魔法の発動と使い方
区民会館会場で第1回ギルド会合が行われようとしている。
「おはよう、キタガワギルドマスターの谷口です」
「朝早くからのお集まり頂き感謝しております」
「今日の第1回ギルド会合に多くの方々に尽力頂き」
「感謝の意を表させて頂きたいと存じます」
・・・
・・・
・・・
「ダンジョンで廃れた北川を繁栄させる為に」
「ダンジョンを利用しようではありませんか」
・正式キタガワギルド承認報告
・キタガワギルドの目的と理念報告
・キタガワ本部建設立案報告
・ダンジョン出入り口前の土地買取の為交渉中である事
・1階攻略用道具の完成報告
・現メンバー数が103名の報告
・1階攻略班の正式メンバー発表
・火スクロールのメンバー価格2千万円の報告
・ガラス工房の建設立案報告
・ガラス工房職人兼社長紹介
・質疑応答
やっと第1回ギルド会合が終わった。
大人達は雄志を募り、夜の飲み会の会費収集をしている。
呆れたもんだと思いながら帰ろうとすると。
高見静香が、3人の女の子を連れて俺のところにきた。
「導師、この子達に気の鍛錬指導をお願いします」
「なんだ、導師って」
高見「導師は、導師じゃないですか。尊敬してるんです」
「君が指導すれば」
高見「教えたけど、全然駄目なんです」
3人の女の子「導師!、お願いします」
「仕方ない、1時間だけ今から3日潜る予定だから」
背負いバックを背負いダンジョンへ。
ダンジョンフロアは、40名程のメンバー達が準備をしていた。
ロッカールームにもいたから若しかしたらっと思ったが。
「2階へ行くぞ」
「えー、そんな」
「大丈夫俺が守るから、ここで鍛錬出来ないだろ」
「はい、分かりました」
火の球で討伐しながら、彼女達の火の球を観察する。
「汝のために邪な者を火の天罰で滅す」
火の球が飛んでいった。
「なんだー、その呪文!」
「わたしの火の球よ飛んでけー」
なんなんだ、これはどうなってる考えてると。
「紅蓮の炎よ汚れし魂を清めよ」
「我が魂よ敵たるもとへ行けー」
お前もか・・・・
「あとは、俺が討伐するから。黙って付いて来てくれ」
魔法を調べた時、呪文もあった。
俺の防御魔法は、手本がなかったから念じるから始まった。
そうかそうかと自分で納得してしまう。
2階フロアにきた。
体の力を抜いて座った重心を真っ直ぐに・・・
気持ちを穏やかにしながら深層に静かに沈んで・・・
鍛錬法を教えている。
「導師、感じます凄く感じます」
「わたしも感じます、導師!」
「私のお臍が温かいです、導師」
1時間たち終了させる。
「ダンジョンに潜った時に最初に1時間する事」
「鍛錬の初歩を覚えたので1階でやるように」
「人がいても煩くても鍛錬を出来るようになっている」
「出来ないでなく出来るように鍛錬するのも鍛錬」
「個人差があるが俺の実感として、魔量と魔力は上がる」
「日々鍛錬をすれば効果はある、君達も信じてやってくれ」
「それと、重大な事を言います」
「魔法使用に呪文はいりません」
「えー、呪文は常識です」
「俺が使ってる時、呪文唱えてましたか」
「呪文を使い続けると」
「固定観念で呪文なしの魔法が使えなくなります」
「どっちが良いです」
「魔法では、固定観念は敵です魔法の可能性を潰します」
説明しながら自分自身も固定観念に捕らわれていると思う。
壁に向かって、呪文なしで魔法を使わせる。
駄目だった。
手をかざし、俺が火の球を飛ばす。
皆見てる。
手かざし魔法を使わせる。
1名が成功すると、続いて成功しだした。
逆の手かざし魔法を使わせる、成功するまでさせる。
左右手かざし魔法、火の球2発を同じ目標に当てさえる。
魔法発動には、きっかけが必要なのかも知れない。
拳銃を打つ為のトリガーを引く感じのものが。
それが手かざしかも知れない。
「あとは、自分で考える。発想に限界はない」
「それと単発で2回当てるのと、2発同時に当てるのでは」
「2発同時に当てる方が相乗効果で断然攻撃力が上がります」
「これで終わりです、帰りますか・・」
彼女達を連れて帰る・・・
彼女達を1階フロアにとどけて直ぐさま引きかえす。
通路には沢山のメンバー達が、スライムに対して頑張っている。
時間は21時24分、徹夜でもするのかと思い俺もだっと反省。
3階フロアに着いた、朝一に結界を張りたいから今回諦める。
寝る準備をする・・・
嫌な予感がする、他のメンバーにも教える事になるのかと。




