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夢の世界の中で僕は  作者: あきのななぐさ
夢の世界へ
22/161

アカデミー入学

ヘリオス君はとうとう王都にきました。この2年でずいぶん成長したヘリオス君です。

「すごいなー……」

ベルンを経由して、王都フリューリンクについたヘリオスの第一声はそれだった。


正確には王都フリューリンクを囲む湖の前にいる。

もっという事はあるだろうに。

そう思う俺自身もまた、たぶんそれしか出ないと思っていた。


街は湖の中にあり、そこから4本の橋がそれぞれ東西南北にかかっていた。

小高くなっているのは街の中央だろう、そこには王城がそびえ立っていた。

その中央には1つの巨大な尖塔が、その雄姿を見せつけていた。


街の周囲には巨大な白い城壁が張り巡らされており、その真下はすぐ湖だった。

空の青さをその身に宿した湖に、優雅に浮かんでいるように見える王都。


それはまさに天空に浮かぶ都市だった。


天空都市。

まさにその名にふさわしい。


ベルンが機能性を主に作られているのに対して、王都は芸術と文化をはぐくんでいるように感じていた。



「私はここで4年修行するんだ……」

その風景に圧倒されているのだろう、ヘリオスの声はかすれていた。


しかし、これから過ごす街に、胸の高鳴りをおぼえているかのようだった。

その顔は、新しいおもちゃを見つめる子供のようだった。


「王城がこちらとすると、あっちの島が学士院アカデミーかな……」


ヘリオスは王都のすぐ横にある島で、ひときわ目につく建物を見つけていた。


王都の城壁と同じ白塗りの城壁。

その四隅に巨大な城壁塔を備えていた。


その姿は、どの方向から見ても同じつくりに見えるようになっているという。

4つの城壁塔はそれぞれ魔術塔、練武塔、教員塔、学生塔となっているらしかった。


そして城壁の中で見えないが、その中央にあるのが国立魔導図書館だった。



羨ましい。

正直そう思っていた。

特に、国立魔導図書館。


しかし、これはヘリオスの初めての旅だ。

その始まりを、俺が邪魔するわけにはいかなかった。

もちろん望んで行けるものでもない。


そして、これはヘリオスの新しい生活の始まりなのだ。


それでも、この美しい王都を――天空都市の名にふさわしい――この王都を、いつか俺も歩いてみたい。


いつかきっと……。


***



「よし、いこう。」

いつまでも眺めていても始まらない。

ここは実家の屋敷ではなく、これから一人で生活する場所だ。


だれも私を知らない世界。

その期待感を無理やり押し込めて、街へと続く橋を歩いていく。


橋はそれ自体も大きく、長かった。

やっとのことで城壁までたどり着いていた。

都市にはいるのには門を通らねばならず、その門には門兵がいた。

多くの人がそこで待っている。

私もそれにならって、そのまま待ち続けた。

門の内側の世界。

王都の世界。

その建物は整ったつくりになっている。


「次。王都に来た理由と証明書は?」

いきなり、門兵に呼ばれていた。

知らぬ間に、私の順番になったようだった。


「私はヘリオス=フォン=モーントです。王立学士院アカデミーに入学しに来ました。これが証明書です」

門兵に証明書を見せる。


本物かどうかを疑っているかのように、何度も証明書と私の顔を見ていた。

そして、何かの魔道具を持ち出し、証明書に当てていた。


その結果、門兵は驚いた表情で私を見つめ、あわてて頭を下げていた。


「これは失礼をいたしました。モーント辺境伯様のご子息とは存じ上げず、失礼なふるまいをいたしました。どうか、そうかご容赦のほどを……」

見れば若干門兵は震えていた。

私はあわてて門兵をなだめる。



「いえ、私は一人で来たので仕方がないと思います。お役目ご苦労様です」

父のような位の高い人間の息子が、まさか歩いて一人で来るとはふつう思わない。


こちらにも事情があるが、そういうことを考えていたら門兵は務まらないだろう。

だから、なかったことにしよう。

それが一番、お互いにとって都合がいいはず。


「それで、入ってもよろしいですか?」

周囲の目もあり、すぐにでも早く入りたかった。


「はい、ではご案内いたします。」

門兵は私を案内することを、申し出ていた。

もう一人に何かを告げている。

私はまだ返事すらしていなかった。



「ありがとうございます。」

仕方がないので、にっこりとほほ笑む。

子供っぽいとヴィーヌス姉さまに言われるが、私はこの笑顔しか作れない。

その場をやり過ごすための笑顔。

私が身につけた、得意な顔だ。




門兵は王都を効率よく進んでいるようだった。

そして、学士院アカデミーのある島の前まで案内してくれていた。

そこでまた学士院アカデミーの門兵に私の来訪を告げ、自らは元の場所に戻って行く。


「ありがとうございます」

その門兵にもう一度感謝の言葉を贈る。


あっけにとられた顔の門兵をよそに、私は学士院アカデミーに続く橋をわたっていった。


「近くで見ると、すごいな……」

橋をわたり、島につくとそこは立派な屋敷が立ち並んでいた。

その屋敷を横に見ながら、道を進む。

だんだんと近づくにつれ、学士院アカデミーのその姿に圧倒されていた。


生徒らしい姿をした人たちが出入りしていたところにつくと、また門兵がいた。


「厳重だな……」

もう一度、目的を告げていた。

これまで証明書を見せているにもかかわらず、この場所でも提示させられた。

そして、同じことが繰り返されている。


しかし、今回は様子が異なっていた。

門兵は近くの小屋の中で相談しているようで、時間がかかっていた。


待っているしかないので、その場で周囲を見回すことにした。


城壁塔や城壁の下には彫像が多数置いてある。

何やらその場には不似合いな家もあったが、そこにも彫像が配置されていた。



「あれは……。ゴーレムか……。屋根の上はガーゴイル……それとあれはグリフォンか」

その姿を声に出していた。

あらためて、ここのすごさを感じる。


そのとき、近くの厩舎らしい建物の中に入る魔獣と目があった。


その知性あふれる目は私に何かを告げているように見えたが、残念ながらわからなかった。



「ごめんね、私にはわからないや……」

あらためてグリフォンに頭を下げる。


そんな私を学士院アカデミー内からやってきた男はけげんな表情を浮かべていた。


「あなたが、ヘリオス=フォン=モーント様ですね」

男が名乗らずにそう聞いてきた。

さすがにそれは無礼なことだが、それ以上は気にしなかった。


そういう扱いにはなれていた。


「はい」

そう短く返事する。

本来ならば、名乗るべきだが、さすがにそこまでする必要はないはずだ。

これでも辺境伯家の人間だ。

私が良くても、家の名誉もある。


もっとも、私をその一員とみなしてくれているかは別だが……。



男は少し肩透かしを食らった感じがして、一瞬戸惑っている感じだった。

しかし、すぐに気を取り直して挨拶をしてきた。


「はじめまして、わたしはここの教師でガッテンといいます。専攻は用兵学です」

ガッテンと名乗った男はこのアカデミーで用兵、つまり集団戦を教える先生のようだった。

貴族ではない。

その名がそれを示していた。

それとも家名をわざと名乗らなかったのか?

それにどんな意味があるのかはわからないが、この場はしっかりと対応すべきだと思えた。


「はじめまして、私はヘリオス=フォン=モーントです。田舎者ですので、先生のことを存じ上げず失礼をいたしました」

相手が先生である以上、礼を欠いてはいけない。

私は生徒として、教えてもらう側だ。


ガッテン先生は、完全に目論見が外れた形となったような顔をしていた。

咳払いをして、要件を告げていた。


「学長がお呼びです。学長室まで案内します」

それから一言も話さないガッテン先生だった。


軽く返事をして、そのあとを黙ってついていくことにした。


門をくぐり、中庭に入ったところで、私は思わず立ち尽くしていた。


「これが国立魔導図書館……」

その姿は建物の周囲を前面に8本、側面に17本、合計46本の巨大な大理石の外柱で支えられる神殿様式。


その重厚感は見るものを圧倒していた……。


***


俺もそれに同感だ。

パルテノン神殿がその場でよみがえったかのように思える。

しかも、それだけではない。

魔法の輝きに満ちている。


その大きさはそれほど大きいものではない。

しかし、その中にいくつもの扉が安置されており、そこから別の空間に行くことは明らかだった。


まさにそこだけが別世界。

俺は食い入るようにそれを見ていた。


そんな俺の意志を汲んでいるのかわからないが、ヘリオスもまた、その場から動けずにいたようだ。



***


「さあ、こちらです……」

ガッテン先生は先を急ぐといわんばかりだった。


「すみません……」

図書館はあとでも見ることはできるんだ。

先に用事を済まさなくてはいけない。

なんだかまだまだみたい気がしていたが、私は教員塔へ向かうことにした。


学長室は教員塔の最上階にあった。

地上10階にあるその部屋の前にして、息も絶え絶えになっていた。


「つかれたのかね?」

ガッテン先生は涼しい顔で聞いてきた。


ガッテン先生は教員専用の魔導エレベーターで上がってきた。

私は階段で上ってきた。

この差が今の状況を作っていた。


「ここでは、どんな貴族の子弟でも、ルールには従ってもらっています」

そうガッテン先生は話していた。


ああ、なるほど。


全てが納得いった瞬間だった。


この先生は私がモーント辺境伯の息子だということを鼻にかけるかどうかを見極めている。

手の込んだ確認方法だ。


挑発めいたことをするのはそのせいだろう。


そう考えると、この先生が面白く思えてきた。


「先生、さすがに疲れました。これからは、体をもう少し鍛えるようにします」

得意の笑顔でそう答えた。


「……ふむ。君は、なかなか見どころがありますね」

ガッテン先生は、賞賛の笑みを浮かべていた。


そして、ドアをノックして学長の許可を得る。


「失礼します」

部屋の中から了承の言葉を待ってから、ガッテン先生は学長室に入っていった。

私は遅れないようにガッテン先生について入った。




そこは、まばゆいばかりの魔法の力に満ち溢れた場所だった。

部屋の中にあるどの魔道具も強い力を感じさせてくれる。

たくさんの本と、たくさんの工芸品。

部屋の中央には立派な応接セットが置かれ、その先には、重厚な机が窓を背にしておかれていた。


窓には豪華なカーテンがつられており、過剰な光が入らないように調節されている。

室内の空気は循環するようになっているようで、優しい風が吹いていた。

ほのかに香る優しい臭い。

色とりどりの花が咲き誇っている。


圧倒的な魔法の中に、自然の息吹が感じられた。


そしてその人物は、その机の横にいた。

白く長いひげを蓄え、長い時を刻んだその顔は、優しく微笑んでいた。


その時、一瞬外から光が差し込む。

私はなぜか違和感を覚えた。


何かおかしい。


私はその感覚を手放さなかった。


その老人を、注意深く、そして失礼の無いように観察する。

その時、老人の足元で光が透過していることに気が付いた。


「幻影……」

口にした言葉の意味を探すように、あたりをもう一度見回す。

すると、入ってきた入り口の横に、その老人は立っていた。


「ん。合格じゃ」

老人は満足そうに答えると、幻影を解除して私に近づいてきた。


「最近はなかなかこの手の魔法を見破ることのできない魔術師が多くてな」

意地悪そうに笑いながら、私に握手を求めてきた。


「ほっほっほ。わしがこの学士院アカデミーの学長。デルバー・ノヴェンじゃ」

そう言って、力強く私の手を握る。


「ようこそ、ヘリオス=フォン=モーント。マルスの息子にして、メルクーアのいとし子よ」

学長は両親を知っているようだった。


「よろしくお願いします」

ヘリオスは気圧されてしまい、そう言うだけで精一杯だった。


学長はガッテン先生を下がらせると、私に座るように指示した。

勧められるままに座り、息を吐き出す。

幾分気持ちが落ち着いてきた。

その時、私は自分が挨拶していないことに気付いた。


慌てて立ち上がる。

「ずいぶん遅れて申し訳ございません。私はヘリオス=フォン=モーントです。これからお世話になります。よろしくお願いします」

そう言って深々とお辞儀した。


「よいよい。ほっほっほ。メルクーアもかわいい子を持ったもんよ……わしにとっては孫弟子かの……」

学長は目を細めて私を見ていた。


自然と落ち着いた。

最初はその凄さに圧倒されたが、すべてを包み込むような優しさに触れ、私の心はいつしか風のない水面のようになっていた。


すると、大切な用をすっかり忘れていたことに気付いた。


「すみません、デルバー・ノヴェン学長先生」

私が先を言おうとすると、手で制止させられた。


「デルバー先生でよいの。ヘリオスよ」

そう言いながら、豊かなあごひげを、優雅に触る。


「はい、デルバー先生。父と母から手紙を預かっています」

専用空間セルフスペースを展開し、そこから手紙を取り出した。



「ほう……」

デルバー学長は専用空間セルフスペースを興味深そうにながめている。

そして2通の手紙を受け取っていた。


一つはマルス辺境伯の封蝋がついたもの。

一つは母、メルクーアが魔法で封印したもの。


どちらから読むか少し悩み、父上の手紙から読みだした。

「…………」


険しい顔つきになり、無言で手紙を自身の専用空間セルフスペースにしまう。

そして母上の手紙を何事か唱えて開封した。


「ほっほっほ」

楽しそうにデルバー学長は笑った。


そしてそのまま読み続ける。

終始笑顔で読んだ後、私に向かって楽しそうに告げていた。


「ヘリオス、この学士院アカデミーの授業で、おぬしに教えることは無いわの」

笑顔でそういう学長は、本当に楽しそうだった。


「…………」

目の前が真っ暗になるとはこのことだった。


あまりの落胆ぶりに、あわてた感じで、学長は訂正してきた。

「すまん。すまん。魔法だけじゃよ。他は学んでいけばよい」


「え!?」

それでも、困惑する。

私はどちらかというと魔法を学びに来たのに、それがないとはどういうことだろう。

どうしよう、聞いてよいものか……。

でも、私には魔法しかない……。

それが学べないなんて……。


「あの……デルバー先生。なぜ……」

覚悟を決めて、尋ねてみた。


「わからんのか?まあメルクーアの言う通りじゃの……。ほっほっほ」

そういう学長の顔は楽しそうだった。

そして、私の顔を真剣に見つめて、諭すように語りかけてきた。


「おぬしの魔術師としての実力はすでに一流を超えておるわ。比較がメルクーアだから無理もないが、おぬしと同じ年の魔術師は、上級魔法などつかえん。まして専用空間セルフスペースなどもつのは、それこそ数えるものしか持っとらんわ」

なおも楽しそうだった。


しばしの沈黙。

デルバー学長は相変わらず、私を見つめている。


何と言っていいかわからなかった。

私には魔法しかない。


そう思ってここ2年ほど魔法漬けの毎日だった。

そして、母に認められ、自分に自信が少し持てた。

そしてこの学士院アカデミーに行くことを許可された時の感動は忘れられなかった。


「だからの、学士院アカデミーの授業では、魔法を教えられないんじゃ。意味ないしの……」

楽しそうに笑っている。



ちっとも楽しくなかった。

私は学びたかった。

ここで、十分に。


最悪の気分。

もうどうでもよくなってきた。


「そんな顔するな。ヘリオス。じゃから、学士院アカデミーの授業では教えることは無い。そう言うておろうが」


それこそわからない。

授業で教わることなくして、何を教わるというのだろう


「ほっほっほ。学院では教えることはないが、わしはおぬしに教えることは山ほどあるぞ?」





「ほんとうですか!」

思わず身を乗り出した。


その豹変ぶりに、デルバー学長は目を丸くしていた。


「本当も何もな、事実じゃしの。それにメルクーアからも頼まれたしの。おぬしはわしの弟子メルクーアの子にして、メルクーアの弟子じゃ。いわばわしの孫弟子じゃて。その面倒を見ずしてどうするかの」

デルバー学長はひげを揺らして笑っている。



「ありがとうございます。そしてよろしくお願いします」

天にも昇る気分だった。


デルバー学長はこの国の最高峰の魔術師だ。

そして近隣の国にもその名をとどろかせる大魔導師だ。


その教えを受けられる。

こんな幸福があっていいのだろうか。

どうしよう……。

涙があふれだしてきた。


「ほっほっほ。苦労しとるようじゃの……」

目を細めて、私を見つめる。

その目を見ると、なんだか心地よくなっていた。


「ただし、ヘリオスよ。授業は出るんじゃぞ。そして、そこで教える以上の魔法を使うことは禁じる」

デルバー学長は真剣な目で見つめてきた。

さっきまでの目ではない。

それはことの重要さを表していた。


「これはおぬしのためじゃ。決して実力を見せてはいかんぞ。あと、おぬしにはこの指輪をやる」

そう言って専用空間セルフスペースから一つの指輪を取り出していた。


「これは、この部屋に転移する鍵じゃ。おぬしは転移もできるようじゃが、通常の手段でここに転移すると、湖の中に強制転移するから気をつけるんじゃぞ」

学長はさらりと恐ろしいことを言った。


「ほれ、その指輪におぬしの魔力を通しておけ、それでおぬし以外は使えん」

言われたとおりに指輪に魔力を通して、右の人差し指にはめた。


瞬間指輪がひかり、指のサイズに調整された。

何の装飾もない指輪だが、何やら力を感じる。


けげんな表情をしていたのだろう、デルバー学長が忘れていたという風に話しかけてきた。


「ほっほっほ、それは魔力増強の効果もあるんじゃったわ。いかん、いかん。他にもあるが、それは気にせんでよい」

さらりと重要なことを言い忘れてくれていた。


「それを使ってここに来れば、おぬしの家にある儀式場と同じものを用意してある。むろん、わしがいなくてもつかってよいからの。あれじゃ」

デルバー学長の指さす先に見知った魔道具があった。

それは、儀式場にあるものと同じものだった。


「ほっほっほ、おぬしは魔法以外にも知らねばならぬことは多い。ここではそれを学んで行け。魔法はわしがみっちり鍛えてやるしの」

デルバー学長は楽しそうに笑っていた。


「はい、頑張ります」

私は期待に胸を膨らませていた。


「ん。よいこじゃ」

そう言って笑うデルバー学長の顔は、とても安心させてくれるものだった。



次回はアカデミー主要施設案内となります。

月野ではないヘリオス君がつづきます。

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