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その48 夏の終わりに

 その夜、俺達は近海の港湾地区で開かれていた祭りへと出かけ、締めの花火大会を観て帰った。

『達郎さまーっ! きれいでしたねーっ!』

 由美さんに可愛らしい浴衣を着せてもらっていたナーちゃん、大はしゃぎ。

 長い髪をアップにまとめて、白ベースの浴衣がすっごく似合う。

『あァ。この夏観た花火の中では一番すごかったかもな』

 近海市の花火大会が一番金をかけているっていうせいだろうけど。

 ナーちゃんと同じく浴衣姿の葵さんにドルファちゃん、人ごみでまあ目立つ目立つ。

 ナンパされかかった回数は数え切れないが、その都度ずいっとマサが登場。

 傍からえらい睨みを利かせてくる彼を無視してまで二人をナンパしきれる人間などこの街にはいない。全て、こそこそと逃走。

 帰り道をみんなで騒ぎながら歩いていると

「お……? 電話だ」

 由美さんのケータイが鳴っている。

「はいよ……おォ! 懐かしいじゃん! 元気だよォ!」

 お知り合いからか。

 少しの間、彼女は楽しそうに喋りながら夜道を歩いていたが

「それマジで? いつ? ……そっか。いや、ちょっと考えてみたいケド」

 急に真面目な表情になって立ち止まり、その場で声を落として話し続けている。

 が、俺達が待っていることに気がつくと

「おぅ! 先、帰っててくれ! ちょいと、大事な電話なんだ!」

「はーい。じゃ、お疲れしたー!」

 由美さんを残し、帰宅した俺達。

 その時は特に何も感じなかった。友達か誰かからのちょっと込み入った話なんだろうくらいに思っただけ。

 しかし、それから三日後のこと。



「あれから由美さま、きませんねぇ……」

 旅行中にトリオの一部と化していたドルファちゃんがつまらなそうにぼやいた。

 確かに。

 夏休み中、一日と空けずやってきていた由美さん、夜道で別れたきり次の日もその次の日も姿を見せなかった。

 まあ、彼女はバイトもやっているみたいだし、そういうこともあるだろうと正直俺はあまり気にとめていなかった。それよりも、夏休みもあと残り十日ということで、俺は俺で最後までやっつけていなかった宿題の制覇に勤しんでいたということもある。

 夜になって、メシも風呂も済ませてから居間でテレビを観ていたらケータイが鳴った。

 由美さん。

「……もしもし、由美さん?」

『おぅ、タツ。アタシだよ』

 どういう訳か、電話から聞こえてくる由美さんの声にはいつもの弾けるような調子がなかった。

 一瞬、妙な予感を覚えつつ

「どうかしましたか? 三日も顔見せないなんて、珍しいじゃないですか」

 多少の冗談を交えて言った俺。

 すると

『まあ、ちょっと、な。――お前、今から新港一丁目のコンビニまで出てこれるか? その……ナーはナシで』

 遠慮がちに、電話の向こうで由美さんは言った。

 しかもナーちゃん抜き?

 妙な予感は嫌な予感に変わった。

 ともかく、一度会わないことには。

「……わかりました。五分あれば行けますから」

 電話を切ると、俺は立ち上がりざま隣にいた葵さんに

「葵さん。ちょっと、そこまで出てきます。あまり時間がかからないで戻ると思いますけど」

「はい。私もご一緒しましょうか?」

「いや、大丈夫だよ」ソファの上で気持ち良さそうに眠っているナーちゃんをちらりと見て「ナーちゃんを頼む。風邪なんか引いたらいけないし」

「……わかりました。夜道にお気をつけて」

 俺はつんのめるようにして家を出た。



 新港一丁目にあるコンビニまでは、家から三分あれば着く。

 車が二十台も停まれる広い駐車場の片隅、隣家と敷地を仕切るフェンスにもたれるようにして佇んでいる由美さんの姿を見つけた。

「――由美さん!」

「おォ。すまねェな、こんな時間に」

 近寄って行くと、由美さんは片手に缶ビールを持っている。もう片方の手にもっていたペットボトルのコーラを俺に投げて寄越し「それ、飲み終わるまでにはハナシはカタつくから」

「あ、ありがとうございます……」

 彼女の斜め前に立って、コーラのフタを開けようとした。

(……?)

 そこで俺は気がついた。

 いつもならTシャツに短パンっていうラフもいいところな格好をしているはずの由美さんが、きちんとした服装で綺麗に化粧をしている。もともと美人だしスタイルもいいから、ちょっとしたファッション誌のモデルでもつとまりそうな感じ。ただ、片手の缶ビールだけが唯一ズレている。

 その缶ビールをぐびっとやって

「……この間そこの花火大会に行った帰り、アタシがケータイで喋っていたのは知ってるよな?」

「そうでしたね。なんか大切そうな話だったから、みんなお先に帰らせてもらいましたけど」

「あァ。それで、コレさ」

 長いふわりとした高そうなスカートのすそをつまんでひらひらとやって見せた。

「……?」

 コレ?

 不思議そうな顔をしている俺に、由美さんは事のあらましを話して聞かせてくれた。

 彼女の古くからの友達に、東京でファッション系の店をやっている人がいる。その人は由美さんがそういう仕事に興味をもっているのをずっと覚えていてくれたのだが、近く店舗を拡大することになり、その準備からオープン後の営業に至るまで、新たに人手が必要になったのだという。

「……で、アタシに声かけてくれたんだ」

 由美さんは嬉しそうに言い、また缶ビールをあおった。

 そう。

 彼女にはそういうセンスがあった。

 ナーちゃんはもちろん葵さんやドルファちゃんについても、色々な場面で由美さんは何かと着るものに世話を焼いてくれていた。彼女達がやってきてから毎日着る服をはじめ、先日の旅行については水着の購入、そしてつい先日の花火大会で三人が着た浴衣もそう。由美さんという存在がなければ、今ごろナーちゃん達はうちのアホ幸子が近所のスーパーで調達してきたしょーもない服を着せられていただろう。昭和なデザインの服をまとった葵さん。――想像しただけでゾッとするものがある。

 確かに、彼女は一時期、この近隣の学校をシメまくって暴れていた。警察にも、だいぶマークされただけでなく何度もお世話にさえなっている。しかも、年齢に関係なくこうやってビールを愛飲したりするし、ちょっとキレれば海の世界で今や伝説となっている「武装天女」に早変わりだ。

 でも……だからといって、それらは由美さんの人並み外れた感性とはまったく別のこと。

 そいつを表現する機会も場も、今の今までめぐりあうことができなかっただけだ。

 ようやく、幸運にもそれがやってきた。そういうことなのだろう。

 そうだったんだ。

 俺は事態を悟った。

 由美さんは――遠くへ離れていこうとしている。

 咄嗟に何を言ったらいいのかわかんなくて、ペットボトルを握り締めたまま突っ立っている俺。

「アタシは、さ」

 由美さんは俺から視線を外し、コンビニの賑やかな電飾に目をやった。

「今までぐっちゃんぐっちゃんなコトしかしてこなくって、みんなから嫌われまくってた。でも、マサとかアンタとか、真っ直ぐにアタシと付き合ってくれる人ができてから、ホントに楽しかった。毎日が正月さ。……特にタツ、アンタなんかある日突然わっけのわからん世界の野郎どもと一発仕出かした挙げ句マサと二人で乗り込んでやれなんてさ。たまたまアタシとここで会わなかったら、どーなっていたかねぇ」

 そうそう、そうでした。

 マサと二人で葵さんを助けに行こうってしているその時、偶然このコンビニにやってきた由美さんとばったり会ったんだよな。確かに、由美さんがいなかったら俺達、今ごろ生きていなかったような気がする。

 でも、由美さんはケラケラと笑って

「――それはそれで、今となっては良かったよ。ナーとか葵とかドルファとか、いろんなヤツと会えて、そのあとみんなで面白いコトもできて。こんなにいい夏は、アタシの人生で初めてだよ。マジ、感謝してる」

 でも、と彼女は続けた。

「山奥の田舎に行って何があったか知らんけどさ、まるで見違えたタツを見ていたら思ったのさ。ああ、アタシは楽しさに甘えているだけだな、って。タツやナーが少しづつ前に進んでいるのに、アタシだけいつまでもはしゃいでいたらバカみたいじゃん。だから、なんかしなくちゃならねェなぁって、思ってた。旅行に行く前くらいから」

「……」

「そんな感じで悩んでたんだよね。まあ、旅行の時くらいは忘れたれと思ってバカ騒ぎしたりしたけど。帰ってきてからは割とブルーだったなぁ。だから、ミキ……ってそこのショップやってるアタシの年上の友達ね。ミキが誘ってくれて、涙が出るほど嬉しかった。ああ、やっとチャンスがきたんだなぁって」

 自分の気持ちをストレートに語っている由美さんの表情はかつてなくさっぱりしていて、とても活き活きしていた。

 あのヤンキー調な口調も、いつの間にやら普通に女性的なそれになってるし。

「由美さんは、何がきっかけでそういうコトに興味を持ったんです?」

 なんとなく、もっと喋って欲しかった。

 正直、今夜を過ぎれは由美さんはぐーっと遠く、手が触れ合えない世界の人になってしまいそうで、ちょっと寂しい気がしたりしたから。

 で、そんな質問を向けてみると、

「ちっちゃい時から、いろんな服のデザインを考えるのが好きだった。小学校の時なんか、クラス全員の服のイメージとか自由帳一冊に描きまくったコトもあったなァ。そん時からだよ、ファッション系の仕事に就きたいって思ったのは。――でも、アタシん家はえらく金に困っていたから、そういうハナシをすると親がイヤなカオしやがんの。もっときちんと将来のことを考えろ、とかって。ムカついたなぁ。だからアタシ、思いっきり暴れてやった。つっても、たかだか貧乏家の片隅をぶっ壊してもしょーがないから、どーせならこの辺りの連中を片っ端からシメてやろうと思って。結局はやっちまったけどさ」

 やり遂げるというのもカンタンな話ではないと思いますが……。

 それはともかく、彼女の親がいいとか悪いとかは別にして、自分の夢とか希望とかを一番身近な人に否定されるくらい悲しいことはないよな。

 そうやって言われた時の由美さんの苦しさ、何となくわからなくもない。

「ま、自分でバイトして稼いで専門学校に行くとかいう方法もあったんだろうけどさ。アタシもともとバカだったし、勉強してどうにかできるとも思えなかった。へんちくりんな遠回りをかましてしまったけどさ……それはそれで、今となりゃ良かったよ。アンタ達みたいな、こんなアタシを受け入れてくれるいい友達に出会えたんだし」

 にっこりと笑った由美さん。

 真っ向からそれを受けた俺は、どうしようもなく泣きそうになった。

 この前、ポイズン達とやりあった時もそうだったが、俺のことを「友達」だって、言ってくれている。

 今気がついたけど、彼女が言うときの「友達」って、とてつもなく重い意味がある。

 ――俺、こんなに素晴らしい人に支えてもらっていた。

 正直寂しい気持ちになるけれど、今は俺の方から全力で賛成してあげたい。

 じゃないと……申し訳ないよな。

「由美さんの望みが適うときがきたんですから、思う存分やってきてください。離れた街で暮らすようになっても俺達はいつだって、由美さんのことを待っていますから」

「すまねェな、急にワガママ言って。なんか、タツにしか言えないような気がしたんだ」

 そうか。マサにも言ってなかったんだ。

「なにをワガママなもんですか。由美さんには由美さんの人生を選ぶ権利があって、その努力をしてきたんだ。チャンスは活かさなかったら、なかったのと同じコトになっちゃいますからね。――たとえほかのみんなが反対したとしても、俺は由美さんの選んだ道を支持します。俺にはそれくらいしか……由美さんの恩に応えられないから」

「バカヤロー。カタいコトばっかり言いやがって……」

 立ち上がるなり俺をぎゅっと抱き締めた由美さん。

 もしかしたら、泣いていたのかも知れない。

 でも、決して涙は見せない人。俺は今まで由美さんが泣いたのを見たことがない。

 二、三回、ぎゅっと強く抱き締めてから離れると

「ま、そうはいっても新幹線に一時間も乗れば会えるところにゃいるんだ。地球の裏側に行くワケじゃないんだしな」

 由美さんは可笑しそうに笑った。

「そうですよ。ナーちゃんと葵さんとドルファちゃんの服、引き続き見立ててもらわないといけないんですから。これからもよろしくお願いしますよ?」

「へへ……美人の着る服は高くするからな?」

 それは……できるだけ手加減願いたいものです。

「じゃあ、アタシ、行くから。色々と面倒くさいコトが多くて、さ。今日も一日あっちに行ってて、今から帰って今度はこっちの準備なんだよ。ゆっくり飲んでるヒマなんかありゃしねェ」

「はい。忙しいのにちゃんと会って話してもらって、ありがとうございます」

 頭を下げた。

「礼とかすんなよ。アタシ達の仲だろ。気持ちが悪ィじゃねェか」 

 由美さんは去りかけたが、ふと足を停めて

「それから、さ」

 俺の方を向いた。

「アタシ、さみしいのはキライなんだ。だから、さっさと行くよ。とりあえず、明日には行っちまうから。みんなにはタツの口から伝えておいてくれ。ホントに勝手ですまねェけど、アタシの最後のワガママ……聞いてくれよ?」

 由美さんらしいな。

 みんなは多分、さよならも言えないで別れたって知ったらすごく悲しむだろうけど。

 ま、永久の別れなんかじゃないんだ。

 そこは一つ、由美さんのリクエストに応えることにしよう。

「わかりました。きっと、そのように」

「ありがとよ。またな!」

 去っていく彼女の背中を見送っている俺。

 楽しいことは、いつか終わりがやってくる。

 由美さんがいた毎日は刺激が多くてドキドキで楽しかったけど、どのみちこういう日があることを覚悟していなくちゃいけなかった。

 もう二度と、武装天女は戻らない。

 今までの日々はかえってはこない。 

 でも、いいじゃないか。

 自分の夢を追っていくこれからの彼女には、武装天女なんかふさわしくない。

 由美さんなんだ。

 そしていつまでも由美さんは――みんなの由美さんだから。



 家に戻っても、俺はナーちゃんや葵さん、ドルファちゃんには話さなかった。

 なんでって……マサがいなかったからだ。みんながいる時を見計らって話をしようと思っていた。じゃないと、なんかフェアじゃないっていう気がした。

 翌日の夕方になって、上手い具合にぶらりとマサが遊びに来た。

「タツよォ、この間から由美さんに会わねェんだよなァ」

 俺の部屋でごろごろとしていたヤツが、不意にぼそっとそんなことを口にした。

「そのことなんだけど……実は、話があるんだ」

 ちょうどナーちゃん、葵さん、ドルファちゃんもそろっていたから、俺は昨晩の一件を切り出した。

 四人は俺の話に黙って耳を傾けていたが、聞き終わるなり 

「えぇっ!? マジかよ!? それ……マジなのか!?」

 大声を上げたマサ。

「由美さま、いなくなっちゃったんですかぁ!? そんなぁ……」

 ドルファちゃん、早くも涙目になっている。

『まあっ! 由美さまが、そんな風に……』

 ナーちゃんも悲しそう。

 葵さんだけは表情を暗くしつつも、じっと黙っていた。

「でもよォ、由美さん、なんでそうならそうって、言ってくれねェんだよォ! 黙って行っちまうなんてよォ!」

「そぉですよ! せめて、お別れくらいは……」

 黙って去っていった理由だけは伏せていたから、そういう話が出てくるのももっともだ。

 ま、どう転んでもきっとみんな騒ぎ出すだろうと思っていたから、そこだけは最後に話そうと思ってわざと言わなかったんだよな。

「そォだ! 今から急げば、何とか駅で会えんじゃねェかな!?」

「……もう、行ってしまったよ。間に合いやしない」

 いかにも納得がいかなさそうなみんなに、俺は言った。

「そういう気持ちになるのはもっともだ。でも、今は由美さんの選んだ道をみんなで支えてやろうぜ? じゃないと、由美さんはいつまでたっても武装天女でいなけりゃならないんだ。本当はみんなに会ってから行きたかったと思う。でも、会えば余計に寂しくなっちゃうからって、あえて会わずに行ったんだよ。……わかってやってくれないか?」

 すると

「ええ、達郎様のおっしゃる通りですわ。私達が寂しいからといって、由美さまの邪魔をしてはなりません。心が通じているなら、どこにいてもわかりあえるものだと、私は思います」

 ありがとう、葵さん。

『……そうですね。私たちはたくさん、由美さまに助けていただきましたもの。せめて今は、由美さまが望んだ通りになっていっていることをお祝いしてあげたいと思いますわ。きっと、由美さまもそのほうがお喜びになるでしょうから』

 ナーちゃんもそう言ってくれた。

 それを伝えてやると、マサもドルファちゃんも沈黙した。

 しばらく、誰も言葉がなかったが

「でも、でも……やっぱり、さびしいよぉ……」

 ぽろぽろと涙をこぼしているドルファちゃん。

 だよな。

 その気持ちも十分にわかる。

 ――だけど。

 由美さんは伊達に俺達のボスじゃないんだぜ?

「……まあ、もう一つだけ、話があるんだけどさ」

 四人が一斉にこっちを見た。

 俺はケータイを取り出し、受信メールに視線をやりながら

「今日が八月二十二日。で、由美さんの店の新装オープンが二十八日。――オープン記念オータムフェアをやるからって、いきなりなんだけどメールがきてるよ。……追伸で『人間の世界じゃない世界のやつらのみ、一部の店員から特典があるかも知れない』だとさ」

 ずいぶんな表現だこと。

 そのメールをもらったとき、可笑しくて仕方がなかった。

 ちゃっかりみんなに一杯食わせたりして。

「えーっ! なにそれー!?」

 泣いていたドルファちゃんが思わず笑い出した。

 意味がわかった葵さん、マサも笑っている。

 俺がわかりやすく説明してやって、ナーちゃんも苦笑。

『まぁっ! 結局は由美さま……おいでなさいってことですね?』

 正解。 



 多少離れたくらいで、俺達の絆は切れたりなんかしないよ。

 一緒に困難を乗り越えてきたんだから。

 そしてその絆はこれからもずっと――続いていくだろう。

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