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指輪



頭痛がして眼が覚めた、左手の親指で米神を押さえながら時計を

6時34分少し記憶が戻ってきた。

必死にここまで来た事に俺自身に褒めてやりたい。

魔法疲れで失神でもしていたらとゾッとしてしまう。

喉が渇き水をがぶ飲みする、携帯食も2食分食べる。


ブーツが光ってない、胸部防具も防御魔法が消えたんだ。

防御魔法を発動とともに光りだす。

一息ついたのでマットと背負いバックを1m移動して置く。

そうしないと24時間後消滅するからだ。


当初そんな事を知らないキル同士のケンカが頻発した。

その問題を解決したのが3名の研究者で設立したダンジョン研究所。


自腹に近い予算での活動であった。

3名の研究者は、安全フロアに紛失と同等の物を10点置き観察。

24時間後全部消滅する瞬間を2名が確認。

その後の検証で移動による消滅時間のリセットが立証された。

ダンジョン庁は、直ぐにダンジョン協会傘下に組込み

多大な予算を議会において承認された。



ポーチから指輪を取出し観察すると、内側に小さな文字が刻まれている。


携帯レンズで見る。

「汝、契りを結びたる時。大なる魔を獲る者なり」

「暗き渦を自在に生みし者なり」


これを指にはめるのか、呪いのアイテムだと怖いが。


死を直面して獲た指輪、はめるしか無いだろう。

左人差指にはめた、指輪が青く光徐々に消えた指輪も消えていた。

すると人差指から「汝に魔と暗き渦を与えん」


その後指を見続けたが何の変化も無かった。


あのフロアに行こう。



俺の左手は、呪われてしまった。

蒼い魔石を取ろうとすると消えてしまうのだ魔石が何度も、

ナイフを左に持ち替えて右手で取るようにしてる。


フロアに着いたと思った、何度もメモ帳と見比べたが。

フロアは、無かった行き止まりの壁しかなかった。

俺は夢を見ていたのか、指輪もフロアも無く確証もなくなった。


ダンジョンとは、かくも不思議な場所なんだろう。


あきらめとため息をはきつつ未踏破へと進む。

そこで見つけてしまった、60cmの穴を奥は暗く見通しが悪い。

右手をかざし火の球を・・・でない・・・

そうか右手でやった事が無かった火魔法を右手にナイフ持ち

左手で火の球を発射、1m先は広くなっているこれなら行けるか。

這って中に入っていく、広いフロアに火の球で明かりを天井にも、

天井にはいない壁にもいない、広い広すぎる球場位の広さだ。

そいつは隅いたトラック程の蒼いスライムが、そいつが動く前に

俺が動いた、左手でナイフを取出し乱舞斬を1回2回3回と切裂いた。


肩で息をしていた、心臓がドキドキドキと驚いていた。

そいつが残していった物は、スクロールだった。


開いて見る、水の模様が書かれている念じる。


水魔法 Lv0

水の槍を飛ばす

クールタイム30秒


水の槍を検証する。

左手から5発右手から5発すんなりと右手からも発射できた。

多分火の球が右手から発射しないのは、固定観念だと推測した。

威力は、光弾の2倍。スピードは、200キロ位。



起きてから11時間経過している。

帰ろう・・・振向くと明かりの炎がポッポッ消えてゆく。





今日の成果

蒼い魔石411個    



乱舞斬   3

火の球使用 53

水の槍使用 10 

防御魔法 連続使用15時間

結界 1回




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