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スクロール

「あ!、ここ何処だ!」


そうか、ダンジョン内で寝てたのか・・・


携帯食を食べながらしばらく、今後について思いに耽る。


そして思い出す、防御魔法の連続使用を確認すると継続して使用

してるようだ。少しだるさも感じる結界を張る事にする。


結界が溶けた時計を見ると9時12分、討伐をする事にする。



床で蠢くスライムに火の球を発射する。燃えている炎の中で蠢く

スライムは必死に絶えている耐性が有るのかも知れない。

炎が収束したので見に行くと赤い魔石が残っていた。


嫌な事に気がついた、スクロールがドロップしたら燃えるかも。

燃えたら困るスクロールは、前回のオークションで1億5千万円。

手続きと税金で7千5百万円引かれる、ダンジョン協会売却は7千万円。

どれだけぼったくるのかと見ていたのが現実味が帯びて来た。

魔石もそうだ、最低価格の3万円。市場では、8万円~10万円が相場。

ダンジョン協会では、税金と手続きを引いた価格ですと嘯く。

世知辛い世の中である。



光弾をメインに討伐する。

赤いスライムは、床に6割・壁に1割・天井に3割張り付いている。

生態が若干違うのかもしれない。


今日は、此処での討伐を12時に終わらせたい。階段から地上まで

最短で3時間、マンモス交番でたぶん調書が3時間。

18時で終わり、帰ってゆっくり風呂に入りリフレッシュしたい。

そんな予定の中、着々と討伐していく。



今、マンモス交番受付でドロップ品を出している。


スクロールを出した途端、質問攻めでそのまま別室へ案内される。

以下の事を掻い摘んで説明する。


スクロールで火魔法を取得した事

階段を見つけた事  最短ルートの略図を添えて

2階には、赤いスライムがいて火魔法を使用する事

赤いスライムからスクロールと赤い魔石をドロップした事

説明が一段落したので話を切り出した。


「スクロールの売却は、7千万円で間違いありませんか」


「間違いないよ、今ダンジョン協会の者が確認の為来てるから」


「そうですか」

「あのー、電話してもいいですか」

「急用な話なので」



「もしもし、風間です」

「取引の件で・・・はい・・・はい」

「今日スクロールを売却して7千万円入ります」

「その7千万円追加して、進めて貰えますか・・・はい・・・はい」

「明日ですか・・・はい・・・わかりました」

「よろしくお願いします・・・」



再度説明を再開する。


「今回、異例な事が多く。明日2階まで案内を頼みたい」


「何時からですか」


「8時からお願いしたい」


「あ、さっき8時に会う約束をしたので9時にして貰えませんか」


「わかりました、9時でお願いします」



帰って風呂に入ろう。




今日の成果

青魔石38個

赤魔石39個 

スクロール 1本


青魔石176個 売却

赤魔石40個 売却

ポーション 3点売却

スクロール 1本売却

 


光弾使用80

火の球 1

防御魔法 連続使用30時間(14+16)

結界 1回




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