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本音で語り合えなかった父

作者: とんかつ醤油

 父親の関係を描いていきたいです

 うちの父はいつも、家に帰っては酒を飲んで母や俺、妹に怒鳴る人間だった。

 怒るではなく怒鳴るのである。

 コミュニケーションが下手なので、母や妹と口喧嘩をしても、負けるからいつも口で威圧して、暴力を振るっていた。

 今思うと、子供に対してまったく興味が欠けている人間だった思う。

 俺が高校の時もいつも怒鳴りながら、バイトをしろだとか、絶対に大学には進学するな、もし進学したいのなら、そんなの不可能なのに東大に進学しろとか怒鳴っていた。

 多分、子供に愛着がなく、早く自立をしてほしかったのであろう。

 結局、父と母は離婚をした。

 円満な離婚というのではなく、父が急に離婚だ、離婚だと怒鳴りだして、離婚になった。

 だからかな、母は父とまったく連絡せず、妹は結婚式の時に父を呼ばなかった。

 俺は父の本質と言うものがまったく分からなかったので、ときどき会っていた。

 母と妹が父に会わなくなって、よく俺に電話して、妹に合わせる段取りをしろとか、母に円満な離婚したのだから、妹に合わせないのはおかしい、折半した財産を返せとか私に言い始めた。

 世の中、金じゃ金がすべてだとか言い始めた。

 車の運転の練習に付き合って欲しいと、お願いしたら最初はOKしたのだが、思う所があったのか、烈火のごとく怒鳴りだして、親を巻き込むな、いつまでも親に頼って情けない奴だな、と怒鳴った。

 仕事の相談をしたら、最初は泣きそうな声で俺に頼らんといてくれ、自分の人生だから自分で考えてくれとか言ってたのが、急に怒鳴り始めて、いつまでも脛を齧りやがって、とっとと自立してくれと怒鳴り始めた。

 断るのは言いとして、せめてまともに理論的にしゃべって欲しかった。

 ときどき連絡する関係をキープしたかったんだろうな、それなら、私の仕事のことも将来も考えていると言わないで欲しかった。

 結局、妹が正しかったんだろうな、父とはコミュニケーションが取れない。理不尽たことを言うので、毅然として対応する。

 父に対しても私はもうちょっと自立して、コミュニケーションをとったりすればよかったかな、

 今は私も父と絶縁状態にあるのだから、


 

 

 

 

お便りよろしくお願いします。

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