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二人のヘリオス

しばらくこもって作業をしていたヘリオスは、再び精霊たちの前に戻ってきました。

「どうかな?」

ヘリオスはウチら前にして、そう尋ねてきた。


「なかなかだと思わないかい? お嬢さんたち」

自慢げなヘリオスって、ウチ初めて見たんとちゃうかな。


「いや、その口調はやめようってさっき言ったでしょ」

ヘリオスが、もう片方のヘリオスに抗議しとる。

なんや、これ。

おもろいかも。


「わかったよ、おやじ。これでいいか?」

その顔でその口調は、なんか違和感があるわ。

違和感ってことは、違いなんやけどな。

ヘリオス、失敗したんかいな?


「いや、それも駄目だ。そもそも僕は君を作ったけど、おやじと呼ばれるには少し抵抗がある。まあ、全くダメというわけでもないけど、もともとを考えると……」

ヘリオスは少し考え込んどる……。

何となく、その姿は見慣れたもんやな……。

でも、ヘリオスがそのことを考えんわけないし……。


どうなっとるんやろ。


「オヤジはすぐに考え込む。まあ、俺だって、個性というか、まあ違いみたいなものを出しとかないと、わかりにくいと考えたわけよ」

もう一人のヘリオスは、考え込むヘリオスの肩をたたいとった。

自分で、個性とか違いとか言ってるあたり、完全に別もんになりよるで?

それでええんか?

ヘリオス……。


「納得できるような、納得でき無いような……」

考え込んどったヘリオスは、いきなり顔をこっちに向けてきた。

ようやくウチらの様子に気が付いたみたいやな。



「あれ? みんなどうしたの?」

こういう所はヘリオスやな。

妙に感がいいところがあると思えば、全くの鈍感になる時もある。

だいたい、自分に対する悪意や害意は良くわかるくせに、好意とかには気付かんのやからたちが悪い。

まるで、最初からそういったもん受けることがないっておもっとるみたいやわ。


「ほら、これはあれだよ。俺たちを前にして、気が動転してるってやつだよ」

もう一人のヘリオスは、その辺が違うという事か……。

にしても、そっくりなのは外見だけやない。

その存在なんや。


「「まあ、どっちもヘリオスだから、よろしくね」」

やっぱり、見事に協調しとる。

以前受ける印象と違うから、元のヘリオスがなんかしとるんやろうけど。

こんだけ同じやと、なんか気色悪いわ。


「なんだ、やればできるじゃないか」

ヘリオスはまた抗議しはじめとる。


「いや、堂々巡りだよ、その会話……」

もう一人のヘリオスはいい加減にしてほしいって感じやな。


「ヘリオス? これっていったい……」

ミミルは二人のヘリオスを交互に見とる。

今までずっと見てて、やっぱり区別つかんかったんやろな。


いや、違うか。

ついとるけど、確証が持てんといった感じか。

ヘリオスは、ミミルの使い魔としてのつながりも、もう一人に作ったわけやな……。


「ノルン、君は違いがわかるかい?」

やっぱりウチに聞くんか。

まあ、そらそうか。

でもちょうどええ、ウチらが混乱した最大の原因。

そこのところ、はっきりさせとこか。


「いや、あんたが本体とわかったけど、さっき口調をそろえた時は区別つかんかったわ。というより、精霊王の存在も流したん?」

そう。

今まで隠しとっても、精霊王の存在はでとった。

まあ、微弱やから、普通の人間には全く分からんと思うけど、精霊にとっては隠しとることにならへん。


でも、あの部屋にこもった後からはなくなっとる。

ヘリオスがヘリオスを連れて出るのは分かっとったから、そこは驚かへん。

でも、精霊王の存在が感じられへんのや。

まさかと思うけど、精霊王の存在を、なんかに分離させたとか……?


「まさか。そんなことはしないよ。ただ、僕の方を完全に隠ぺいする手段をとってるからだよ」

納得した感じのヘリオスは、少しその力を解放してきた。

その瞬間、ウチらの間に安心感というか、そう言った感覚が沸き起こっとった。

そうか、ウチら不安やったんや。


これでウチらにはその違いがよくわかるわ。


「まあ、ミミル的にはわかるけどね。たぶん普通の人間にはわかんないかなー」

精霊じゃないミミルも、その違いがわかったみたいやな。

しかし、それは精霊使いならわかる程度ということや。


「なら大丈夫だね。今回はこのやり方を試してみよう。本当に母さんに感謝だね」

満足そうに、ヘリオスが説明をしてくれた。

精霊女王だけでなく、メルクーアの魔法をアレンジしとるんか……。


メルクーアのゴーレムみたいなのを土台にして、自分の誕生石である紅玉を埋め込んでいること。

そして、自らの魂の一部を封印した魔石とともにある呪文を込めた魔道具を二つ封入していること。

ヘリオスがウチらの前で説明してるのに、当の本人である、もう一人のヘリオスはどこかボーっとしとる。


「なあ、ミミル。もう一方のヘリオスに使い魔として呼びかけてみてや」

ウチの疑問がこれで晴れる。

その意図がわかったんやろう、ミミルが思念で呼びかけてくれた。

その呼びかけに応えたヘリオスは意識をこっちに向けていた。


やっぱりそうや。

しかし、なんてもん作りよるんや……。

でも、もう一人のヘリオスとどう違っていくのか……。

これ、むっちゃ興味あるわ。


「じゃあ、これからの予定について、説明を始めるね」

にこやかに宣言するヘリオス。


あれ?

ちょっとウチも説明聞きそびれたけど……。

でも、大体わかったから、まあええか。


なんか、おもろなってきたわ。



***



学長室の扉をノックして許可を待つ。


これはこの学士院アカデミーにあって、重要なルール。

あらかじめ知らせてあるとはいえ、許可が下りないと入れない。

そのことはしっかりとアポロンも認識しておいてもらいたい。


「ヘリオスです。デルバー先生、ご相談があるのですが、入ってもよろしいでしょうか」

しかし、このドアをノックするのも、最近では珍しくなったと思う。

いつも指輪で入るから、自分の部屋を経由して入るのが癖になっている。


それにしても、俯瞰的に自分の行動を見るのは久しぶりだな。

懐かしさと共に、沸き起こる感情。

それには少しさびしさも混じっている。


でも、今はそんな感傷に浸っている場合じゃない。

これは、検証なんだ。


ここまでは順調にすすんでいる。

誰も俺じゃないとわかっていない。

家のゴーレムも、俺として認識してたし、カルラは不思議そうにしてたけど、決定的に違うと確証も持ってなさそうだった。


これなら、デルバー先生でも見破れないだろう。

あの部屋に入った時から指輪の効果は遮断している。

この姿が二人あることを、今のところ知らないはずだ。


ただ、言い換えれば、何かが起きていることは知られている。

だから、何が起きているのか、デルバー先生も待ち構えているに違いない。


「よいよい」

中から入室の許可をもらい、アポロンは学長室に入っていく。


「おぬしの依頼通り、全員集めておいた。いったい何が目的なんじゃ?」

デルバー先生の顔は、やはり興味津々といった感じだ。


カルツ、メレナ、カールと座っている。

その前には、シエルとルナ。

予想通りの座り方だ。


ゆっくりと、その姿を見せるように、アポロンは歩いていく。

そして全員から見える位置で立ち止まると、さっそく用件を告げていた。


「お察しの通りです。ジュアン王国への潜入に関して許可をいただきたく思います」

頭を下げるヘリオス。

ちゃんと予定通りの演技してくれている。


「おぬしも懲りないの。理由はおぬしがよくわかっておるじゃろうが、いかんもんはいかん」

反対するデルバー先生。

カルツたちも、やはり同意している。

しかし、アポロンを見つめるその瞳は、何かを感じているのだろう。


やはり、デルバー先生の目を完全にごまかすことは不可能だったという事か……。

それでも、確証は得られない。

そんなところかな?


「ヘリオス。学長の言うとおりだ。ここは我慢してくれ」

そう言うカルツの隣でメレナも首を縦に振っていた。

この二人からは、そういったものは感じられないな。


そして、ルナとシエルはじっとヘリオスを見つめている。

あんな表情……。

見たことないな……。


まあ、第一段階は、まず成功とみていいだろう。

これで、かなり親しい人も見破れないということだ。

次の行動で、どう反応するか……。


「ですから、この俺が行くんですよ。さっきから言ってるでしょうが」

言葉を荒げてみせる。

全員が驚いた表情を見せる中、シエルとルナは平然としていた。


「あなたはいったい何者です。なぜその姿、その声で私の前に現れたのです。しかし、私の目はごまかせません。あなたには、何も感じません。言うのです。でないとどうなるかわかりませんよ」

それまで黙っていたルナは、立ち上がりアポロンを問いただしていた。

正直に言わないと何かが起こる。

そんな雰囲気を醸し出している。


「早く答える」

隣に座るシエルの声と共に、部屋の温度が一気に低下していた。

その目は凍てつく強さを持っていた。


「おおこわ。オヤジ、やっぱりこの二人は無理だったわ。あんたたちの予想通りだね。でも他は信じてたぜ」

そう言ってアポロンは両手を上げて、降参した意志を示していた。


「なんじゃ、おぬし。まさか……」

驚くデルバー先生は、全てを理解したようだった。

さすがというべきなのだろう。


しかし、予想通りの展開で推移した。

シエルとルナの行動に関しては、精霊たちの予想通りだが……。

これで、たぶん大丈夫だ。

恐らく、俺を知らない人が見たら、俺だと思うだろう。


俺は指輪の力を解放し、学長室に転移した。



「そうです。先生。でも先生すらだませたので、これでいいでしょ?」

ルナとシエルの後ろに転移したので、そのままアポロンの方まで歩いていく。


「「ヘリオス様!」」

シエルも立ち上がり、ルナと共に俺を見つめる。


デルバー先生はもとより、カルツもメレナもカールも驚愕のまなざしを向けている。

カルツたちは、転移した直後から姿が見えているので、俺とアポロンを見比べている。


あっ、なんか面白いな……。

ちょっといたずら心が刺激された。


俺たちは二人で並んで、しばらく全員にその姿を見せつけていた。



「というわけで、僕に変わって彼がジュアン王国に行こうと思います」

いい加減紹介しないと、デルバー先生の眼が怖い。


「紹介が遅れて申し訳ない。俺がオヤジからうけたのは、ジュアン王国の内偵とユノの状況確認、場合によってはその救出だ。ややこしければ、俺のことはアポロンと呼んでくれ」

アポロンは一応やることをわかっているようだけど、すでに自我が芽生えている。


名前を与えたことに関して、ノルンは危惧していた……。

でも、名前を付けたのは、もう一つの目的の為には必要なこと。

危険性もあるけど、アポロンとただの道具として使うつもりは全くない。


アポロンを生み出したのは、何もユノの件だけの事じゃない。

英雄マルスの手記とメルクーアの手紙によって、俺は色々わからなかったことがわかってきた。

アポロンが動くことで、ヘリオスとして認識されつつ、俺の行動で精霊王としての役割をこなす。

アポロンが俺を助けてくれる。


そうして、もう一つ。

これはアポロンの為。

矛盾するかもしれない……。

そして、ノルンが危惧する最大の理由はここにある。

でも、生み出した以上、その幸せも望んでしまう。


確実に成功するかわからない。

でも、成功すると信じている。

だから、つらいかもしれないけど、アポロンにはちょっと頑張ってもらわないといけない。



「彼には、ヘリオスとして行動してもらいますが、その間僕はここでおとなしくしてますよ。精霊たちは僕にミヤとシルフィード、ミミルがついて、アポロンにはベリンダとノルン、フレイがついていきます」

すでにノルンがじゃんけんでグループ分けをしてくれていた。

さすがノルンだと言うと、やたら照れてたっけ。


「それはそうと、アポロンや、おぬしはどの程度なのじゃ?」

デルバー先生はアポロンの実力を評価していたが、確定しておきたかったのだろう。


「オヤジの十分の一くらいだと思う。ちょうど同化した以前のヘリオスの半分という感じかな」

アポロンはそう表現していた。

魂の割合で言えば、そのくらいかな?

でも、それだけで決まるものじゃないから、一概にそうは言えない。

たぶんアポロンは強くなる。

それに、実力的にはかつてのヘリオス以上だろう。


「なに? ではヘリオスよ。おぬし、メルクーアの魔法をアレンジしたのか?」

デルバー先生はさすがに本質を見抜いてきた。


「そうですね。ただ、固定が不十分なので、彼がこの体に定着できるのはせいぜい一年くらいでしょうか。定着が外れると元の僕に戻ってしまうでしょうけどね」

さらりと説明しておく。

今は詳しく話しても仕方がない。


「おぬし、それは禁呪の一つなんじゃぞ。その反動は計り知れん」

デルバー先生は震える声でそう告げていた。

全員が俺の顔を見つめていた。


「そうですね。ただ、すべての魂をかけた母さんの呪法でだいたい五年のようでした。僕はその問題点である肉体の消滅を伴わない方法ですし、魂の割譲も一部ですから、まあ五十年は大丈夫だと思ってます。ただ、これはわかりませんけどね。でも、アポロンも自分の意志をもってますし、僕としては二倍動けていいですね」

精霊女王の秘法と一緒に発動したから、そうはならない。

事情を知っている人はともかく、カルツたちには言えないことだ。



「なに? ということは、アポロンの見たこともおぬしに帰ってくるのか?」

さすがにデルバー先生は俺がやったことを見抜いていた。

その視線は、頭の上にいるミミルに注がれている。


「そうですね、ただ、アポロンが秘密にしたいことは遮断できるようにしてあります。彼にも一人の人間として過ごしてもらいたいですから。でも、それ以外は僕の方に帰ってきます。ただ、さすがに、並行して思考するのは難しいですので、アポロンの魔法は、同時発動の場合は三つまでにしてますけどね」

本来、魔法はアポロンが使うので同時発動はそれ以上でも問題ない。

ただし、アポロンが今の状態で使えるのは三つまでだろう。

それ以上は経験が足りない。


しかし、同時にこの俺が魔法を使った場合、そのくらいならアポロンの情報と併せて処理できるという数字でもある。

それ以上は、きついからやめてほしいという願望でもあるけど……。


「それでも常人の力をはるかに超えておるわ」

呆れ果てたようにつぶやくデルバー先生。

しかし、その目は頼もしい息子を見るようだった。


「まあ、戦力としてはそこまでなんです。さすがに体で覚えることは難しくて、体術の方はまるで駄目でした」

意味ありげにメレナの方を見る。

今回は急いでいるから無理だけど、ユノのことがすめばお願いしたい。


「ふふん。ボクの出番というわけだね」

メレナはとてもうれしそうにアポロンを見ていた。

正確に俺の意図は伝わったと考えていいかな。


「オヤジ……」

アポロンは絶句して俺を見つめている。


でも、アポロン。

今後たぶん必要になるんだ。

君が俺から引き出すことができるのは、記憶や知識だけなんだ。

魔法はそれで使えるけど、体を使う技術は、体に覚えこまさないといけない。


でも、それは今の話じゃない。


「ともかく出発の許可をいただければ、すぐにでも行きますので、メレナ先輩のご厚意は帰ってからということになりますが、よろしくお願いします」

少し残念そうなメレナは、すぐ表情を変えてきた。

あの目は、何かを狙っている時の眼だ。

しかも、タイミングを狙っている。


メレナとの組手を思い出しつつ、アポロンの場合はどうなるかも見てみたかった。

師範によると、俺は攻撃できない変な体術を極めたようだ。

正確には、ふつうの攻撃できるけど、一流の戦いはできないという話だ。

それがなぜかわからないが……。

どちらかというと合気道に近い形だな。


でも、アポロンはそうなるのか、違うのか。

とても興味のあることだった。


「じゃあ、それまではヘリオスで我慢するよ。なにせ、暇だろ?」

メレナは立ち上がり、俺のそばに近づき、肩をもってそう告げてきた。


「え?」

しまった。

藪蛇だったか……。


「じゃあ、オヤジ。俺、頑張ってくるからさ、オヤジもせいぜい高みを目指してくれ」

カールスマイルを決めるアポロン。

もうすでに、俺の記憶を引き出すことに成功している。


「君まで……。やめてくれ、それは僕のものなんだ」

今まで一言も発せずに事の成り行きを見守っていたカールだったか、それには異議を唱えていた。

というか、本当にそれ好きなんだな……。


「僕もその意見には賛成だ」

カールとは意味が違うが、俺がそれをしているように思われても困る。

微妙な雰囲気を作り出してしまったが、これで反対する人はいないということは明らかだ。

やはり、俺でなければいいんだ。


しかし、ジュアン王国の件もそうだけど、これで動きやすくなった。

イエール共和国とイングラム帝国。

問題は、この二つの国にいる者たち。


その人たちの目をアポロンに向けておかなければならない。

特に、イエール共和国の方は違う戦い方が必要になると思う。


「アポロン、よろしく頼む」

アポロンのジュアン王国行きには反対する人はいない。

だから、全員の前でお願いしておく。


「任せてくれ。俺に任せれば、大丈夫だ」

高笑いするアポロンは、すでに俺とは異なる存在になっているのかもしれない。



「不肖の息子」

シエルが小さくつぶやいている。


「言いすぎです。でも……。あの性格、何事もなければよいのですが……」

ルナはシエルの意見に同意しているようだった。


たしかに、ちょっと調子に乗る傾向にあるのかもしれない。

なんでそうなったのかはわからない。

本来の俺って、そういう感じなのだろうか?


「名を認めるんは、そういうことやで。まあウチがついとるから、安心しとき……」

ノルンが耳元でそうささやいてきた。

最終的には異なる存在になることを願うのだけど、ちょっと早すぎかな?

こうなると、俺が隠れていることにならないかもしれない。

そのあたりのコントロールを、ノルンにお願いしよう。


「よろしくね、ノルン。僕も気を付けておく……」

羽目を外しすぎないように……。

アポロンが、俺に対して情報を隠すようなことになれば、注意が必要だろう。

今はアポロンを信じよう。


ヘリオスの分身体はアポロンと名乗り、その存在をヘリオスとは異質なものにしていきました。しかし、その活動は限定的ではあるものの、その能力は常人をはるかに超えたものでした。

次回からしばらくはアポロンが表に出る予定です。

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