地上での魔法
1階の高い天井前に立ち止まり、中を覗き込むが暗く見えない。
火の球を発射する床・壁に。
フロアにスライムは居なかった、中央の床に穴があいてるだけ。
あの穴から湧き出るのか、意を決して中に入る。
案の定、穴から湧き出すスライムに両手から光弾を打ちまくる。
30分を経過した、まだ湧き出している何故だ止まる気配がない。
40分・・50分・・60分・65分やっと止まった。
討伐途中でLVアップした。
防御魔法 Ｌｖ3
体に防御膜を張り、物理攻撃・魔法攻撃から体を守る
使用時間：2時間 クールタイム0分 連続使用可
結界を張れる。その中では、体力・魔力の回復が凄く早い
使用時間：1時間 クールタイム12時間
3階より弱いと考えていた、ここで考えても仕方がない。
魔法疲れの予兆はない、まだいける。左手で魔石やポーションを回収する。
3階の時は後で回収するつもりが回収できなかった。
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・フロア中央から裸体像が迫り出してきた。
大盾を構えた裸体像だ、触っているとあれ！大盾が動く裸体像
から外せそうだ。外れた大盾を調べると内側に文字が
「弱き者よ、我が守護したらしめる」
ここは装備するしかないのか、ここに腕を通してここを持てば
その瞬間眩く光だし眼を瞑ってしまった。少し眼を開けると
左腕の大盾も消えていた「守護を与えん」
また声が聞こえた。
ヨシ！今度は、横穴だ。
横穴に入る、明かりを灯しながらここも広い。
壁や天井を見ていると中央に2mのスライムが鎮座していた。
左手で水の槍を発射し大きな穴を開けてから近づき左手で
核を吸取った。
それは急に現れた頭を守るように大盾が、ドンと音がした。
後ろに下がり確認する、スライムだった水の槍を発射再び核を吸取る。
また大盾が出現しドンと音がした・・・
結局10匹のスライムを討伐、絶対！天井に居なかったはず。
天井を何度も見てしまう。
殺気のない落下攻撃がスライムの専売特許だから注意してたのに。
安全フロアに戻ろう。
フロアに座り考え込む、あれは罠だと。
討伐されると次のスライムが出現、そして次と卑劣な罠だ。
あの大盾には、助かった。
[弱き者よ、我が守護したらしめる]この文言も分かった気がする。
[暗き渦を自在に生みし者なり]これも分かる。
[汝、契りを結びたる時。大なる魔を獲る者なり]
これが分からない、魔力が増えてないし、攻撃力も強化してない。
ただアイテムボックス取得への序文なのか。
ドロップ品を見てみよう。
光のスクロール 4本
闇のスクロール 1本
マジックポーション 5点
光魔法取得した、闇魔法取得した大いなる魔法使いになった気分だ。
光魔法 Ｌｖ０
癒しの光
クールタイム60秒
光線
クールタイム600秒
闇魔法 Ｌｖ０
影の拘束
拘束時間5分 クールタイム600秒
影の槍
貫く時間5分 クールタイム600秒
光魔法は癒しの光で軽傷なら直ぐ治り、切断した指も繋ぐ。
足や腕などの切断は、LV3でないと治せない。
光線は1cm程の穴を貫く、ただ貫く距離が500mらしい。
人が多い場所では使えない魔法だと言われている。
闇魔法の影の拘束は、相手の影で拘束するのだろう。
影の槍も相手の影から槍が飛出し留まるっと思う。
しかし、スライムの影って見た覚えがないやって見ないと。
4階の事を隠すためと今後の為に。
地上に出る為の準備をする、これは売却しない。
これは売却、これどうする・・・
15時11分か、帰るとするか。
地上に出た、出入り口の隊員に。
「どうも」
「君の胸部防具光っているね」
「え！」
胸部防具が光っている、防御魔法を解除。
「どこも光ってませんよ」
「光って綺麗だなって思ったのに、光ってないね」
「ごめんごめん」
何故だ何故、地上では解除されて魔法使用出来ないはず。
路上のカラスに影の拘束を発動したらカラスは騒いでたし。
癒しの光も使えた、アイテムボックスも何度も。
PCで検索しながら唸る、どうしたものか。
谷口さんからのメールだ。
明日大事な話があります、絶対きて下さい。
俺は明日暇だ、キル免許証を取られた。
ドロップ品の売却数や希少価値を基準にした結果。
中級者にクラスアップしたのだ、明日18時以降に貰える。
グダグダしても仕方ないので寝る・・・
そうだ、結界を張ってみた活力が沸いてきた。
寝れね・・・・
今日の成果
青魔石 422個
赤魔石 45個
今日の売却(4日)
青魔石 422個
赤魔石 45個
蒼い魔石 698個
火の球使用 35 照明の用途で使用
防御魔法 連続使用18時間
結界 2回
【アイテムボックス】
青魔石 0個
赤魔石 0個
蒼い魔石 0個
石魔石 304個
光のスクロール 3本
マジックポーション5点
火のスクロール 1本
