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タイミングの悪い僕と私、、、そして巡り合う。

作者: 七瀬
掲載日:2018/07/19



僕の名前は 『八井田 みつる』34歳、スポーツジムの経営を

している。


毎日僕自身も体を鍛え、たくさんの人たちにも同じように体を鍛えて

もらう事で、ダイエットや健康を維持する為に日々頑張ってもらう

事が僕の義務であり使命なんだと思っている。



こんな僕だから、友達には【筋肉バカ】と言われて、直ぐにからかわられる!

だから、この筋肉を鍛える時間に費やし過ぎて、未だ彼女がいない...。


筋肉を鍛えすぎて、彼女をつくるタイミングを逃しているのだ!




私の名前は 『錦山 涼子』30歳独身、銀行員で真面目でコツコツと

貯金が趣味で、休みの日は家でゴロゴロしていることが多い。


彼氏より毎日、貯金通帳を眺めている事が私の幸せであり喜びなの!

増えていく、数字を見て喜んでいる事が何よりのご褒美であり安心感を感じる。

私はこうして、彼氏をつくるタイミングを逃しているんだろうな、、、?




僕も、私も、彼氏彼女が出来ないでいた。

そんな時に、共通の友達を通して私たちは出会う事が出来た。



彼の名前は 八井田 みつる34歳、スポーツジム経営をしているらしい!

見るからに、、、【筋肉バカ】な感じが凄く見えた!?


筋肉の話ばかりで、どのプロテインがいいとか? どこどこの筋肉を

鍛えるといいとか、、、? 


そんな話ばかりで私は退屈だった...。




彼女の名前は 錦山 涼子30歳独身、銀行員で何だか気難しいと言うか、、、?

真面目そうだし、彼女の趣味は【貯金】らしい、、、!

毎日、貯金通帳を見て、にやけているのか、、、?

僕には、何が楽しいのか、、、?


彼女と僕は合わないと思っていた...。




僕たちは、何回かお互いの共通の友達を通して会う機会もあり

呼ばれる事も多く、会う機会も増えたのだけど、、、?


正直、趣味や性格も共通するところもなく話す事もほとんどなかった...。




こんなに何回も会っているのに、、、。

ほとんど、彼と会話をしないなら私はこれからもこの人とは合わないと思っていた。

無理に自分から話す事もないし、彼から話しかけられる事もなかった。


性格の不一致とはこういう事なのだろうと、、、。



でもこの日は違った。


もう何十回と会っていたけど、、、?

こんなに彼と話す事はなかったし、しかも、、、話せてよかった。



話すキッカケは、、、みんなで海に言っていた時の事。

私は泳げなくて、所謂【カナヅチ】で、砂浜でみんなが泳いでいるのを

遠くから見ているだけだった。


そこに彼もいた!

彼も筋肉が重すぎて浮かないとかで、泳げないと言っていた。

私と彼は二人肩を並べて、話をしていた。


『なんだか、はじめてだね! ちゃんと話すのは、、、。』

『うーん、そうだね! 今まで会う事あっても、話とかしなかった

から、なんだか不思議だな~』

『僕は、ほら? こんなに筋肉付けてるから泳げないんだよねぇ~

体が重た過ぎて泳げないし、筋肉バカだから、、、。』

『そ.そんな事ないよ! 筋肉がある人カッコイイんじゃない、、、?』

『まぁ、涼子ちゃんはあんまり筋肉に興味がないのは知ってるから

ごめんね、筋肉の事ばかり話してさ~』

『それを言ったら、私だって! 貯金バカだし、興味ないよねぇ~!

貯金する女とかさ~』

『お互い様だよ~! 本当は僕たち気が合うのかもね、、、?』

『うんうん、そう思う!』



そう言った後、私たちはお互いの顔を見合わせてクスクスと笑った。



この事があってからは、だんだん仲良くなっていって、、、。

次第に二人だけで会うようになったり。


僕たちは、お互いの事を知らなかっただけなのかもしれない!

見てはいたけど、深くは知ろうとしなかっただけで、、、。



ちゃんと話してみると、、、?

案外、気が合うし気取らないでいられる。


僕は、彼女といる時だけは、筋肉の話をしなくても自然といれた。

普通の何気ない会話が楽しいと初めて思えた。




彼といる時だけは、貯金の事は忘れる事が出来た。

それに、物凄くアクティブになったように感じる。


彼と一緒なら、何処にでも行けそうな気がする。

私は気づいていなかっただけだと感じた! 彼の良さを彼の事を、、、。

今では、かけがえのない人になっている!!!


『幸せとは、、、少しのタイミングがあれば見つける事が出来るのかも

しれないと、私たちは思っている。』





最後までお読みいただきありがとうございます。

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