序章
色々な小説を読んで妄想していたら出来ました。基本、思いついた事をそのまま書いているため、
設定がおかしな事になるこもあると思いますがよろしくお願いします!
ここでは、殺人、強奪、強姦などが常日頃から行われていた。治安が悪く、犯罪者や貧しい人々が集まるその場所を人々は”スラム”と呼んだ。スラムに集まる街を”スラム街”とも呼んだ。
この場所がここまで荒れ、貧しい人々が増えているのは、国による税の圧政が原因だ。
正確に言えば、”独裁派”の政治家がこういった状況を作り出している。
この国の政治家の派閥は3つある。まず一つ目に、”独裁派”と呼ばれる派閥。二つ目に”主従派”、
三つ目に”国民派”。
これら3つの派閥がこの国、”ラクロア”にはあった。そして、各派閥は広大な土地を有していた。
それぞれの派閥の説明を簡単にすると、”独裁派”は、自らの欲や利益の為に国民を使い、過酷な労働をさせる。
国民を強制的に働かせるために、税を高く設定し、払えなくなったら労働施設に連れて行かれる。
この労働施設では、10年経って、独裁派の政治家の定める課題に合格したら、自由を与えられる。
・・・・それまでに死ななければ、の話だが。また、運良く10年間生き残ったとしても、
突き付けられる課題はすべてが無理難題なもので、失敗すればまた、労働施設に戻される。
次に”主従派”の派閥。この派閥は、所有している土地を戦闘科、経済科、技術科に分けている。
主従派は、それぞれの科にその能力に長けたものを一人置き、その者を中心として動くようにさせている。
中心人物を能力によって選んでいるため、人を引くのに向かない者が中心人物になることもある。
三年に一度、筆記試験、実技試験を行い、中心人物を決める一大イベントがある。
それぞれの科の説明をすると、
”戦闘科”では、他の派閥や大陸からの攻撃に対応できるようにするために日々体を鍛えている。
剣はもちろん、銃や槍、弓など他多数の武器の使い方、戦い方を教えていて、自分にあった戦い方を
学べる。
”経済科”では、主に、他派閥や別の大陸に輸入、輸出を行っていて主に、生活必需品を輸出している。それ以外に酒などを輸出している。
・・・裏では銃や危険な薬品を輸出しているという噂もある。
ここで学べることは、商人としての基本的な知識と、計算技能、そして心理学だ。
”技術科”では、生活必需品の製造、武器の製造、薬品の研究、製造などを行っている。
また、人間の体を機械にする”機械化”の研究が今現在進められている。
他にも色々な研究をしているがそれはまた別の機会に。
ここでは、自分が製造、研究したいものを学ぶことができる。
次に”国民派”の派閥。この派閥は、国民主体の政策を取っており、政治家が一方的に何かを決めるのではなく、国民の声に耳を傾け、それを基に政治を行っている。非暴力・非戦闘を国の教訓としている。
何かあった時の為に戦闘訓練を行っているが、主従派の戦闘科と比べたら見劣りしてしまう。
また、輸出入や様々な研究、製造を行っているが、どれも、主従派の経済科、技術科と比べたらやはり・・・
といった様子だ。だが、他の派閥と比べてこの派閥は安定しているため国民からかなりの支持を得ている。
これらが各派閥の現状だ。
そして、スラム街は独裁派が治めている街で、強者が弱者を独裁派の人間に売りつけ、自らが施設に連れて行かれないようにしている。
そんな劣悪な環境の中で一人の少女が過ごしていた。
その少女は、年齢が3歳位の少女で髪は白く、瞳は紅い。その年齢に相応しくないほど落ち着いていて、
異様な存在感を放っていた。
これはそんな少女の物語・・・・・・
文章でおかしな所があったら教えてください。改善して行きたいと思います。
また、「ここはこうした方がいいんじゃない?」といったアドバイスもよろしければお願いします!