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家庭菜園物語  作者: コンビニ
11/180

10 クラフト

モモの髪色の設定盛り込んでったっけと思い一部修正してます。

当初は黒予定だったのですが髪色は白のおんにゃのこです(`・ω・´)

間違った記載があれば修正します。

 クラフト機能が解放された喜んで家に戻れば、姉さんに煩い、臭いから風呂に入れと言われ、モモとシャワーを浴びる。

 モモも思春期になれば、ご主人様臭いとか言ってくるのだろうか。考えただけで泣きそうになる。


 風呂から出たら出たで姉さんとさくらさんが飯だと騒ぎ始めるので、飯の用意をする。

 今日も今日とてじゃがいも料理ではあるが、今日は肉なし肉じゃがである。醤油と味醂と酒、砂糖の組み合わせって最強だと思う、入れておけばとにかく美味い。

 にんじんはないので、じゃがいもと玉ねぎだけではあるが米が進む。ちなみに我が家にも革命が起きており、炊飯器の購入ができたのだ。

 少し割高だったが12000円ほどで炊飯器を3000円くらいで5キロの米を購入した。少し米の値段設定高くない? 自分で作れってことなのだろうか。

 現状で米の種? は確認できない。畑っていうよりは水田だもんなぁ。季節でアンロックされるのかな? とりあえずは秋までにお金を貯めておきたい。これもアンロックする仕組みがクラフトと同じく隠されていそうな気はする。


 ファ神が言っていたこの世界の技術で再現可能な範囲に炊飯器があったのは驚いたが、よく考えれば冷蔵もあるし御術力は高いのかもしれない。さくらさん曰く、高いが魔道具で同じような物は存在するらしい。

 これもさくらさんの旦那が早くに技術革新に取り組んだおかげと自慢された。チートさんはすげぇな、生きてたら会ってみたかった。


 「美味しいです!」


 モモの笑顔に癒される。作ってよかったなぁ。


「ご主人様、美味しいです! おかわりですぅ!」

「さくらさん、イラッとするんでモモのマネごどはやめてもらっていいですか?」


 渋々、茶碗にご飯を少しだけ盛る。


「ご主人様! さくらは大盛りがよいです!」

「さぁ、モモおかわりだよ。いっぱいお食べ」

「ああ、私のおかわりが!」


 イラッとしたので、おかわりのご飯をモモに渡す。モモも米は気に入ってくれたようで更にふっくらしてきたがまだまだ細い。肉だな肉、余裕も出てきたし買うか?

 

 ご飯を食べ終わった後にはクラフト機能の確認だ。何かあればアドバイスくださいねと念を押して姉さんとさくらさんにも確認に同席してもらう。

 ただし一番元気よく返事をしてくれたのは大福だった。お前わかってるのか?


 クラフトメニューを開くと、最初に木材を補充してくださいと、注意文言が記載されている。

 あのでかい木をシャワーを浴びて、飯を食べた後に回収しにいくのか? 無理無理、小さく切らないと運べないから更に切る必要がある。


「さくらさん……」

「出来ることは自分でするんではないのか?」

「おねげえします」

 

 仕方ないとさくらさんが取りに行ってくれるが木の補充でどうやってするんだろうか?

 そんなことを思いながらショッピングサイトを眺めていると、更新された新商品が並んでいた、木工関連の加工する道具や外置き用の買取箱が追加されている。

 どうやらお金を払うことで木を木材に加工してくれようだ。


「金を取るのか。細かい部分で金を回収にくるな」

「にゃーん」


 本当だ、家関連のとこに木工所、伐採所なんてものが増えている。どれも一律100万円だが指定する木材を集めた場合には10万で建てることが可能なようだ。

 これがあれ伐採や加工をオートでやってくれるということだろうか? まぁゲームでも自動化ってのは終盤の定番ではある。自動化ができると考えれば安い気もするが。


 さくらさんが戻ってくる前に外用の大型の買取箱を5000円で購入し、外に設置する。ここでも金を取るのかよ。

 人魂が近寄ってきたと思ったが、さくらさんが魔法で光の球を出しているようだった。


「持ってきたぞ」

「ありがとうございます。ここに入れてもらってもいいですか?」


 収納魔法で回収してきた木を買取箱に入れると、5000円で木材20個に加工が可能です。という表示が出てくる。せっかく貯めていたお金がどんどん溶けていく。

 買取箱に入れて加工が完了すると、画面上に木材が20と表示された。目の前に現物が出てこなくてよかった。


 改めて家の中に入ると現状で加工可能な物を確認する。

椅子が木材1つ、テーブルが2つか。木の食器なんて物もあり、器の種類もいくつかあるがどれも木材1つで大きさによっては複数個のセットになっているが、どれも作成には木材とお金が必要になるようだ。作成料金と言われればわかるのだが世知辛い。今は椅子とかは畳だから必要ないし、食器関連も揃っている。


「現状としては建物を建てるのに必要なくらいかな」

「にゃーん」


 試しに食器でも作ってみたらどうかと姉さんに言われたので、木のスプーン5本セットを選択する。お値段は1000円である。これならショッピングサイトで格安のスプーンを買った方が安い。

 【作成時間1時間】と表示され、木材が1つ減る。

 即時ってわけではなく時間がかかるのか、これは少し勉強になった。

 自宅の小屋のアップグレードも木材を300集めれば10万で増築をしてくれるようで、家関連のその他の施設についてもそれぞれ木材で安く建築できるようだ。

 肉の加工小屋や木工所、鶏小屋なども増えている。これはテンションが上がるな。


「農業メインでは限界もあるので、空き時間で木を集めて小屋から家にアップグレードさせたいっすね」


 農業って言っても家庭菜園に毛が生えたくらいなのと、モモの協力もあって空き時間が出てきていたので、丁度よかったかもしれない。

 あとは小さい滝と小川、岩場か予想が正解なら釣り関連のクラフトや石関連のクラフトもできるようになるんではないだろうか。

 検証するべきことが多い、楽しくなってきたぞ。


「私の朝の助言が役に立ったようで何よりだよ」

「ありがとうございました。明日から滝や岩場にも行ってみます!」

「そうか。それでは私も明日にはここを出ていこう」



ブクマ感謝(`・ω・´)

とにかく書き進めようでやってたので色々荒くてごめんなさい、、、時間を見つけて過去分も修正します。

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