老婆と少女
閲覧ありがとうございます
処女作ですので至らない所も多々ありますがよろしくお願いします。
穏やかな日の光が差す一軒屋に老婆と年端もゆかぬ少女がのんびりと過ごしていた
「おばーちゃん、おばーちゃんのむかしのゆめはなぁに?」
少女が突然思い立ったように老婆へ話しかけた
「私かい?私の夢ねぇ……はて何だったかしらねぇ…ふふっ 私も年ね、あまり思い出せないわ」
老婆は少し困り顔で少女へ答える
「お母さんへ聞いてみたのかい?」
「ううん…きいてみたいんだけど、おかあさんにね?あえないの……わたしさみしいの、おともだちともあそんじゃだめだっていわれてるの、だからおばあちゃんとおはなししてるの」
少女はとても寂しそうに、つまらなさそうに話す
老婆はまるで自分のことのように聞いていた
「でっ、でもねおばあちゃんのおはなしとっっってもおもしろいからすきだよ!ほんとだよ!」
先ほどとは打って変わりまるでとりつくるように力説をする少女を微笑みながらあいずちをうつ老婆は何かを思い立ったように手をたたいた
「そうねぇ、あなたが良ければ私の思い出…聞きたい?」
少し悪戯っぽく笑う老婆に
「きくっききたい!はなしてくれるの?おばあちゃん」
「ええ、勿論よ?私なんかの思い出なんかで良いならね…さて、どこから話したものか―――
誤字脱字などありましたら御手数だと思いますがご指摘お願いします
閲覧ありがとうございました。