をつける為である。
ここのボス部屋は強すぎるキルだから分かる実感だ。
なら他のダンジョンで力を得るしかないと思った。
攻略されたボス部屋の情報を見ればいけると感じた。
三日後が配送予定日なのでのんびりする・・・
大統領は帰国後、水城ナナに名誉勲章と大統領感状を授与される。
議会の反対もあったが、
テロは戦時下であり義務を超えた勇敢な行為だと押し切った。
そして日本政府と水面下で取引をした。
北川ダンジョン前に巨大病院の建設と治外法権の別棟建設
そして3割の外国人の受容れ。
それにともない国際救護定期便が新しく作られた。
日本政府は緊急にダンジョン協会支部の建設と。
新たなマンモス交番の建設を決めた。




